ムバーラク大統領、イラン、スーダン、カザフスタンの各国高官と協議(アル・アハラーム紙)
2006年06月12日付 Al-Ahram 紙

■ ムバーラク大統領、ラーリージャーニー氏とイランの核問題を協議
■ スーダン大統領顧問とダルフール情勢を検討
■ スーダンのバシール大統領よりソマリア・パレスチナ・イラク情勢に関する書簡
■ 大統領、諸宗教の指導者に世界会議への参加を呼びかけ

2006年06月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 ホスニー・ムバーラク大統領はヘリオポリスにある大統領宮殿に昨日、イランの国家安全保障最高評議会議長で核問題担当のアリー・ラーリージャーニー氏、スーダンのムスタファー・オスマーン・イスマーイール大統領顧問、カザフスタン共和国のヌルタイ・アビカエフ上院議長をそれぞれ迎え入れた。大統領報道官のスライマーン・アウワード大使によれば、アフマド・アブルゲイト外相も同席したムバーラク大統領とラーリージャーニー氏の会談では、エジプトとイランの二国間関係、イランの核問題の進展とイラク・パレスチナ地域の近況が協議された。

 スーダン大統領顧問との会談では、スーダンの国内問題、特にダルフール問題の進展と、同地方で実現された和平合意への到達のためエジプトが行なった大きな努力に対する賞賛を記したバシール大統領からの書簡が、ムバーラク大統領に手渡された。

 スーダン大統領顧問は、アフマド・アブルゲイト外相も同席した会談後に、沈静化に向かいつつある地域の現状や、平和が達成されるまでの次の段階におけるエジプトの役割の重要性をムバーラク大統領に説明したことを明らかにした。

 まだ同顧問は、アラブサミット議長でもあるバシール大統領からの手紙が、ソマリア情勢および同地の状況を沈静化し、住民を殺害や争いから守るため、アブドゥッラー・ユースフ率いる臨時政府とモガディシオを制圧したシャリーア法廷勢力との間を調停する努力に関するものだったとも述べた。

 一方、カザフスタン上院議長はサフワト・シャリーフ諮問議会議長も同席したムバーラク大統領との会談後、9月にカザフスタンで開催される世界宗教者平和会議への参加を呼びかけるヌルスルターン・ナザルバエフ大統領からの手紙をムバーラク大統領に手渡したことを明らかにし、「ムバーラク大統領は会議の開催を支持し、出席を約束した」と述べた。

さらに同議長は、カザフスタンはムバーラク大統領がエジプトで指揮している政治・経済改革の推移を見つめており、両国で行われている改革には類似点がある、と語った。


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( 翻訳者:新谷美央 )
( 記事ID:2715 )