【ISNA】バッシャール・アサド・シリア大統領は、アリー・ラーリージャーニー氏とイランの核計画およびその他の地域動静について会談した。
シリア通信社の報道によると、ラーリージャーニー・イラン国家安全保障最高評議会書記は火曜午後、ダマスカスにおいてファルーク・アル・シャラ副大統領やヴァリード・アル・ムアッリム外相とも面会し、会談を行なった。この報道はさらに、両国がこの会談でイラク情勢とイランの核問題に関するイラン・欧米間の協議について話し合ったことを付け加えた。
シリア大統領とイラン国家安全保障最高評議会書記の会見では、核の平和利用におけるイランの権利が強調された。シリア大統領府は、「両者の会談では、地域問題や国際問題、特にイラクとパレスチナの動向についての議論と意見交換がなされた」と声明を出した。この声明によると、両者はイラン・欧米間で継続中のイラン核問題協議についても話し合いを行ない、核の平和利用におけるイランの権利を強調した。
ラーリージャーニー氏は、ヨーロッパ訪問とハビエル・ソラナEU共通外交・安全保障上級代表との会談の後、ダマスカスを訪れた。
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( 翻訳者:南龍太 )
( 記事ID:2989 )