エジプト-ヨルダン会談はパレスチナ問題に集中 (アル・アハラーム紙)
2006年06月19日付 Al-Ahram 紙

■ エジプト-ヨルダン会談はパレスチナ問題と党派間の衝突回避に集中
■ ムバーラク大統領とアブドゥッラー国王の協議、アラブ共同の事業を妨げる対立にも言及
■ アブルゲイト外相:「ヨルダン-シリア関係を妨げる問題は一切ない」

2006年06月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【シャルム・アル=シェイク:ウサーマ・アブドゥルアジーズ】

アラブ・中東地域の最新情勢を検討するために続けられている協議の一環として、シャルム・アル=シェイクで昨日、ホスニー・ムバーラク大統領とアブドゥッラー二世ヨルダン国王の間でエジプト-ヨルダン会談が行われた。

議題はイラク問題や他のアラブの問題に加えて、パレスチナ問題に集中し、パレスチナにおけるハマースとファタハの間の現在の緊張を和らげ、パレスチナ人同士の衝突を防ぎ、彼らを安全な地へと導く合意をいかに実現させるかについて話し合われた。
また、およそ二時間続いた協議では、アラブ共同事業の問題や、それを妨害する対立など、共通の関心事である数々の問題について話し合われたが、中でもアラブの抱える諸問題についての見解を互いに近づけるためにムバーラク大統領によって行われている努力や、そうした努力を台無しにする緊急の対立について取り上げられた。

首脳会談の後、アフマド・アブルゲイト外相とヨルダンのアブドゥルイラーフ・ハティーブ外相が記者会見を開き、そこでエジプト外相はヨルダン-シリア間を妨げる問題はないとの考えを明らかにした。

一方、ヨルダン外相はムバーラク大統領とアブドゥッラー二世の協議を、エジプト-ヨルダン関係の深さと、様々な立場を調整し、共同の歩みを取ろうとする両指導者の政治意欲を反映している表した。

同様にヨルダン外相は、イスラエルとの交渉を再開するためにはパレスチナの立場を支援する必要があると指摘しつつ、地域が直面している挑戦、とりわけ極めてセンシティブな段階にあるパレスチナ問題にかかわる事柄において、我々みなが求めているように、統一の取れたアラブの立場を打ち出したいという真の願望が両指導者にはあると強調した。

ヨルダン国王はシャルム・アル=シェイクに昨日の昼12時に到着し、数時間という短いエジプト訪問を終えた後、当地を後にした。


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( 翻訳者:岡本亜有子 )
( 記事ID:2904 )