「ベッリーニと東方世界」展覧会、ロンドンで大好評:スルタン・メフメト2世の肖像画も(Hurriyet紙)
2006年04月19日付 Hurriyet 紙
イタリアの画家ジェンティーレ・ベッリーニが、スルタン・メフメト2世の治世にオスマン宮廷で過ごした18カ月の間に描いた貴重な絵画ばかりが出展された展覧会が、イギリスのメディアの絶賛を受けた。ロンドンの有名なナショナル・ギャラリーで6月25日までの間、芸術愛好家の人気を博している「ベッリーニと東方世界」をテーマにした展覧会では、メフメト2世の姿が描かれた興味深い絵画の数々が展示されている。
昨日、展覧会に紙面の1ページを割いたデイリー・テレグラフ紙は、展覧会を“魅惑的”と評した。同紙の美術評論家は、ベッリーニの絵画について「他の画家によって描き出されたメフメト2世の軍人的性格のほかに、素晴らしい貴族的優雅さが強調されている」と述べた。インディペンデント紙もベッリーニの展覧会のために、「文明間の驚くべき協働が見事」との解説を載せた。
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( 翻訳者:三澤 志乃富 )
( 記事ID:2232 )