行政裁判所の検事長職にも女性登用が決定(Radikal紙)
2006年09月15日付 Radikal 紙

行政裁判所のスムル・チョルトオール長官に次いで、行政裁判所の検事長にも女性裁判官が選ばれた。ザフェル・カンタルジュオールが定年退職することにより空席となった検事長職に、行政裁判所副長官であるタンセル・チョラシャンが就任した。

行政裁判所では、空席となった検事長職について昨日選挙が行なわれた。選挙にはタンセル・チョラシャンのほか、行政裁判所襲撃事件で負傷したムスタファ・ビルデン、ギュンギョル・デミルカン、アリ・ギュベンとイルハン・ディンチが立候補した。95人のメンバーから48票を獲得したタンセル・チョラシャンは、行政裁判所の新検事長に選ばれた。タンセル・チョラシャンの夫は新聞記者でコラムニストのエミン・チョラシャンである。タンセル・チョラシャンが行政裁判所検事長に選ばれたことで、高等司法機関で長官も検事長も女性の裁判官が務める初めてのケースとなった。

同僚の祝福を受けるタンセル・チョラシャンは、「私の就任は、ポストの振り分けであるとか、不公正な競争の結果ではない」と述べた。チョラシャンは、裁判で女性の主権を評価する際にも、こうした(トップの)役職に就く者の能力とキャリアが基盤となると述べた。

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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:3510 )