ダハブの自爆事件で10人の身柄を拘束(アル・アハラーム紙)
2006年04月26日付 Al-Ahram 紙

■ ダハブの爆破は3人の自爆者が実行
■ ムバーラク大統領、遺族に6万ポンド、負傷者に5千ポンドの支払いを命令、被害を受けた観光施設の所有者にも補償金
■ 大統領:「この事件の実行犯はもちろん、民間人を脅かすいかなる者も容赦しない」

2006年04月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 治安機関は一昨日に観光リゾート地ダハブを襲ったテロ爆破の実行者である三人の自爆犯の身元特定に関する重要な手がかりを得たことを、昨日明らかにした。

同事件の被害は最終的な公式統計では犠牲者23人、負傷者85人にのぼり、このテロ事件が自爆によるものであるとの確信が強まる中、実行犯の特定のために現在集中的な捜査が行われている。

 治安機関は3人の自爆犯の身元をシナイ半島北部のベドウィンだと特定、シナイ半島中部、ナカブ地区の検問で、ムウミン・ファールーク・ムハンマド・アリーとカリーム・アシュラフ・アブドッラーおよび傷を負った姿で発見されたマージド・アリー・マフムードの3人の身柄を拘束し、国家治安局に移送した。現在、爆破との関連性について捜査が行われている。

 また治安情報筋がエジプトのテレビ局に語ったところでは、治安機関は爆発への関与が疑われる10人の身柄を拘束した。現在彼らは尋問を受け、自爆作戦に参加し、爆発物を鞄に隠して自らの体をばらばらに吹き飛ばした3人の実行犯の身元について捜査が行われている。

(後略)



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( 翻訳者:平寛多朗 )
( 記事ID:2386 )