タルカン、イスタンブルで野外コンサート(Milliyet紙)
2006年08月09日付 Milliyet 紙
英語で出したアルバムの評判がいまひとつのタルカンは、イスタンブルでのコンサートの大部分をトルコ芸術音楽に割いたところ、長いスタンディング・オベーションを受けた。
イスタンブルのハルビエ・ジェミル・トプズル野外ステージに今年初めて登場したタルカンは、ファンにとって忘れられないコンサートを催した。少し前に出された英語のアルバムでは期待していたほどの評価を得られなかったタルカンは、コンサートの後半ではトルコ芸術音楽の曲を歌った。するとファンは大いに盛り上がり、何分にもわたってスタンディング・オベーションをした。
古い曲も新しい曲も歌うタルカンに、野外を埋め尽くした何千人もの人々は大盛り上がりだった。英語のアルバムからも何曲か歌ったタルカンは、サプライズとしてコンサートの後半には伝統音楽のバンドとともにトルコ芸術音楽の作品を歌った。
■新アルバムはトルコ芸術音楽で
タルカンは、トルコ芸術音楽の部の最後に、「僕は、この歌とともに育った。小さい頃も、自分では気付かずに意味深い歌を歌っていたんだ」と語り、会場のファンに、次のアルバムはトルコ芸術音楽に重点を置くと話した。
ファンのリクエストにこたえて7曲のトルコ芸術音楽を歌ったタルカンは、ゼキ・ミュレンの『今は遠くにいるあなた』も歌った。この3.5時間に及ぶコンサートでは、恋人のビルゲ・オズチュルクの姿もあった。
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( 翻訳者:新井慧 )
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