トルコ最大のオーガニック生産農場のうちクシャダスのギュルセル・トンブル農場で生産されたオーガニックオリーブオイルが、イタリアで開催された国際コンクールで受賞した。“イェルリム”商標のオーガニックオリーブオイルの受賞により、クシャダス郡中に歓喜の渦が広がった。

イタリアのアンドリア市で開催された“BIOL国際オリーブオイルコンクール”に、トルコから参加したメーカーのうち10社が予選を通過しコンクールに参加する権利を獲得した。そのうち“イェルリム・オーガニック・オリーブオイル”のみが受賞に値すると評価された。

■受賞5製品のうちの１つに
イェルリムは、全世界で受賞にふさわしいと評価された5点の製品のうち１つになった。農場所有者のギュルセル・トンブル氏は、世界各地からの参加があったコンクールでトルコを代表したことは名誉であったと語った。トンブル氏は、「今年10回目となったコンクールに伝統的圧縮方法で生産したオーガニックオリーブオイルを出品しました。当社のオリーブオイルはバイオロジーに則ったオーガニックという特徴と同時に、血液脂質をなくすことも大きな賞賛を受け、受賞に値すると評価されました。世界の数ある生産者、プライドを持った国々の中から抜き出て祖国トルコにこの賞をもたらし、トルコの製品が国際基準を満たしていると証明したことをうれしく思っています」と話した。

■完全なオーガニック製品
ギュルセル・トンブル農場で100以上の製品が農務省からの許可と証明を受け生産される一方、350ドニュム（約３２万㎡）の土地に作られた農場では、完全なオーガニック且つ伝統的な方法で生産されるワイン、オリーブオイル、オリーブ、コンポスト、ジャム、マーマレード、酢、シロップ、野菜の酢漬け、トマトソースが“イェルリム”商標で販売されている。

■証明つきの農業
トンブル氏は、農場ではオリーブオイルだけでなく、他のオーガニック作物もEU基準で生産されているとし、次のように語った。「生の野菜と果物、缶詰、乾燥した野菜と果物及び香辛料は、清潔に管理され、立証された持続可能な農業技術を使い生産されています。製品の大部分には、添加物は効果があるとしても全く使用していません。」



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（ 翻訳者:富田　祐子 ）
（ 記事ID:3564 )