ガマール・ムバーラクがワシントンを訪問(アル・アハラーム紙)
2006年05月17日付 Al-Ahram 紙

2006年05月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

■ ガマール・ムバーラク政治局長、ワシントンへの短期訪問でブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ライス国防長官、ハドリー大統領補佐官と会見
■ 国民民主党の政治・経済改革の方向性を説明

 与党国民民主党のガマール・ムバーラク政治局長は、エジプトは長期にわたる民主化政策を堅持するとの考えを明確にした。ガマール氏は先週行った短期訪米の際、党は外部世界と連携することの重要性を認識しているとの立場から、エジプトの政治・経済・社会改革の歩みや中東の地域情勢にかかわる党の方針をアメリカ合衆国側に提示した。またガマール氏はエジプトの国益やエジプトが抱える諸問題と結びつくあらゆる問題に対するエジプトの見解について説明を行った。

ガマール政治局長は訪米中に米議会のメンバーや中東問題に関心の深い米紙のコラムニストらと面談、金曜日にはハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)がガマール氏をホワイトハウスに迎え入れた。

国家安全保障会議のジョーンズ報道官の発表によれば、ハドリー補佐官との会談中にブッシュ大統領が姿を見せ、ガマール政治局長にホスニー・ムバーラク大統領への挨拶を託したという。

 またワシントンポスト紙はガマール氏とハドリー補佐官との会談の際、ライス国務長官が同席していたと報じ、同様に副大統領の事務所も、チェイニー副大統領がその短期訪問の際、ガマール氏と会談したと述べた。

 ガマール政治局長はエジプトで進行中の重要な経済発展、中でも大きな影響力を持つに至った改革プログラムに関心を寄せ、改革プロセスや地域情勢に対する国民民主党の方針を知りたいと望む米政府の要人らと非公式の会見を複数行った。これは米国内の政策決定者たちの間に中東地域の諸問題、とりわけエジプトの見解に対する関心があることを示している。

 米政権の複数の高官が過去数年の間にエジプトの政党や市民団体の代表らと会談し、異なる政治勢力や政治潮流の立場・見解を知ろうと務めてきたことは注目に値する。同様に、国民民主党の有力者たちも、開放政策に対する党の熱意を確認し、各国で影響力を持つ諸勢力と対話するため、合衆国やEU諸国を訪問している。


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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:2486 )