ヨルダンの老婦人、卵とニワトリをレバノンに寄付(アル・アハラーム紙)
2006年08月02日付 Al-Ahram 紙

■ ヨルダンの貧しい老婦人が卵ひと籠と鶏二羽をレバノンに寄付

2006年08月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面

【アンマン:諸通信社】

 72歳になるヨルダンの貧しい老婦人が、ヨルダンテレビが放映した救援への呼びかけに応じ、レバノンとパレスチナの両民衆のため、鶏2羽とひと籠の卵を寄付しようと道を急いだ。

 「この世で持っているものといったらこれが全て。同胞への寄付として提供したい」と言うハリーマおばあさんは、2羽の鶏と卵でいっぱいの小さな籠を手に、ザルカー県庁に向かった。そこである市民に止められて事情を聞かれた彼女は、救援の呼びかけを耳にして、いち早く全財産を寄付しに来たと答えた。



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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:3165 )