英国人1万9千人がディディムで不動産取得(Radikal紙)
2006年06月12日付 Radikal 紙
外国人がトルコで不動産を取得できることになった法改正後、イギリス人のアイドゥン県ディディムにおける住居購入が11000件におよんでいると報じられた。また、建築中の8000軒の販売についても事前契約がなされているということである。
エーゲ地方の重要な観光拠点であるディディムで、建築投資を行っているゲンチ建築副社長のアシュクン・ゲンチ氏は、EU諸国の人々がエーゲ海・地中海沿岸部に関心を示し、そこで不動産取得をしはじめたと話す。
また、ドイツ人やロシア人がアンタリヤやアランヤに住居を購入する一方で、イギリス人やオランダ人はディディム、ボドルム、フェティエといった地域に集中し、特にイギリス人はディディムを選んでいるそうだ。ディディムでは、ここ3年で11000人のイギリス人が住居を購入し、現在建築中の8000軒の住宅についても事前契約がなされたという。
「この数字は、ディディムでイギリス人が主要なマジョリティとなることを示している。現在400世帯がディディムに通年滞在している。ここで、光熱費請求書が昨年からトルコ語・英語の二ヶ国語で印刷されるようになったことが、この地域の現状を示す良い例となっているだろう。観光客はもう自分の住居を購入して滞在する傾向になっている。住居を使用していない時期は借家として貸している」と、ゲンチ氏は述べた。
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( 翻訳者:堀ノ内夏子 )
( 記事ID:2695 )