ケルマーンでの事件の犯人らの身元、すでに特定:国防相 シャルグ紙
2006年05月16日付 Sharq 紙

2006年5月16日付シャルグ紙2面

【ISNA(イラン学生通信)】国防相は、「先日〔ケルマーンで〕発生した犯罪の悪名高き犯人どもの身元はすでに特定されており、早晩逮捕されるであろう」と語った。

 〈国防省内無線機器新世代設計製造ライン〉開通式典の傍らで記者との質疑に応じたモスタファー・ナッジャール司令官は、、東部国境地域の治安状況に関して、次のように述べた。「この地域の治安確保に関しては、さまざまな計画が存在する。先日この地域で起きた事件は、〔体制を混乱させようとする〕無駄な努力にすぎない。犯人らの身元はすでに特定されており、早晩逮捕されるであろう」。

 国防相はまた、東部国境地域の治安確保の任を革命防衛隊及び国軍に委任すべきだとの一部国会議員の見解に関し、「東部国境地域の治安に関しては、他の国境地域と同様、さまざまな案が出されている。それらについては、現在検討中である」とした。

 同国防相は市民を守り、国の治安を確立するために国ができることに関して、「われわれには、国境の封鎖のために、関係機関に可能な手段を提供することが可能だ」と語った。

 ISNAの報道によると、国防相は最後に、一部海外メディアがアゼルバイジャンから偵察機がイラン領内に飛来したと報じたことについての質問に答え、「そのような事実はない。われわれはアゼルバイジャンと良好な関係を有している。彼らの方も、イランに対して敵対的な行動が自らの領内から起こされることを、どんなものであれ、許すようなことはないだろう」と述べた。

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( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:2438 )