USタイム誌「世界でもっとも影響力のある100人」にオルハン・パムク(Radikal紙)
2006年05月01日付 Radikal 紙

〔ロイター通信社‐ワシントン支局〕 タイム誌が選んだ「世界で最も影響力のある100人」のリストに、今年は有名作家オルハン・パムクも名を連ねた。タイム誌は、パムク氏を「厳しい現実の代弁者」と紹介し、「アルメニア人大虐殺」について発言したために強い反発を受けたこと、そして一定期間、母国から遠ざからなければならなかったと書いている。また同誌は、パムク氏がトルコへ帰国すると「トルコに対する侮辱罪」にとわれ、裁判にかけられたことにも触れ、その裁判がトルコのEU加盟交渉プロセスの影響もあって不起訴になったと説明している。


■言葉はより強力に

タイム誌は、オルハン・パムク氏が昔からトルコで大変有名な作家であると説明し、「オルハン・パムクの名前が以前よりもさらに知れ渡っており、彼が発する言葉は以前よりもより力をもっている。」と評価した。


2004年にエルドアン首相、今年のオルハン・パムク以外で「世界でもっとも影響力のある100人」リストに入ったトルコ人はいない。このリストに選ばれたその他の有名人は次のとおりだ。
アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュ、イラン大統領マフムード・アフマディネジャード、ドイツ首相アンゲラ・メルケル、パレスチナ首相イスマイル・ハニヤ、ベネズエラ大統領ウゴ・チャベス・フリアス、U2のボーカルであるボノ、女優アンジェリーナ・ジョリー、モデルのタイラ・バンクス。

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( 翻訳者:坂 泉穂 )
( 記事ID:2331 )