米軍、イラクで新たな虐殺(アル・アハラーム紙)
2006年06月03日付 Al-Ahram 紙

■ 米軍、イラクで新たな虐殺を犯す
■ 海兵隊、バグダード北部で子供5人と女性4人を含む11人の民間人を殺害

2006年06月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【バグダード:ムハンマド・アル=アンワル、諸通信社】

 昨日BBCは、米軍が犯した新たな虐殺をあばくテープを放映した。この事件はバグダード北部のイスハーキーで起きたもので、5人の子供と4人の女性を含む11人の民間人が犠牲となった。米軍はすでに、海兵隊が起こした今回の事件の迅速な調査を開始すると表明している。

 テープには町の路上に置かれた複数の子供の遺体が映し出されていた。この町には、3月にアル=カーイダのメンバーが潜伏しているとの情報を受けて、米軍とイラク軍が侵攻していた。またこのテープの放映と同時刻に、米海軍付属調査官による発表があり、4ヶ月以上前に起きたハディーサ事件(注:昨年11月にイラク西部で発生した米軍による住民虐殺事件)の犠牲者の遺体を掘り起こし、発砲の角度、使用された弾丸の種類や距離に関して、証拠や情報を集めようとしているという。

 イラクのヌーリー・アル=マーリキー首相は、イラク政府がワシントンに対し、ハディーサでの虐殺を調査するよう公式に要求することを確認した。また一方、アメリカのドナルド・ラムズフェルド国防長官は、軍が行う調査の枠組みの中で、虐殺に関する全ての真実が明らかになることを信じていると表明した。また、現場の米軍司令官達は、兵士達が交戦時規則を遵守するよう注意を払っていると強調した。
(後略)



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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:2620 )