ムバーラク大統領、スーダン国防相と会談。アラブ連盟事務局長再任に向けた動きも活発化(アル・アハラーム紙)
2006年03月20日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、ダルフール問題およびスーダンにおける和平合意の履行について協議
■ 大統領、スーダンのバシール大統領の手紙を国防相から受け取る
■ アブルゲイト外相:「アラブ諸国はアムル・ムーサーの再任を歓迎」

2006年03月20日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 今月28・29両日にスーダンの首都ハルトゥームでアラブサミットが開催される準備の枠組の中で、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日スーダン国防相を務めるアブドゥッラヒーム・ムハンマド・フセイン上級大将を迎え入れ、オマル・アル=バシール大統領からの手紙を受け取った。

 エジプト大統領府報道官のスライマーン・アウワード大使が明らかにしたところによれば、スーダン大統領からムバーラク大統領に宛てた手紙では、スーダンの最新情勢、ダルフールの状況および和平合意の履行といった内容が取り上げられていた。この会見には国防・軍事産業相であるフセイン・タンターウィ元帥も出席した。

 他方、アブルゲイト外相は、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の2期目の再任をアラブ諸国は歓迎したと述べた。

 ムバーラク大統領は、同胞であるアラブ諸国の王、大統領、首長らにこの要請を確認すべく、手紙を送っていた。

 アブルゲイト外相によると、エジプトはこの指名を公式に進めており、今月28・29両日にハルトゥームで開催されるアラブサミットでの承認を目指して、この問題を会議の作業日程に加えるよう、すべての加盟国と協議中だという。

(後略)


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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:2115 )