学生選抜試験で、イスラーム風スカーフの代わりにかつら(Hurriyet紙)
2006年06月19日付 Hurriyet 紙

大学への進学を希望する受験生153万7433人は、試験の緊張感から解放され、あとは待望の試験結果を待つのみとなった。長い間、トルコで話題の「イスラーム風スカーフ」に関しては、昨日の試験ではなにごとも起こらなかった。試験センターに姿を現したスカーフをかぶった学生たちのうち、ある者たちはスカーフをはずして試験を受け、またある者たちは頭にかつらをつけて試験場に入った。試験官らとの間でも、スカーフについて目立った言い争いは起こらなかった。


■今年初めてトイレの許可通る

09:30に始まった学生選抜試験は、12:45に終了した。大学入試センター(ÖSYM)は、トルコ国内の全ての県と一部の郡の中心部、ならびに北キプロスの首都レフコシャで、計5023会場、7万8135教室で試験を実施し、23万505人が試験官を務めた。
受験生たちは、今年、学生選抜試験の新システムで初めて受験した。新システムでは旧システムに比べ15分長い。学部予科に入学希望する受験者は4つ、学部に入学希望する受験者は6つのテストに解答した。各テストには30問の設問があった。受験者たちは今年初めてのトイレ許可を使った。女性受験者は女性監督官の、男性受験者は男性監督官に付き添われてトイレに行くことが許された。大学の外国語関連学部を志望する受験者は、6月25日の日曜日に外国語試験を受ける。試験結果は、7月15日以降発表される予定だ。入学希望校への出願は、試験結果が発表された後に行われる。


■カンニング現行犯

マルディンのアルトゥノヴァ初等学校で、試験場にこっそり持ち込んだ携帯電話でカンニングをしようとしていた学生ひとりがその場で捕まった。テキルダーのチョルル郡では、17歳のB・Eがマナーモードにしていなかった携帯電話にメッセージが来たために捕まった。学生は解答用紙をとりあげられ、治安部隊に引き渡された。アダナではE・Aの代わりに試験を受けようとしたゼリン・Yが試験監督官に見つかり、治安部隊に引き渡された。学生選抜試験を実施した大学入試センターの代表を務めるウナル・ヤルマアン教授は、試験が問題なく終わったことを明らかにし、「試験結果は、7月15-20日の間に発表される予定だ。」と述べた。


■かつらをかぶって試験に

イスタンブル大学で、試験が始まるまでスカーフをかぶり座っていた学生たちは、正門を入ったところでスカーフをとった。ほとんどの学生はスカーフの下にかつらをかぶっていた。アンタリヤでは、スカーフをかぶっていた学生たちはスカーフをとってから試験会場へ入った。


Tweet
シェア


現地の新聞はこちらから

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:坂泉穂 )
( 記事ID:2768 )