韓国製の電気自動車、1.5YTL(約120円)の費用で80キロメートル走行 (Radikal紙)
2006年09月11日付 Radikal 紙
韓国から輸入されたE-Goという名の電気自動車は14人乗りである。同車は1.5YTL(新トルコ・リラ)にあたる4時間の充電で、80キロメートル走行することができる。
石油に依拠した自動車業界ではディーゼルやハイブリッドの技術が重要性を増す中、電気が有効に用いられる充電式自動車が脚光を浴びている。レファランスという名前の会社によって韓国から輸入された、E-Goという名前の電気自動車は、4時間充電し、1.5YTLの費用で80キロメートル走行する。
8,000~23,000ドルの価格帯を持つE-Goは、2人用から14人用のタイプがある。天井を開閉できるこの車は、前走用に4つと後走用に1つギアがあり、ミニバスに似ている。
■狭い道も解決
レファランス社の総支配人ハルク・シャーヒンは、別荘を持つような消費層が、この車の個人的使用に関心を示している、と述べた。シャーヒンは次のように答えた:「私たちは40のモデルを取り揃えている。これらのモデルの中には公安目的用のものもある。治安や公安に関して絶えず新たな解決策を模索することが課題となっているイスタンブルで、特に狭い路地がある場所で、新たな事故に対応しうるこのE-Goが警察で用いられるよう、県当局と折衝しているところだ。同車は、通常、ポリカーボンの耐性ガラス、回転キャビン、リクライニングシート、湿式ブレーキ、音楽システム、衝撃吸収車体を備えている。公安用モデルはといえば、警光灯、アナウンスとサイレン、警報装置、消火用チューブとが搭載されている」。
最近観光業界で自然な歴史的構造物に対し、石油で動く車が起こす振動や二酸化炭素ガスの有害さが議論されていることもあり、E-Goのような車への要望が増している。例えば、トプカプ宮殿、スルタン・アフメト・モスク、アヤソフィア博物館、イェレバタン地下宮殿のような場所で使用する電気自動車の購入を、トルコ観光業協会とイスタンブル県当局は世界中の例をみて決定した。
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( 翻訳者:山本裕一 )
( 記事ID:3477 )