ダルフール和平でアブジャ合意の実行機関設置へ(アル・アハラーム紙)
2006年05月08日付 Al-Ahram 紙

■ スーダン政府とダルフールの反政府グループ、アブジャ合意の実行機関設置へ

2006年05月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ハルツーム:本紙特派員、アブジャ・各国都市:諸通信社】

アブジャでの和平合意の実行機関を設置するため、国際仲介人の立会いのもとスーダン政府の使節とアブジャ合意に署名した武装組織の使節の会談が始まった。ナイジェリアでは署名を祝うため来週開かれる大規模な祝賀会の準備が行われており、アフリカの首脳の多くが出席する予定である。

 時を同じくしてスーダン外務省のジャマール・イブラヒーム報道官は、スーダン政府はこれから外国部隊の援助が必要であるかどうかの調査を行うが、おそらくダルフールへの国際部隊の展開を要請することになろうと発表した。

 また同報道官はAFP通信に対し、このような決定はスーダン政府の権限に由来するものでスーダン政府の同意なしにはどのような外国部隊もスーダンに入ることはないのは確かだ、と述べた。一方アブジャへの政府使節団のアミーン・ハサン・オマル報道官は「和平合意への署名を拒否しているダルフールの反乱グループに対し国際仲介人は、国際社会は平和を拒む者とは協力しないと通告した」と述べた。

 またスーダン解放運動の公式スポークスマンであるマフジューブ・フセイン氏は、運動が政府使節団との間で署名した和平合意は運動にとっての最高法規であり、その実行を綿密な形で保証するため国内外における全ての部門や事務所から大衆的、人民的、軍事的な支持を得ている、と公表した。

 一方、和平合意後のダルフールの成長と再建に必要な援助を決定するため、今年の9月にオランダで復興支援国の会議が行われる事が決定されている。オランダのファン・アンデンヌ開発協力相は、この会議の調整を協議するためスーダン政府と反乱諸組織の使節団を招いた会合を一昨日の夜にアブジャで行った。

 一方エジプトの大統領府公式報道官であるスライマーン・アウワード大使はダルフールの和平プロセスにおけるエジプトの役割は不可欠で重要なものであると評した。また本紙のムフタール・シャイーブ記者に対し同報道官は、ダルフール紛争の勃発以来エジプトは政府側、反乱組織側を問わず、全ての勢力に対し話し合いのチャンネルを開いてきた、と語った。



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( 翻訳者:垣平浩明 )
( 記事ID:2446 )