スペイン、エジプト、ヨルダンの外相がベイルート訪問(アル・ナハール紙)
2006年08月03日付 Al-Nahar 紙

■ モラティノス外相、シャバア農場問題の解決へ努力 セニョーラ首相、近日中の停戦は期待せず
■ レバノン・イスラエル国境地帯4ヶ所で最も激しい地上戦
■ ヨルダン川西岸地区へミサイル到達 イスラエル、レバノンを脅迫

2006年08月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

 イスラエルによる対レバノン戦争は22日目をむかえ、軍事的な衝突の激化と各方面による外交努力がかつてないほどの激しい競い合いを展開した。またイスラエルは国境地帯の4ヶ所でのヒズブッラーの戦闘員との激烈な地上戦に数個旅団と歩兵部隊および装甲部隊を投入し、安全保障理事会の停戦決議採択の前に地上戦での具体的な戦果を挙げ、それを確実なものにしようと狙っている。

 このような戦闘の激化は、外交上の動きにも影響を及ぼした。昨日、スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相、エジプトのアハマド・アブルゲイト外相、ヨルダンのアブドゥルイラーフ・アル=ハティーブ外相が同時にベイルートを訪問した。彼らはフアード・アル=セニョーラ首相も同席して行われた会見において、危機解決に向けたセニョーラ首相の7項目計画を支持し、停戦を優先すべきことを強化する点で一致した。

(後略)



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( 翻訳者:吉永晶子 )
( 記事ID:3408 )