アンカラの長者番付発表、1位はコチ財閥のラフミ・コチ(Hurriyet紙)
2006年04月02日付 Hurriyet 紙

アンカラ税務署管内の長者番付が昨日発表され、実業家でコチ・ホールディング名誉会長のラフミ・コチ氏が推定9,156,000リラ(約8億1,300万円)で1位だった。
 
アンカラ税務署のジェマル・ボヤル署長は、3月に出された所得税の申告書の結果生じた税収と、アンカラの高額納税者名を記者会見で発表した。ボヤルは、2005年の納税額上位5県の税収の増加率を見た場合、アンカラの増加率が一番大きかったと述べた。トルコ全体では18.71%の税収増加率が、アンカラでは30.05%に達したと話すボヤルは、アンカラに次いでイズミル、コジャエリ、ブルサ、イスタンブルの順であったことを明らかにした。

■増える申告書数
ボヤル署長は、過去3年続けてきた簿外の経済活動に対する対策と平行して、税務署に出された所得税の納税申告書数が継続して増加を示しているとし、2004年は161,186件、2005年には167,701件であった申告書の提出件数が、今年は183,176件に伸びたことを明らかにした。ボヤルは、本年度は70,606枚の申告書がオンラインで提出されたが、これは申告書全体の39%にあたる、と強調した。

■未納者への取り組み
ボヤル署長は、「6人に1人の割合で新規の納税者を獲得した。我が署は未納者の納税に向け真剣に取り組んでいる」と述べ、申告された税金と実際の税収に関して「2006年3月に出された申告書により申告された総額1,319,175,300リラのうち、実際に支払われた所得税は385,951,900リラであった」と明らかにした。

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( 翻訳者:井上 さやか )
( 記事ID:2149 )