深夜まで芸術鑑賞を堪能できる「ミュージアムの夜」開催(Radikal紙)
2006年05月20日付 Radikal 紙

ヨーロッパで何年も行われてきた「ミュージアムの夜」が今年はトルコでも始まる。「ミュージアムの夜」には、イスタンブルの著名な民間の美術館と、アンタリヤ、イズミル、イスタンブル、そしてコンヤにある10カ所の国立美術館が参加する。

時間やお金の言い訳をすることなしに、丸々今日一日を美術館巡りに費やすことができる。なぜならイスタンブルを筆頭に、アンカラ、イズミル、ムーラ、コンヤ、アンタリヤにある主要な美術館が夜中の1時まで開いており、しかも無料だからだ。

ヨーロッパで数年来行われている「ミュージアムの夜」が、今年初めてトルコでも実施される。今のところ「パイロット」状態である、というのも全ての美術館が参加しているわけではないからだ。しかしイスタンブルにある主要な民間の美術館と、文化観光省の管轄下にあるトルコ各地の10の美術館が参加する。
「ミュージアムの夜」は、フランスの音頭で実現したイベントだ。「ミュージアムの夜」が行われるパリやベルリンといったヨーロッパの主要都市は、開催期間中多くの人出で賑わっている。公共交通機関は夜間運行の特別運賃を適用し、美術館の周辺ではコンサートが開かれる。非常に大勢の人が美術館の前で行列を作っている。トルコでの「ミュージアムの夜」がどのような様子になるのかは今日判明する。

美術館週間の始まった5月18日と、アタテュルクの生誕125周年記念日に当たる5月19日は文化観光省に属する全ての美術館が無料公開された。今日も「ミュージアムの夜」に参加する美術館は終日、トルコ国民にも外国人にも無料で公開される。

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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:2473 )