エジプトで高校過程修了認定試験が行われる(アル・アハラーム紙)
2006年07月01日付 Al-Ahram 紙

■ サーナウィーヤ・アーンマの今年の採点指標によれば、歴史で合格者の割合が増加、化学では低下

2006年07月01日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 今年のサーナウィーヤ・アーンマ(訳注:高校課程修了認定試験。バカロレアに相当)で、無作為に抽出したサンプルから得た初期段階での指標が示すところによれば、歴史教科における合格者の割合が昨年よりおよそ5パーセントから6パーセント上昇し、95パーセント以上にまで増えることが明らかになった。文部省首席次官でサーナウィーヤ・アーンマの責任者であるアフマド・アブドゥルムウティー氏は、学生からの不満申し立てについては、彼らの利益になるよう、採点期間中にきちんと対処すると明言した。

 本紙のナヴィーン・シャッハータ記者との会見の席で次官は、化学のように受験生からの不満こそ出ていないものの合格者の割合が去年に比べて落ち込むことが予想される科目もあるが、各科目について無作為に抽出された答案サンプルが合格率の上昇を示していることから、今年の結果は昨年を上回るだろうと述べた。答案サンプルの結果は今日、公表される。


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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:2884 )