パレスチナ情勢についてプーチン・ムバーラク電話会談(アル・アハラーム紙)
2006年03月04日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、ロシアのプーチン大統領とパレスチナ情勢の展開について電話会談
■ ラブロフ露外相:「政治政党に転換する以外、ハマースに未来はない」

2006年03月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ワシントン-ホダー・タウフィーク、モスクワ-諸通信社】

 ホスニー・ムバーラク大統領は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領との電話会談で、中東和平プロセス再開のための努力について協議した。

 ロシア大統領からの電話連絡は、ロシア側の招待を受けたハーリド・マシュアル率いるハマースの代表団が首都モスクワへの公式訪問を開始したのと時を同じくして行われた。
 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ハマース代表団の歓迎に際し、パレスチナの前政権が合意した全ての協定の遵守を訴えた。ラブロフ外相は、「政治政党に転換する以外、ハマースに未来はない」と語った。

 これに対しマシュアル氏は、昨日モスクワへ到着した際、ハマースは和平交渉の継続を支持していると強調し、イスラエルこそが国際社会が提唱しているロードマップを凍結させ、分離壁建設に邁進していると指摘した。
(後略)


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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:2007 )