ギリシャ正教会バルトロメオス総主教、アテネでモスク建設のため支援訴える(Milliyet紙)
2006年05月02日付 Milliyet 紙

ギリシャ正教会のバルトロメオス総主教は、カッパドキアでギリシャ人観光客に呼び掛けを行った:「ヨーロッパのすべての首都にはモスクがある。しかしアテネにはない。モスク建設を支援してほしい」。

バルトロメオス総主教は、宗教施設を巡る旅行と春の儀礼のために訪れたカッパドキアで、ギリシャ人観光客の一団に、「ヨーロッパの首都の中でアテネにだけモスクがない。モスク建設のために支援していただきたい」と呼び掛けた。
ムスタファパシャ町のムスタファ・オゼル町長は、バルトロメオス総主教とともに春の儀礼に参加するためにギリシャから訪れた150人のグループを食事に招いた。
食事の際に話をしたバルトロメオス総主教は、カッパドキアでの儀礼に際してあらゆる便宜を図った町に感謝の意を伝える一方、かつてのムスタファパシャ町の住民である(観光客の)ギリシャ人に次のように呼び掛けた。「ヨーロッパのすべての首都にはモスクがあるが、ギリシャにだけはない。アテネに建てられる構想のモスクのために、あなた方からの支援を待っている。アテネでのモスク建設を手助けしてほしい。われわれもこの辺りにある教会がより保護されるよう関係者に要望しよう」。

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( 翻訳者:小野寺 香織 )
( 記事ID:2336 )