シナイ半島開発が推進される中、ベドウィンの定住化を議会委員会が要求(アル・アハラーム紙)
2006年05月10日付 Al-Ahram 紙

■議会委員会、シナイ半島のベドウィンに農地と住宅を供与するよう要求

2006年05月10日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【シャルム・シェイフ-イサーム・オウフ】

 エジプト人民議会の住宅・公共施設・開発委員会は、シナイ半島のベドウィンの定住と農地の供与、彼らの生活地域にその伝統にふさわしい住宅を建設する許可を求めた。また昨日、シナイ半島南部の住宅・開発計画を視察した委員会メンバーは、トゥールに淡水化プラントを建設する重要性を確認した。

 一方、シナイ開発機関は6ヶ月以内にアブー・ルデイスでの上水道増設計画を終わらせると約束、議会委員会の副委員長、ムスタファー・アル=カヤーティーはシナイ半島中部の農地化と、シナイ沿岸部に対するより一層の関心を呼びかけた。
 
 同様に北シナイ県は、新産業開発機構を通じたシナイ中部地域のあらゆる分野における成長と開発、天然資源利用拡大のための迅速な計画を準備した。
 北シナイ県知事のアフマド・アブドゥルハミード氏が発表したところによれば、この計画の最も重要なポイントは投資を引き込むことを目的としたシナイ中部開発会社の設立であり、その会社は投資や製造、サービス分野での多くのプロジェクトの提案と、アリーシュ港開発の業務を担うことになる。



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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:2428 )