首相、国会議員被選挙権の25歳への引き下げを支持(Hurriyet紙)
2006年07月01日付 Hurriyet 紙
エルドアン首相は、国会議員被選挙年齢が25歳とことに賛成の意を表明し「選挙前に他の政党にも再び提案しよう。もしこの変更に彼らも賛成ならば、我々は25歳を認める」と語った。
エルドアン首相は、昨夜公正発展党イスタンブル支部が主催した「若者が集い未来を語る」会の閉会式に参加した。そこで行った演説で、トルコには「政治に無関心な若者」を政治に向かわせるような努力がなされていることを仄めかした。
■25歳に賛成
エルドアン首相は、「選挙権は18歳であるが、被選挙権は30歳で与える。一方で自治体では(被選挙権を)25歳で与えている。これは理解できることではない」と語った。次の選挙で400万人ほどの若者が投票することを述べ、エルドアン首相は次のように言った。
「我々が憲法改正を可能とする力、可能性、環境をそろえられるのであれば、国会議員の被選挙権を25歳で付与することに我々は賛成である。今度の選挙前にも、他の政党に申し出てみよう。もしこの変更に彼らも賛成するならば、25歳を認める。この仕事を若くして始めれば始めるほど、それだけ国会はダイナミックになる。」
■禁止はない
エルドアン首相は、こういった集会に16-17歳の若者が加わることは批判されているが、しかし若者が集まりに参加することは禁止ではないと述べた。
「あなた方は党員にはなりえない、党員として活動はできない。しかし集会に参加することはできる。これを妨げるものはない。」と語った。
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( 翻訳者:林 奈緒子 )
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