イラク首相が9省庁に及ぶ大規模な内閣改造を決定(サバーフ・ジャディード紙)
2006年07月26日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ マーリキー首相が9省庁に及ぶ大規模な内閣改造を決定

2006年07月26日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:本紙記者】

 内閣に近いある筋によれば、イラク情勢の混迷に対して奮闘中のヌーリー・アル=マーリキー首相は、政府に参加している諸派と協議した後、大規模な内閣改造を行うことを決定したという。

 同筋は本紙に対し、更迭の対象となるのは求められている最低限の仕事を現在までに達成できていない閣僚9人であると述べた。

 同筋は、この更迭が発表されるのは、マーリキー首相が英米を含む諸外国への歴訪から帰国した後の来月初めになるだろうと述べた。

 また同筋は、この更迭には治安関係の閣僚のうち一人、またイラク経済に関係し国民との接触のある主要省庁を担当する閣僚が一人含まれることを明らかにした。

 ほかにも、この更迭には福祉や教育に関わる複数の省庁が含まれる。ちなみに、マーリキー内閣で起こった最初の閣僚交代はカリーム・マフディー・サーリフ運輸相の辞任であった。

 運輸省もマーリキー首相が行う予定の内閣改造に含まれている、と同筋は述べた。



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( 翻訳者:森本詩子 )
( 記事ID:3131 )