ディヤーラ県の治安責任がイラク軍に移管(サバーフ・ジャディード紙)
2006年07月05日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ イラク軍がディヤーラ県の治安責任を担う

2006年07月05日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【バグダード:本紙記者】

 イラク軍がディヤーラ県の治安責任を委任され、ハミース軍事基地では公式式典によって多国籍軍からの移管手続が行われた。

 イラク軍第5師団が治安責任を完全委任された同県は、バグダード市の東端からイランとの国境まで、面積はおよそ7万平方マイル、およそ170万人が住む。

 第5師団司令官は、この師団が様々な宗派のイラク国民から構成されていること、また、同県に治安をもたらしテロリストらに打ち勝つ能力があることを強調した。

 一方、軍報道官の発表によれば、先週月曜日ラスタミーヤにおいて、国防相の代理としてダッハーム・ラーディー・アル=アサル参謀大将が「軍指導部 価値と原則センター」の開設式を行った。

 式典には軍司令官やイラク国防省高官および多国籍軍の司令官らが多く出席した。同センターは新イラク軍の歴史上ではこの種の機関としては初めてのものであり、その任務として、軍人の職業倫理と職務遂行にあたっての正しい軍規への配慮を確立することを請け負う。



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( 翻訳者:森本詩子 )
( 記事ID:2926 )