スウェーデン国王夫妻との晩餐会には1934年の先々代訪土時のメニューが(Hurriyet紙)
2006年05月31日付 Hurriyet 紙

アフメト・ネジュデト・セゼル大統領とセムラ・セゼル夫人は、スウェーデンのカール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃を大統領官邸で開催された公式の式典で迎えた。
セゼル大統領と夫人は今回の訪問の前に、1934年10月3日に同じ場所でカール16世グスタフ国王の祖父である当時のスウェーデン皇太子グスタフ6世アドルフとルイーズ皇太子妃を迎えた晩餐会のメニューを用意することを望んだ。72年前にアタテュルク大統領が主催した晩餐会のメニューが書かれた招待状をそっくりそのまま印刷させたセゼル大統領は、昨日カール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃にそれを献呈した。カール国王夫妻は、セゼル大統領が演出した、大統領官邸の壮大な歴史に似つかわしいこの行き届いたもてなしにいたく感動し、満足した模様だ。この演出は晩餐会の参列者をも懐かしませ、微笑ませるものとなった。

食事の前に、セゼル大統領とカール16世グスタフ国王は国家の演奏を聞いた後儀仗隊を視察した。
セゼル大統領と大統領夫人は、歓迎式典の後、来賓と歓談した。アナトリア文化博物館を訪問したカール16世グスタフ国王とシルヴィア王妃は、数々の会見の後、夜はセゼル大統領夫妻の主催する歓迎晩餐会に出席した。

■72年前のメニュー
チャンカヤクリーム、グスタフ6世アドルフのスズキ、グルメたちの子羊の一品、王にふさわしいウズラ、アスパラガスのソースがけ、若鶏の炭火焼き、サラダ、ストックホルムアイスクリームのパフェ、砂糖菓子、チーズの盛り合わせと果物。

飲み物:ペルル・ダンカラ、リュビー・ドゥ・チャンカヤ、プイリー・ピュイス、シャトー・ポンテ・カヴェ1923、ポムリー・ドゥ・グレノ・エクストラセクション

■昨晩のメニュー
かぼちゃの花アスパラガスのグラタン、エビとキャビアのソース添え。オリーブオイル漬けドルマ(肉詰めピーマン)、地中海サラダ、ヒラメのロブスター包みと野菜盛り合わせ。パイナップルのチョコレート・シャルロット、コーヒーとチョコレート。

飲み物:カヴァクルデレ(訳者註;トルコの有名なワイン製造会社)アルトゥンキョピュック(黄金の泡)シャンパン、カヴァクルデレセレクション・ナリンジェセミロン、カヴァクルデレセレクション・オクズギョズ・ボアズケレ



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( 翻訳者:塚田真裕 )
( 記事ID:2580 )