ギュル外相らが反論 -行政裁判所事件に関する政府非難をうけて(Radikal紙)
2006年05月22日付 Radikal 紙

公正発展党の大臣たちは、行政裁判所襲撃事件後、政府に向けられた反発への反論を続けた。政府閣僚の発言内容は次の通り。

ヒュセイン・チェリキ国民教育相:検事の葬儀を口実として、長年我が党に対する憎しみや嫌悪を内側にため込んだ一部の政治的な敵対勢力やイデオロギー組織が、コジャテペ・モスクの中庭で憎しみや嫌悪感を噴出させた。トルコの統一と協調に対して撃ち込まれたこれらの弾丸を、我々に反対するために利用する者の熱意は中途で打ち砕かれるだろう。

アブドュラー・ギュル外相:トルコは、次のような国になってきた。つまり、誰もが自由な信条や、自分自身のライフスタイルを持ち、圧力にさらされていない国だ。この状態から後退してはならない。我々は基本的な権利と自由をさらに拡大していく。トルコのこうした方針に待ったをかけることは誰にもできない。

ベシル・アタライ国務相:行政裁判所襲撃事件は、トルコのあらゆる組織に対する敵対であるとともに、なにより政府に対しての敵対行為である。なぜ一部の勢力がこのようなひどい出来事を政局に利用しようとするのか私には理解できない。

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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:2496 )