アラブサミットが今日ハルトゥームで開幕(アル・アハラーム紙)
2006年03月28日付 Al-Ahram 紙

■ 12人の首脳が参加するアラブサミットが今日ハルトゥームで開会
■ ムバーラク大統領のサミットへの声明は、緊急の諸問題および地域の発展実現に関するエジプトのビジョンを含む

2006年03月28日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ハルツーム-アミーン・ムハンマド・アミーン、マスウード・アル=ヘンナーウィ】

およそ12人のアラブの指導者や大統領、国王が、今朝ハルトゥームで開幕した第18回通常アラブサミットに参加したことが確認された。

サミットでは、アラブの政治、経済、社会の様々な問題を含む22の議題について議論され、スーダンのオマル・アル=バシール大統領がサミット議長の役職をアルジェリアのアブドゥルアズィーズ・ブーテフリーカ大統領から譲り受けた。

開会式では6人の来賓からの各5分間にわたる挨拶に加えて、バシール、ブーテフリカ両大統領や、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長それぞれが演説を行った。

サミットの情報筋が本紙に語ったところによると、国王や大統領が参加する非公開会合では、イラク問題、アラブ-イスラエル紛争、スーダン問題およびダルフール問題、中東からの大量破壊兵器の一掃問題という5つの主要テーマにくわえ、シリア・レバノン情勢に焦点が当てられるという。情報筋によれば、開会式に引き続いて開催される非公開協議にレバノンのフアード・アル=セニョーラ首相が出席する。この非公開協議への出席は、代表団長および外務大臣に限られる。

(後略)



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( 翻訳者:岡本亜有子 )
( 記事ID:2258 )