バム=ケルマーン間の街道でのテロ事件で12名が死亡 シャルグ紙
2006年05月15日付 Sharq 紙

2006年5月15日付シャルグ紙1面

【社会部:アーテフェ・アーザード】土曜日の夜8時、武装した暴徒集団がバム=ケルマーン街道を封鎖、通行中の4台の乗用車を停車させ、乗用車に乗っていた人々を下車させた上で、彼らに銃弾を浴びせた。この流血の惨事で12名が死亡、数名が怪我を負った。

 複数の通信社の報道によると、治安維持軍の制服を着用した約30名からなる武装集団が、バム=ケルマーン間の街道35キロ地点に三台の乗用車で乗りつけ、街道を封鎖したという。この武装集団は、ジーロフト分岐点の中央で、通行中の4台の乗用車(2台のプジョー206、プジョー405、及びバン)を停車させ、武器で脅して車に乗っていた人々を下車させた。

 武装集団はすぐに、乗っていた人々を暗闇の中で取り囲み、粘着テープで手と口を縛った上で、彼ら全員の頭部と胸部に銃弾を浴びせた。この流血の惨事で12名が死亡した。被害者はいずれも男性だった。

 国の治安評議会事務局長のアミール=レザー・サーヴェリー氏は、ファールス通信とのインタビューで事件の詳細を述べた上で、次のように認めた。「この凶行の犯人らは、事件発生当時、治安維持軍の制服とバルーチ地方の衣装を着ていた。自らをアブドル・マーレク・リーギーを指導者とする反逆者であり、ジョンドッラーと呼ばれる集団の一員であると名乗る者たちが、情報省情報司令部にテロ事件への関与を認める電話連絡をしてきた」。

〔後略〕

Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2436 )