スカーフ着用めぐる攻防 民族舞踊団公演で(Radikal紙)
2006年08月18日付 Radikal 紙
国会議長アルンチが出席した開会式でスカーフで頭を覆った民族舞踊団が、ユルドゥル大臣のとった行動に対してスカーフをかぶらない状態でのデモを行った。
トルコ国会議長ビュレント・アルンチが出席した7月8日の開会式で頭部をスカーフで覆ったまま国民舞踊を踊らされた共和国小学校の民族舞踊団は、運輸大臣ビナリ・ユルドゥルムに対してスカーフを着用せずに現れた。
ユルドゥルム大臣は、昨日トゥンジェリのジュムフリイェト地区でトゥルクテレコムによって設立され、1,000万新トルコリラを費やした10の教室を持つディヤップ・アー小学校の開校式を行った。
■生徒の比率は高い
7月8日のトゥンジェリ身体障害者リハビリテーションセンター開会式で、トルコ国会議長アルンチの前で初めてスカーフに近い形のもので頭部を覆ったまま現れた女性の民族舞踊団は、ユルドゥルムの前で頭部をさらけ出した。ユルドゥルム大臣は式典でトゥンジェリの女子の通学比率について、到達した水準に感じている満足感を口にした。
民衆がアルンチの出席した式典で頭部を覆っていたことは、議論を生み出した。そして共和人民党党員の国会議員シナン・イェルリカヤとソンギュル・エロル市長は「私たちの伝統にはこんな風に頭を覆うやり方はない。」と発言した。アルンチはこの件がら出てくるニュースに激昂した。
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( 翻訳者:藤巻晋也 )
( 記事ID:3292 )