パレスチナ人収監者釈放の猶予期限過ぎる(アル・アハラーム紙)
2006年07月05日付 Al-Ahram 紙

■ 拉致集団、イスラエル兵殺害の意図を否定
■ 解放に向けた話し合いは凍結

2006年07月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【ガザ:アシュラフ・アブルホウル、占領下エルサレム:諸通信社】

 イスラエルはガザ地区のパレスチナ人に対する敵対行為をさらにエスカレートさせると脅し、拉致したイスラエル兵に危害が及んだ場合、ハマースは壊滅的な打撃をこうむるだろうと発表した。

 この発表は昨日朝、兵士拉致を行ったパレスチナの諸武装組織が兵士釈放の見返りを求めて設定していた猶予期限が過ぎたことを受けて行われた。イスラエルのオルメルト首相は、彼の言うところの「テロリストたち」と、彼らを庇護し、あるいは指令を発している者たちに対する攻撃をイスラエル占領軍に命じた、と語った。

 猶予期限が過ぎた直後に行われた昨日の会見でオルメルト首相は、イスラエルは拉致犯たちと交渉はしないと明言し、ロニー・バーオン内相は「ハマースはイスラエル政府のメッセージをよく理解しているはずだ。そのメッセージとは、拉致されているシャレット兵士に危害が加えられれば、ハマースはおしまいだ、というものだ」と述べた。

 一方、拉致を実行した3つのパレスチナ軍事組織の一つであるイスラーム軍は、この一件はすでに締め切られ、解放をめぐる交渉も話し合いももはや無い、と明言した。

 昨日もガザ地区におけるイスラエルの軍事行動は続けられ、ガザ市内にあるイスラーム大学の学生評議会の建物が空襲された。



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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:2908 )