ディーゼル車への関心、増加へ(Hurriyet紙)
2006年04月17日付 Hurriyet 紙

 ■自動車市場において、消費者のディーゼル車に対する関心が日々高まっている。オトコチ自動車のチメン社長は、市場におけるBセグメント車の販売の70~75パーセントがディーゼル車であると公表した。

 オトコチ自動車販売・製造(株)のジェンク・チメン社長は、アナトリア・ニュースエージェンシーの記者に対して行ったインタビューで、顧客に対しては個人販売、団体販売、中古車販売、サービス、スペアパーツ販売、卸売のスペアパーツ販売、自動車保険、自動車融資、カーアクセサリーの販売といったサービスを提供していると語った。

 トルコの5大地域において、販売及びアフターケアを目的に13ヶ所の営業所を展開していると話すチメン氏は、常に「完全な顧客満足」主義を最重要と認識していること、提供している製品やサービスによって、部門毎に差異を設けていることを述べた。

 チメン氏は、自動車市場において、消費者のディーゼル・モーター車に対する関心が日々高まっていると述べ、寄せられる多数の要望に応え、市場に出す自動車の大部分をディーゼル車へと転換したと公表した。市場のBセグメント車の販売の70~75パーセントはディーゼル車となっていると話したチメン氏は、上級のセグメントにおいても、強調すべき点としてディーゼルへの強い志向があると指摘した。

 ■「我々が販売する85パーセントはディーゼル車」

 チメン氏は、会社としての販売目標もこの方向で行くと強調しながら次のように述べた。「年末までの販売目標35000台の半分は商業ベースであり、これらすべてディーゼル車である。また、乗用車の60~70パーセントはディーゼル車で、つまり目標の合計販売台数の約85パーセントをディーゼル車として実現させている。」

 トルコの消費者は、車を購入する際に「国産車か、外車か」とは考えないと指摘したチメン氏は、「彼らはどの車が自分にふさわしいか、支払う金額に見合った値段、特徴の車を見つけて購入している。我々の相手はきわめて高い意識を持つ消費者なのだ。」と語った。



Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:及川 治香 )
( 記事ID:2223 )