トルコ航空は増大する需要を受けて、世界三大航空連合のうちの一つであるスターアライアンスへの加盟を決定したと発表した。

　トルコ航空は書面による発表で、旅客数がこの三年で倍増したことによる需要増大に応えるため、スターアライアンスへの加盟を目指すと伝えた。

　近年トルコ航空は61機の新規機体を購入し、さらには24の新規路線を開拓した。このため、世界の航空業界の注目を集めたと指摘する今回の発表は次のように述べた。

「2004年の年末に弊社経営理事会がとった決定に従って、世界的な航空連合への加盟を自社の戦略的目標と定め、実行委員会を設置して活動を開始した。2005年中ごろから、スターアライアンスとスカイチーム両者の代表者と国内外の会談を行い、重要事項について情報と書類を集めた。分析と評価のすえ、本日、経営理事会でスターアライアンスへの加盟交渉を始める決定が下された」

■正式加盟は一年半後

　トルコ航空とスターアライアンスとの事前合意の後、1年—1年半以内にはトルコ航空のスターアライアンス加盟が実現されるとみられる。

同社のスターアライアンス加盟により、同社利用者は、より一層世界各地に飛ぶことができ、同連合加盟他社のマイルを利用でき、ビジネスクラス(の利用)で優待をうけるといったことがあろう。

■世界三大航空連合

　世界には三つの代表的な航空連合がある。設立順により、1997年に発足しルフトハンザ率いるスターアライアンス、1998年に発足し英国航空率いるワンワールド、そして2000年に発足しエールフランス率いるスカイチーム。



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（ 翻訳者:永井ひとみ ）
（ 記事ID:3187 )