焼失した宮殿、故サバンジュの寄付で教育文化センターに(Radikal紙)
2006年06月30日付 Radikal 紙

 実業家の故サークップ・サバンジュ氏が他界する数日前に行った寄付によって、彼の最後の作品として知られるアディレ・スルタン宮殿が教育センターとしてオープンすることとなり、記念式典が行われた。カンディリ女子高等学校であった同宮殿は、1986年に大火災に見舞われ焼失したまま放置されていたが、今回サークップ・サバンジュ・カンディリ教育・文化センターとして生まれ変わることとなった。なお同センターの収入はカンディリ女子職業高校の経営資金に充てられる。

 ヒュセイン・チェリキ教育相は記念式典に参加し、カンディリ女子高等学校に吉報を伝えた。同教育相は「アディレ・スルタン宮殿をご覧下さい。そしてカンディリ女子高等学校のコンクリート校舎をご覧ください。高校の校舎を壊し、アディレ・スルタン宮殿にふさわしい高校を作り上げましょう。そうすればこの我々の新たな作品は、トルコ国民の教育に貢献し、しかもその真珠のような美しさでボスフォラス海峡に花を添えるものとなるでしょう。」

 歴史的建造物の現代的運用を手がけるウクタシュ社(UKTAŞ)のバシャラン・ウルソイ副社長も「この評価に値する作品を社会的、文化的活動・会議に広く公開します」と話した。カンディリ女子高校・文化・教育財団代表トゥルカン・サイラン博士は「今日は自分の子供たちを結婚させたような気分です。この学校を新たな形に生まれ変わらせることが出来て非常に光栄です」と述べた。

 デメット・トゥンジェル、ジャナン・アンデルソン、アシュクン・アルスナンの三人からなるジャズ・トリオとイスタンブル大オーケストラがコンサートを行った夜のパーティには、イスタンブルのムアメル・ギュレル知事を始め、経済界・芸術界からの多くの招待客やカンディリ女子高校の卒業生らも訪れた。約17000㎡の敷地にはそれぞれ500人・200人を収容する講堂が二つ、立食式パーティや展示に使用される1300㎡の部屋、セミナー用の部屋が20室、博物館もあるメインの建物には150席のレストラン及び60席のカフェテリアがある。


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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:2863 )