イラク・イラン首脳会談で政治・経済・治安協力に合意(サバーフ・ジャディード紙)
2006年09月13日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ マーリキー首相、アフマディーネジャード大統領と政治・経済・治安協力合意に署名

2006年09月13日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面

【テヘラン:諸通信社】

 昨日の火曜、初めてテヘランを公式訪問したイラクのマーリキー首相との会談後、イランはイラクにおける安定と治安実現への協力を提言した。

 イラク駐留米軍を攻撃する戦闘員を支援しているとイランを非難する米政府を満足させるであろうメッセージとして、マーリキー首相はイラン高官らに対し、イラクの内政事情に介入しないよう求めるものと見られていた。

 ところがマーリキー首相とイランのアフマディーネジャード大統領は、昨日火曜に行われた会談の詳細については言及することなく、80年代に血で血を洗う戦争を行った両国が、政治・経済・治安分野での協力に合意したと発表した。

 会談後の共同記者会見でアフマディーネジャード大統領は、「われわれはイラクの治安実現に向け、イラク政府に全面的に協力する。イラクの治安強化は、地域全体の治安強化と安定を意味する」と述べた。


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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:3502 )