エジェヴィト元首相、意識不明のまま11日目、高熱つづく(Milliyet紙)
2006年05月30日付 Milliyet 紙
エジェヴィト元首相の「昏睡」状態に変化はない。元首相は痛みの刺激に対して反応を示しているが、高熱は下がっていない。
元首相で民主左派党名誉総裁のエジェヴィト氏は、ギュルハネ軍事病院(GATA)で11日間生死をさまよい続けており、29日(昨日)も「昏睡」状態に変化は見られなかった。元首相は痛みの刺激に対して反応を示していると発表されたが、高熱は下がっていない。民主左派党のアフメト・タン事務局長は、「エジェヴィト元首相の死が隠されている。」という旨の主張を否定し、「ギュルハネ軍事病院側はあらゆる進展を直接公表している。」と話した。元首相の容態について、29日(昨日)に説明はなかった。
元首相は、抗生物質の投与の甲斐なく、3日間高熱が下がっておらず、感染症の危険性が心配されていることが分かった。また人工呼吸器につながれていることから、肺浮腫の危険性もあるとのことだ。
現地の新聞はこちらから
( 翻訳者:岩根 匡宏 )
( 記事ID:2572 )