トルコ観光広報フィルムの映像がロシアで問題に(Milliyet紙)
2006年06月20日付 Milliyet 紙

ロシアのある放送局で放映されたトルコ広報映像が、キリスト教を侮辱したという理由で告発された。

レグナム通信社の伝えるところによると、サンクトペテルブルクの放送局である22チャンネルで放映された「私はトルコを夢見る」という映像が反発を買った。

同市在住のアルメニア人たちは、キリスト教への侮辱を理由として広報映像を放映させた旅行代理店と放送局を告訴した。トルコにおけるキリスト教遺産が紹介されている映像のなかで、メヴラーナ教団の修道僧がイエス・キリストのモザイク画の上で旋回舞踊をする映像が「キリスト教への侮辱」と認識されたのだ。アルメニア人団体の申請を受けて映像を調査したロシア法務省の専門家は、「侮辱」という訴えを認める判断をした。


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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:2773 )