カイロ大の農村開発キャラバン、7月に始動(アル・アハラーム紙)
2006年06月19日付 Al-Ahram 紙

■ 開発のためのカイロ大学キャラバン隊、7月1日に出発

【ムハンマド・ハビーブ】

 来る7月1日、包括的な開発のためのカイロ大学キャラバン隊が出発する。このキャラバンには様々な専門分野の学生数千人と、教官100人が参加してギザ県の農村を回り、問題解決と住民の一般的レベルの引き上げ、医療・獣医学・社会・文化面での様々なサービス提供を行う。
 カイロ大学のアリー・アブドゥッラフマーン学長は、このキャラバン隊は社会に奉仕し、市民の生活様式がもたらす諸問題を解決し、医療・獣医学・文化・社会面でのサービスを村民に提供するための大学の役割を活性化することを目的に、ギザ県のファトヒー・サアド知事との協力のもと行われると発表した。

 カイロ大学のアリー学長は、このキャラバンによって科学的な手法で社会問題を解決するという大学の役割を活性化させ、学生にとっては公共および国民に奉仕する機会を提供し、その技能を磨くことを可能にする、と語った。

 また、環境問題・社会奉仕担当の副学長であるアブドゥッラー・タターウィー博士は、このキャラバンが医療・獣医学サービスを提供し、衛生や環境問題の啓発、識字率向上に貢献すると強調した。


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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:2762 )