TRTとウォルトディズニー社、契約へ アニメでブタダメは誤報(Hurriyet紙)
2006年06月20日付 Hurriyet 紙

トルコ・テレビ・ラジオ協会(TRT)は、「ピグレット」というブタのキャラクターが登場する「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」のアニメを次年度に放映するため、木曜日(22日)、ウォルトディズニー社との契約に調印する。この契約によってTRTは、トルコにおけるウォルトディズニー社の映像放映権を2年間保持する唯一の放送局となる。


■前TRT会長イェネル氏のコメント

前TRT会長のユジェル・イェネル氏はある対談のなかで、TRTについて「TRTは現在、外国のアニメに登場するブタの映像を除外して放映している。」と述べた。この対談に続いて、TRTがブタのキャラクター「ピグレット」が登場するためにアニメ「くまのプーさん」の放映を断念したというニュースが報じられた。このニュースによってTRTがブタの登場する映像を検閲していることが明らかにされた。


■誤報

TRT会長代理のアリ・ギュネイ氏はこの主張を否定し、「木曜日(22日)にイスタンブルでアニメの販売側と契約する予定だ。」と述べた。同氏はまだアニメが購入されていないことを指摘し、本紙に次のように語った。「このニュースがどこからで出てきたものなのか分からない。アニメ「くまのプーさん」を我々はまだ購入していないので、検閲することは不可能だ。」
TRTの書面による声明でも、国際的企業と「業務提携」し、アニメ製作会社と直接契約することが協会史上初めてであることが強調された。TRT担当国務大臣ベシル・アタライ氏も、TRTに関連する事実に反するニュースについて、調査を開始させたと述べた。


■ブタとの理由で

ブタのキャラクターが登場するためTRTがアニメ「くまのプーさん」に検閲を実施したというニュースは、西洋メディアでも報じられた。フランスの通信社AFP(Agence France-Presse)が事の成り行きを報じ、続いてアメリカの有力紙ニューヨークタイムズが、AFPのニュースをもとに、「ピグレットの親友は、アニメ『くまのプーさん』にはいるが、トルコ国営放送TRTには全くいない。」 という見解をしめした。同紙は、TRTが「ピグレットがブタであるためにこのアニメが放送から除外された」と報じた。


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( 翻訳者:栗林尚美 )
( 記事ID:2770 )