イスタンブルでは、都市部に水を供給するダムの貯水率は70%に達しており、水不足が起きることはないということが明らかとなった。

イスタンブル水道・運河局（İSKİ）関係者の情報によると、イスタンブルに水を供給する10カ所のダムの貯水率は、昨日の時点で69.95％であると確認された。
昨年の同じ日付でのダムの貯水率は68.02％であったが、この率は2004年は72.67％、2003年は74.36％であった。

8月16日前後の1994年以来の貯水率は以下の通り：

年毎の貯水率（％）
1994　15.52
1995　45.72
1996　66.06
1997　76.02
1998　81.34
1999　61.87
2000　66.33
2001　47.29
2002　71.63
2003　74.36
2004　72.67
2005　68.02
2006　69.95

■ダムの貯水量
一方、イスタンブルに水を供給するダムには、2006年8月16日時点で6億400万立米の水がたたえられている。貯水量は、昨年の同時期が5億8800万立米、2004年が6億2800万立米と計測された。

8月16日前後の1994年以来の貯水量は以下の通り：

年毎の貯水量（100万立米）
1994　108
1995　319
1996　461
1997　531
1998　568
1999　534
2000　573
2001　408
2002　619
2003　642
2004　628
2005　588
2006　604

注：1999年以降はウストゥランジュラル・ダムの数値が加えられている。

水道・運河局の関係者は、現在、一日あたり約200万立米の水がイスタンブルに供給されていると述べ、ダムの貯水率は70％あって、都市部での水不足は想定されていないと語った。

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（ 翻訳者:高田　利彦 ）
（ 記事ID:3285 )