Fortune誌の世界企業ランキング500で、コチ・ホールディングが358位に(Milliyet紙)
2006年07月14日付 Milliyet 紙

 Fortune誌の今年の世界企業ランキングにトルコ系企業からは唯一、コチ・ホールディングがランクインした。同社は昨年のランキングで389位だった。

今年のFortune誌世界企業ランキングにコチ・ホールディングが昨年より31ランクを上げ、358位にランクインした。
 同社によれば、今回の評価には2005年の(業績)結果が基準とされたという。同社はさらに、評価対象には2005年に吸収を終えたヤプ・クレディ銀行とタンサシュの2005年の業績も含まれたが、(コチの)業績全体には両社の株が移転した後の業績のみが反映しているため、(両社の業績加算による)影響はそれ程みられなかったとしている。

■唯一のトルコ企業

 コチ・ホールディングの発表では、2005年内にトゥプラシュをコチ・グループ傘下へ収められず、今年のランキングに反映できなかったとも述べられた。同社はまた、米国経済誌Fortuneの世界企業ランキングにランクインした唯一のトルコ系企業という地位を今年も守ることができたとコメントした。なお、同社の昨年のランキングは389位でトルコ企業からは唯一500位以内にランクインした。

■Exxonが一位に

今年のFortune誌世界企業ランキング500では、トップ10の顔ぶれに大きな変化が見られた。数年間トップの座を守り抜いたWal-Martは、その座をExxon Mobilに譲り渡し、Shellは3位に上昇した。
 BPは2ランク下げて、4位にランクイン。Rosneft石油会社は売上額を291.3%アップさせ、売上額を最もアップさせた企業に選ばれた。また、ランキング内で急成長を遂げた業界は投資銀行で、この業界では47.2%の成長を遂げた。



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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:2987 )