伝説の建築家黒川紀章、トルコで講演(Radikal紙)
2006年03月24日付 Radikal 紙

黒川紀章氏は、自然、歴史、伝統的なものを重視し、共生という概念で建築にアプローチする著名な日本の建築家だ。都市と建築を、成長あるいは変化する有機体として捉える『メタボリズム運動』の創始者の一人である黒川氏が、講演のためトルコを訪問する。ヌルス[トルコのデザインオフィス家具工房]とタサルム出版グループ[建築関係の書籍、雑誌を出版]が協同で開く『スケール1/X・ミーティング[「スケール1/X」はヌルスの家具ブランドの1つ]』にとって初めての招待客である黒川氏は、3月29日午後6時に軍事博物館でトルコの建築家、デザイナーたちと対面する。

1934年生まれの黒川紀章氏は、都市管理の顧問を務めている。氏の最も重要なプロジェクトには、広島市現代美術館、大阪府立国際会議場、クアラ・ルンプール新国際空港などがある。最近の作品では、日本看護協会ビル、2007年に完成予定の東京・国立新美術館、中国・鄭州鄭東地区全体発展計画がある。

『arkitera.com』がインターネット上のスポンサーとしてついている『スケール1/X・ミーティング』は、工業デザイン、建築、都市計画で世界的に有名な人物をイスタンブルに招待し、アトリエ活動の整備を図ることがその目的だ。

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( 翻訳者:高田 )
( 記事ID:2110 )