自宅で服役する最初の受刑者(Radikal紙)
2006年06月23日付 Radikal 紙

最高裁判所にて審議中の事件を起こし、解党させられた福祉党の元党首であったネジメッティン・エルバカンのために施行された「自宅服役」法が初めてイズミルで実施された。

ボルノヴァに住んでいる55歳のエミネ・スナという女性は、1999年の傷害事件で、証拠を隠滅したために裁判にかけられ、2ヶ月間禁固刑の判決を受けた。その禁固刑を先週火曜日(13日)から自宅で服役を開始した。

警察と裁判所の担当者たちは、初日にスナ受刑者の自宅へ赴き、確認作業を行った。そしてスナ受刑者に何をすべきかについて説明した。エミネ・スナ受刑者は2ヶ月間、3階建ての自宅と鉄格子で囲まれた庭から外へ出てはいけない。法律にのっとって、検察庁の担当者、スナ受刑者の住む街区にある交番の警官らが、2ヶ月の間、監視をする予定だ。スナ受刑者は気分が悪くなった場合も、監視者に断ることなく病院へ行くことはできなくなる。

法律は、6ヶ月以下の禁固刑を自宅服役とするためには、女性であること、または66歳以上であることを条件としている。


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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:2795 )