ヨーロッパで最も運賃の安い航空会社として知られているイージージェットは、5月にイスタンブルへの路線を開設する。イージージェットのアンドリュー・ハリソンCEOは、「イスタンブル便の就航は、2004年5月に始めた中央及び東ヨーロッパへの拡大策のもっとも重要な一手となるかもしれない」と述べた。

インターネットサイト「www.turizmdebusabah.com」で発表された料金表によれば、イージージェットは、イギリスの首都ロンドンのルートン空港からイスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港に、6月29日から毎日1回往復便を運航する。この便の片道切符の料金は30.99ポンド（71トルコリラ）から始まる。さらに、スイスのバーセルからもサビハ・ギョクチェン空港に週4日、往復便を設定する。5月24日から就航するこの路線の片道切符の料金は、37.99ユーロ（59.30トルコリラ）から始まる。チケットは3月3日から販売される。
イージージェットは、トルコのほか、EU以外の2つの国に新たな路線を開設する。

■次はモロッコとクロアチア
イージージェットは2006年夏から、マラケシュ（モロッコ）とリエカ（クロアチア）にも定期便を運航する。新路線を記者会見で発表した同社は、ヨーロッパの人口の3分の1がイージージェットの路線がある空港まで1時間の距離に居住していると説明した。また、同社がこの10年間で18カ国に低価格の航空路線を開設したことや、今年は3500万人の乗客を獲得することを目標にしていることを明らかにした。

Tweet

現地の新聞はこちらから
原文をMHTファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:佐藤 淳也 ）
（ 記事ID:1995 )