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シニオラ氏は金曜日(1日)の記者会見で、110億USドルの支出(問題)に関して反証を繰り返し、この支出額に関する複数の表を公開した。そして、同氏は「政治を腐敗させる者とは、国家内に複数の小国家を建設し、(公共)施設を支配するすべての者たちのことである」との見方を示した。さらに、2月16日に「ヒズブッラー」のハサン・ナスルッラー書記長が110億USドルおよびそれがどのように支出されたかに関する問題を明らかにするよう要請したことに対して返答した。なお、「ヒズブッラー」は「腐敗との闘い」に取り組む一環 全文をよむ
■レバノン:「ヒズブッラー」のシニオラ氏への攻撃を背景に、「未来運動」と「自由愛国運動」が「テレビ」で衝突 【ベイルート:本紙】 フアード・シニオラ氏の首相在任期間であった2006年から2009年の110億USドルの支出に関する会計問題が盛り上がりを見せていることを背景とした「未来運動」と「ヒズボラ」の情報合戦は、「未来運動」のテレビ局および「ヒズブッラー」と協力関係にある「自由愛国運動」のテレビ局の2局の戦いへと様相を変えた。というのも、「自由愛国運動」の報道機関である「O 全文をよむ
■スライマーン元大統領サルマーン、ミカーティー元首相、サアド・ハリーリー首相はアウン大統領の「新たな習慣を生み出している」という発言についてコメント ■ビッリー国民会議議長は特定のグループに組閣が遅れていることの責任を負わせないと発言 ■アウン大統領の報道官は「何人も超えることができない大統領の地位がもたらす力」を強調 【ベイルート:本紙】 (レバノン)政界は昨日(26日)、ベイルートで議論に勤しんだ。議論の内容は、ミシェル・アウン共和国大統領が一昨日(25日)に組閣 全文をよむ
■レバノン:ハリーリー首相「アウン大統領は地域の紛争から距離を置くという政策を実施する上での戦略的協力相手」 【ベイルート:本紙】 レバノンのサアド・ハリーリー首相は、同国のミシェル・アウン大統領の求めに応じ、アラブ諸国の理解とレバノンの安定及び地域の紛争から距離を置くという政策に対する内外の支持に基づき辞任を「保留」する間、他のアラブ諸国と共に自国を危機から脱出させるために行動するとし、昨日(23日)も支持を集め続けた。危機はヒズブッラーが一部のアラブ諸国、特に湾岸諸国に干 全文をよむ
■レバノン:アラブ連盟がレバノン政府に対しヒズブッラーの抑制を求める 【ベイルート:本紙】 アラブ連盟は外相会合を開き、「ヒズブッラー」が「先進兵器や弾道ミサイル兵器を用いてアラブ諸国のテロおよびテロ集団を支援」しているとする決議を採択し、レバノンに対するアラブ諸国の要求をまとめた。レバノンの代表団は、同決議がヒズブッラーを「テロ組織」と形容したことを受けて態度を保留した。サアド・アル=ハリーリー首相が辞任を発表してからレバノンが直面している政治危機に対処するにあたり、今回の 全文をよむ
■レバノン:スライマーン大統領、議員に大統領職の空位を回避するよう要求するも、定足数と棄権をめぐる論争に発展 【ベイルート:本紙】 レバノンのミシェル・スライマーン大統領は憲法が定める自身の任期終了の72時間前を迎え「元首の席が空位になることの問題とリスク」を避けて、憲法が定める信任投票を完了することを国民議会に呼びかけるとともに、大統領職の空位による「影響が国家のヒエラルキーにおいて権力の座を分配するという国民憲章合意(ターイフ合意)の本質にも及ぶだろう」との見方を示した。 全文をよむ
■カースィム氏、3月14日勢力に「自分たちに有利な展開を期待するな」 【ベイルート:本紙】 「ヒズブッラー」のナイーム・カースィム副書記長は次のように述べた。「われわれは3月14日勢力のために、国の機関によって国家を停止させることにおける彼らの成功を記録する。彼らは、域内の変革と湾岸からの命令を待つことで組閣を妨げている」「ウンマ運動」からの使節団を迎えた同氏は、次のように付け加えた。「彼らがどんなに彼ら以外に嫌疑を投げかけようと試みても、誰もが次のことを知っている。つまり、 全文をよむ
■レバノンの「少年兵」再び前線へ 2012年5月31日 木曜日 『アル=ハヤート』 【ベイルート:ベロニーク・アブー・ガザーラ】 安全の危機を度々目撃したレバノンの地方で生まれた子供たちにとって、幼少期という用語は一般的な生活の段階から遠ざかってしまった。しかし彼らが子どもなのは見た目だけで、彼は頭の中で党派的な考えを抱いており、何年も前から政治組織に所属している。彼らは自分達が10歳にも満たない子供であることを覚えている者が存在しない政治的組織・潮流の責任者の目の 全文をよむ
■ ハリーリー元首相暗殺に関する特別国際法廷の決定を葬り去るためか ■ イスラエル報道:「ヒズブッラーが国家や重要施設を支配下におくシミュレーションのため大規模訓練」 2010年11月08日付『クドゥス・アラビー』紙(イギリス)HP1面 【ナザレ:ズハイル・アンドラウス(本紙)】 イスラエルの「高レベルの」治安及び政治情報筋は昨日月曜日、「イスラエルは最近のレバノン情勢の展開を非常に懸念している」と述べた。特に最近の展開や、一昨日発行されたウォールストリートジ 全文をよむ
■ ハリーリー首相「対シリア関係は優先事項、国際法廷に関して妥協はしない」 2010年09月30日『アル=ナハール』紙(レバノン)HP政治面 「ムスタクバル潮流」政治局の週例会議を主宰したサアド・アル=ハリーリー首相は、「国内の安定を望んでおり、レバノン内部での対立の解決は唯一、憲法機関にのみ依拠したい」との声明を出した。 またムスタクバル潮流の声明によるとハリーリー首相は、対シリア関係の進展は最優先事項であり、レバノンとシリア双方の利益のためにも後退はありえない 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、レバノンの安定に向けたエジプトの支援を明言 2010年05月22日付『アル=アハラーム』(エジプト)HP1面 フスニー・ムバーラク大統領は今日、レバノンのサアド・アル=ハリーリー首相との会談において、レバノンが新政権樹立に成功した後の国内の安定に向けた努力に対してエジプトが支援を行い、開発・復興プロジェクトに対しても援助を行うと言明した。 フスニー・ムバーラク大統領は今朝、ヘリオポリスの大統領府でレバノンのサアド・アル=ハリーリー首相を迎え 全文をよむ
■ 国境地帯にイスラエル軍が設置した有刺鉄線をレバノン人住民が撤去 2010年04月17日付クドゥス・アラビー 紙(イギリス)HP1面 【アッバースィーヤ】 レバノン南部のアッバースィーヤ地区で金曜日、レバノン人住民らがイスラエル軍兵士の火曜日に設置した有刺鉄線を撤去した。AFP 通信社の記者が伝えたところによると、この行動を受けて国境の両側に展開する軍隊に動きが見られた。 同記者によると、数十名のレバノン人住民らは南部選出のカースィム・ハーシム議員を 全文をよむ
■新政府の樹立まで、政権移行内閣が続行 ■ジュンブラート氏、3月8日勢力と3月14日勢力との駆け引きから離れた、中道政治を呼びかけ 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド、通信各社】 2009年08月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面 レバノン民主主義会合代表のワリード・ジュンブラート議員は、3月8日勢力〔ヒズブッラー中心〕と3月14日勢力〔ハリーリー派中心〕の間の分裂にレバノンが囚われ続けることは最早許されないとし、「中道政治が行われるべきだ」 全文をよむ
■ ナスルッラー、今後の準備と組閣の選択肢についてハリーリー氏と協議 ■ レバノンのスライマーン大統領は今日、ハリーリー氏に組閣を委任へ 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 金曜日にミシェル・スライマーン大統領と行った組閣協議の場でムスタクバル潮流は、サアド・アル=ハリーリー党首を次期レバノン政府の組閣にあたる任に推薦した。 ナビーフ・ビッリー国会議長も自分が属する議会内会派はハリーリー氏を次期政府の首班に指名 したと発表した。一方でヒズブッラーは誰のことも 全文をよむ
■ハリーリー氏、ナスルッラー書記長と会談、新政権の組閣について協議 2009年06月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド】 ミシェル・スレイマーン・レバノン大統領によって新政府組閣の委任が行なわれようとする中 、ムスタクバル潮流のサアド・アル=ハリーリー代表はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長と会談し、次期政権の組閣問題と、それに関連する選択肢の数々について協議した。ハリーリー氏は次期首相の最有力候補である。 全文をよむ
■ ダマスカスにレバノン大使館開設 ■ ムアッリム・シリア外相、「在ベイルート・シリア大使を近々任命する」と述べる ■ スライマーン・レバノン大統領、サルコジ仏大統領から和平会議の計画を伝えられ、「レバノンを犠牲にした解決は行わないとの確認」を得る 2009年03月17日付アル=ハヤート紙(イギリス)HP1面 【ベイルート、ダマスカス、パリ:本紙(ランダ・タキーッディーン、アルリート・フーリー)】 レバノンは昨日ミシェル・スライマーン・レバノン大統領が行っ 全文をよむ
■ クリントン米国務長官、セニョーラ首相に:「レバノンの独立と安全が交渉の対象とされることはない 」 ■ レバノン大統領府での国民対話会議、国防戦略にとどまらず選挙の安全めぐる課題に言及 ■ 安定の確保を約束する共同宣言...人事問題では合意成立せず 2009年03月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 バアブダ宮殿で昨日開催された国民対話会議の第5回会合に参加した各勢力の指導者は、ズィヤード・バールード内相の提案した、諸政治勢力が国内平和を誓約する共同宣言 全文をよむ
■ アミーン・アル=ジュマイエル氏とミシェル・アル=ムッル氏、北マトン地方の選挙協力で最終合意 ■ EUが選挙監視団の派遣を提案 ■ ナスルッラー書記長、鎮静化の呼びかけに返礼。[選挙勝利の場合]協力か反対派の単独統治かを提示 ■ 国会議長と首相の対立高まる中、打開に向け木曜日に閣僚会議で予算協議 2009年2月17日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのイマード・ムグニーヤ軍事幹部暗殺1周年を記念する昨夜のハサン・ナスルッラー・ヒズブッラー書記長 全文をよむ
■ アウン議員、本紙に対して再びさらに激しい攻撃 ■ ムスタクバル・ブロック、ベカーアおよび北部における武装化に警告 ■ 首相府での会合により、盗聴の法的管理が回復 ■ 今日から法適用メカニズムと情報隠蔽の防止 2009年02月03日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 盗聴問題に関連する全ての省庁、国軍、治安機関および司法関係者の参加した首相府での会合が到達した諸々の決定によって、この問題は終結したと見てよいのだろうか? 理論および原則面からすれ 全文をよむ
■ アミーン・アル=ジュマイエル氏顧問:「ナスルッラー氏は重大な誤りを犯し、レバノンにおけるイランの全権代表であるかのように振る舞った」 2009年02月01日付アル=アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 アミーン・アル=ジュマイエル氏[※レバノン元大統領]率いるカターイブ党のサジュアーン・カッズィー党首政治顧問は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が最近の発言において深刻な誤りを犯し、正式の大使館が存在するにも関わらず、まるでイラン国家の全権代表であるかのように 全文をよむ
■レバノン国民対話第4ラウンド、パレスチナ人の武装問題に議論が集中 2009年01月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面 【ベイルート:諸通信社】 先のイスラエルによるガザ攻撃の際、レバノン南部からイスラエル北部へロケット弾が発射された事態を受け、難民キャンプ外でのパレスチナ人の武装問題が議題のトップを占めると予想される中、昨日、レバノン共和国大統領公邸においてミシェル・スライマーン・レバノン大統領の主催による国民対話会合の第4ラウンドが始まった。 全文をよむ
■ 閣僚会議、予算案を明日可決へ ■ パレスチナ勢力の武装問題、月曜日[26日]の国民対話会議で議論へ ■ 大統領宮殿での国民対話会議、対ガザ戦争後の国防戦略めぐる試金石に ■ ジュンブラート議員とラアド議員:「融和が実現しているのは両派混住地域での平穏化のみ」 2009年01月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの対ガザ戦争とそれに付随する首脳会議戦争のため、3週間以上にわたって否応なく鳴りを潜めた後、レバノン国内の政治的動きが勢いを取り戻 全文をよむ
■ カチューシャ・ロケット弾の背後に誰が、そして何が? ■ UNIFIL:「ロケット弾を発射したのは専門技術を有する勢力」 2009年1月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ガザ戦争がレバノンに影響を及ぼす中で、安全保障問題は否応なしに主要な課題として関心を集めており、連日新たな展開を見せている。本紙の得た情報によると、レバノン治安部隊および国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の部隊はこの48時間、ナークーラからミルワヒーンに到る諸町村、その間のハット・ドゥハイ 全文をよむ
■ フェルトマン米国務次官補、本紙に:「[イスラエルへのロケット弾発射は]レバノンの国益に反する」 2009年01月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク(国連):アリー・バルディー記者】 アメリカのジェフリー・フェルトマン国務次官補(近東問題担当)は、レバノン政府がレバノン南部からイスラエルに向けたロケット弾発射を批判したことを歓迎し、「この事件の背後にある者は誰であるにせよ、レバノンの利益を望まない者であることは確かだ」と述べた。 全文をよむ
■ 安保理決議第1701号に発効以来最大の危機 ■ ロケット弾発射の阻止に向け国軍が厳戒態勢、政界は関与に反対の立場で一致 2009年01月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの対ガザ戦争開始から13日目、2006年のイスラエルの対レバノン戦争に歯止めをかけた国連安保理決議第1701号は発効以来最大の脅威に直面した。スール市南東からイスラエル北部に向けて、時限式のロケット弾4発が発射されたのである。ただちにイスラエル軍は大砲で反撃し、砲弾4発がロケッ 全文をよむ
■ サルコジ仏大統領訪問でガザと国内情勢について協議へ ■ 選挙実施をめぐる疑いの声に応え、6月7日の実施を確認する政令 2009年01月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今日午後にサルコジ仏大統領が行う短時間のベイルート訪問によってレバノンは、イスラエルの対ガザ戦争を止めるためのヨーロッパ諸国の努力の線上に位置付けられることになる。レバノンはアラブ諸国代表団とともにニューヨークに滞在中のファウズィー・サッルーフ外相を通して、戦争を止める安全保障理事会の決議 全文をよむ
■ 中東歴訪を前に、本紙を含む3紙に談話 ■ サルコジ大統領、イスラエルのガザ攻撃を非難 ■ ハマースには大きな責任があると主張 2009年01月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フランスのニコラ・サルコジ大統領は、ガザへのイスラエル軍の地上攻撃について、「和平の機会を遠ざけるものである」として非難するフランスとEU諸国の立場を確認するとともに、ハマースがイスラエルにロケット弾を再び発射していることについて「同様の厳しさをもって」非難し、ハマースには「ガ 全文をよむ
■ 仏大統領と会談後のハリーリー議員:「危険な情勢であり、単独の決定は許されない」 2009年1月3日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国内の情勢は依然として、中東地域や世界と同様にパレスチナ情勢と結びついている。閣僚筋が本紙に語ったところでは、レバノン政府の立場は「外交面、人道面、国民感情においてはガザ地区との全面的な連帯を示しつつも、レバノンが現状を超える事態に追い込まれたり、巻き込まれたりすることがないよう注意を払う」という原則によって制御されている。 全文をよむ
■ 連帯と治安維持へ準備態勢、ナスルッラー書記長はエジプト体制を非難 2008年12月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルのガザに対する血塗られた侵略行為が始まって2日目、レバノン国内では各方面が事態に対応すべく準備の態勢を示した。それは、レバノンが今回の侵略によって最も影響を受けるアラブ国家であり、その余波に対して最も警戒感を抱いている国だということを物語っていると言えよう。 昨日はエジプト大使館周辺でデモ隊と国内治安部隊の衝突があり、同様 全文をよむ
■ ジュンブラート議員、[シリア・レバノン同胞協力協調]条約の撤廃を要求、スレイマーン大統領およびカフワジー国軍司令官の国防戦略に対する立場を問いかけ ■ アサド大統領、「栄誉ある好敵手」アウン議員のシリア訪問に対して元首級の待遇 ■ アウン議員:「先ずレバノン国内勢力が謝罪をすべきである」 2008年12月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 故ハーフィズ・アル=アサド大統領以前の時代にも、バッシャール・アル=アサド現大統領の時代になってからも、レバノンの 全文をよむ
■ ハメネイ師、レバノン国民が一致団結してイスラエルに立ち向かうことを希望 ■ アフマディーネジャード大統領、現在の情勢は「抵抗する諸国」に有利との見方 ■ スレイマーン大統領がイランに中型兵器の供給と、支援の対象を国家とするよう要請 ■ ビッリー国会議長、「時代遅れの論議」に遺憾の意を表明 ■ セニョーラ首相、今日「[経済政策に関する]首尾一貫したビジョンを提起」へ 2008年11月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ミシェル・スレイマーン大統領 全文をよむ
■ イラン政府、スレイマーン大統領に:「レバノンは不屈の姿勢と抵抗と共生のよき例」 ■ シリア問題をめぐる論争がアウン氏とジュンブラート氏の間で再燃 ■ 対立が再び諸大学に飛び火 2008年11月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 たった数週間のうちに再び、党派間の対立と、政局および選挙をめぐって激化する情勢が各大学のキャンパスを侵した。学生の衝突は、数ヵ月後に行われる国会議員選挙に関して懸念されている混乱の予兆とも言える展開を見せている。 過 全文をよむ
■ スレイマーン大統領、独立記念日のメッセージで:「幸運にも我々の民主主義体制では質問を投げかけ裁定を下すことができる」 ■ フィヨン仏首相、シリアとの関係正常化に伴い「レバノンの主権を明確に承認すること」を要請 ■ 明日の閣議で携帯電話部門の再国営化を回避する解決策を討議 2008年11月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、中東通信社(MENA)】 今日の65回目の独立記念日は、新たな装いをもって訪れる。33年前のレバノンの姿を思い起こ 全文をよむ
■ スレイマーン・レバノン大統領、「文明と宗教間の対話会議」に対してレバノンを同会議の中心拠点とするよう要請 ■ シリアとの治安協力に関しては「各行政機関での決定に帰する」 ■ ハリーリー議員とジュンブラート議員、「[シリア]体制の嘘」に反論 2008年11月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日のズィヤード・バールード・レバノン内相のダマスカスへの訪問は、レバノン・シリア間の治安協力における「これまでと異なる新しい」試みの基礎を築いたが、それは当然のこ 全文をよむ
■ シリア系組織「サーイカ」がバッダーウィー難民キャンプで「ファタハ・アル=イスラーム」メンバー2人を拘束 ■ 「シリアからの嫌疑」が閣僚会議の議題に ■ ロシアのプーチン首相がハリーリー氏に:「レバノンはかつての地位を回復すべきだ」 2008年11月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、中東通信社(MENA)、UPI】 レバノン国内では昨日、一昨日夜にシリア国営テレビが提起した問題が様々な反響をもたらした。9月27日のダマスカスでの爆破事 全文をよむ
■ 北部テロネットワーク、ピエール・アル=ジュマイエル氏暗殺に関与か 2008年11月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日情報筋が本紙に明かしたところによると、北部とトリポリの国軍拠点爆破事件で逮捕されたテロネットワークのメンバーに対して現在行われている取調べにおいて、顕著な進展があったという。同筋は、このネットワークがピエール・アル=ジュマイエル代議士暗殺や一連の爆破事件、ベイルートの国内治安部隊本部およびアシュラフィーヤ地区のバルバル・アル=ハーズィン兵舎 全文をよむ
■ ハリーリー議員とナスルッラー・ヒズブッラー書記長:「対立はターイフ合意とドーハ合意の枠内。秘密会合は国内の安定保持のための前進の一歩」 2008年10月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ムスタクバル・ブロック代表のサアド・アル=ハリーリー議員とヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が日曜日に行った会談の重要性は、両勢力の和解の達成という域を超え、政治的立場が異なり相反するものであっても、政治体制と国民統合のあり方をめぐる不変の前提について相互の合意がほぼ成 全文をよむ
■ アウン氏がダマスカス訪問の意向を確認、ジュンブラート氏は対シリア融和の条件として国際法廷の開廷を提示 ■ 憲法評議会に関する対立、今日終息へ ■ シリアとの諸合意について政府による包括的な再検討 2008年10月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン議会は、数年来対立の的として議論されてきた憲法評議会の問題を、同評議会の編成に関する新法の可決をもって終息させる。議会の行政・司法委員会は先週、イブラヒーム・ナッジャール司法相の提案に基づいて、憲法評 全文をよむ
■ ジュンブラート氏、昨日ムバーラク大統領による歓迎を受けた後:「エジプトはレバノンの主権と独立、党派間の団結を支援している」「シャバア農場の帰属確定とハリーリー元首相暗殺の調査結果をシリアに期待している」と発言 2008年10月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ムハンマド・アミーン・アル=ミスリー】 レバノンの社会主義進歩党党首ワリード・ジュンブラート氏は、レバノンの主権・独立・安定、そしてレバノン各派間の団結強化のために、ホスニー・ムバー 全文をよむ
■ レバノン独立記念日にキリスト教徒のベイルート駐在シリア大使任命の見通し 2008年10月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 レバノンとシリアの外交関係樹立の一歩は、ベイルートの政治情勢を席捲した。反シリアの3月14日勢力の事務局は緊急会議の後、「レバノンとの外交関係樹立および両国間での大使交換を定めた大統領令にシリアが署名したとの発表は、レバノン人にとって重要な成果であり、レバノン杉革命の勝利である」との声 全文をよむ
■ スレイマーン・レバノン大統領、対サウジアラビア非難の悪影響を解消 ■ ミシェル・アウン氏、アフマディーネジャード・イラン大統領と会談 ■ サミール・ジャアジャア氏、ムバーラク・エジプト大統領と今日会談 2008年10月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アブダ、タッル、バフサースでの爆破を実行したとされるテロリスト細胞を国軍および治安部隊が摘発したことについて、政界が稀に見る一致した賞賛の態度を示すなかで、レバノンのミシェル・スレイマーン大統領は昨日、 全文をよむ
■ 軍事関係組織化のためのレバノン・アメリカ合同委員会設置 ■ アメリカ政府、シリア政府に警告を発し、いかなる変化も否定 2008年10月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヤルザ[のレバノン国防省]では昨日、アメリカのレバノン国軍に対する援助の枠組み構築に大きな意義をもつ措置として、両国間関係を組織化するためのレバノン・アメリカ合同軍事委員会の設置が発表された。またこれと関連してアメリカ政府は、レバノン北部国境付近におけるシリア軍の動きに懸念を表明するととも 全文をよむ
■ 3月14日勢力の代表団がパリでアサド大統領のトリポリに対する嫌疑について協議 ■ トルコ軍のイラクでの作戦に倣ったシリア軍の攻撃を懸念してレバノンが緊急対策室を設置 2008年10月02日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 イード・アル=フィトル[※断食月明けの祭日]にも関わらず、多くのレバノン人はシリアのバッシャール・アル=アサド大統領の「レバノン北部は過激派の基地になっており、シリアに危険を及ぼしている」 全文をよむ
■ アサド・シリア大統領、レバノン北部は「過激派の拠点」との見解 ■ ハリーリー議員、フランスにシリア体制の行為を受け入れることの危険性を警告 ■ トリポリで国軍を繰り返し狙う流血の祭日の贈り物 ■ 選挙法、政治勢力の枠を超えた立場で採択される 2008年09月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 8月13日に起こった攻撃から46日後の、国軍を狙った昨日のトリポリでの2度目のテロ攻撃は、新たな不安を引き起こしている。その不安は国内の治安という側面に留まら 全文をよむ
■ レバノン政府は多岐にわたる協議に没頭、選挙法案に対し特定の立場はとらず ■ ブッシュ米大統領がスレイマーン大統領に:「我々の使命は貴方がたの使命だ。強くて実行力のある国づくりだ」 ■ ベイルート市内、3日間で肖像、党旗撤去 2008年09月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国内では今後数日のうちに、特に国会での新選挙法案の可決や、ムスタクバル潮流とヒズブッラーの和解を完了するための処置をめぐって、様々の動きが予測されているが、ミシェル・スレイ 全文をよむ
■ シリアがレバノン北部国境の軍備を増強 2008年09月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン北部との国境付近にこの二日間、シリア軍部隊が展開していることについて、公式の説明がない中で様々の憶測がなされている。しかしレバノン軍報道官が両国の沈黙を破り、フランス通信社(AFP)に対して「レバノン北部シリア国境地帯のアッブーディーヤにおいて、シリア軍特殊部隊の兵士約1万人が配置された」と伝えた。 同報道官はまた、「レバノン政府は、この増強部隊展開の 全文をよむ
■ 国連調整官のレバノンからの転任決定は「脅迫」が原因! 2008年09月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【UPI】 ベルギー紙『ル・ソワ』が昨日報じたところによると、潘基文国連事務総長は、ベイルートの国連調整事務官をグルジア共和国の首都トリビシに転任させる決定を下していた。「イスラーム原理主義過激派による」度重なる脅迫が原因だという。 同紙によると、ベルギーのヨハン・ヴェルベッケ前国連常駐代表は8月4日、トリビシにおける事務総長特別代表 全文をよむ
■ フランジーヤ氏は司法当局に猶予期限提示、ジャアジャア氏は武装解除を要求 ■ 夜にジュンブラート氏とハリーリー氏が会談 ■ ブサルマの戦闘によって一連の衝突のキリスト教徒地域への拡大に懸念 ■ 事態収拾のため日曜日まで厳戒態勢 2008年09月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 バアブダ宮殿で国民対話会議が再び開始され、第1回会合の後に発表された声明では各地で相次ぐ事件を受けて治安情勢に対応する必要性が強調されているが、それから間もなくクーラ郡ブサル 全文をよむ
■ 大統領主宰による14者対話会議および縮小会合、拡大会合 ■ 対話の列車が発進 ■ 各方面の和解とハリーリー・ナスルッラー会談のため対話会議は50日間休憩 ■ ビッリー国会議長は国防戦略に関する議論の優先に賛成 ■ ヒズブッラーは対話会議への参加拡大を主張、5月7日衝突の実行を認める 2008年09月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国民対話会議が昨日バアブダ宮殿[※大統領府]で開かれ、各派指導者がほぼ勢揃いした。[※治安上の理由で欠席した]ヒ 全文をよむ
■ スレイマーン大統領、国民対話会議へ各勢力を招聘 ■ アムル・ムーサー事務局長が月曜日にベイルート訪問、セニョーラ首相は「平和と戦争に関する決定」に焦点 ■ レバノン山地[のドルーズ派両勢力]が団結を強調、ビッリー国会議長が和解強化のため同地を訪問 ■ 潘基文事務総長:「国際法廷の開始時期についてレバノン側と協議する」 2008年09月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 バイスールでのレバノン民主党幹部サーリフ・ファルハーン・アル=アリーディー氏殺害 全文をよむ
■ サルコジ大統領、ダマスカスでの4ヶ国首脳会談を終えて:「我々がここで何を話し合っているか、アメリカは知っている」 ■ アサド大統領、レバノン国軍が「一部諸国に支援されている過激派」を迎え撃つようスレイマーン大統領に要請 ■ アサド大統領、スレイマーン大統領が直接和平交渉への参加に合意していると言明 2008年09月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、レバノンが今なお脆弱な状況に置かれているとの見解を示し、外国 全文をよむ
■ デイル・アル=アシャーイル水資源へのシリアの侵害行為に対し閣僚会議で非難、スレイマーン大統領が連絡協議中 ■ サルバでは喜び、タンヌーリーンでは悲しみ、国軍司令官の選出方式で5閣僚が反対 ■ ヒズブッラーがメンバーを司法に引き渡し、多数派閣僚は防衛戦略について問題を提起 2008年08月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 サーミル・ハンナ操縦士殉職の渦中、国軍司令官にジャン・カフワジー准将が任命された。任命の数時間前には、一昨日トゥッファーフ地方のウラ 全文をよむ
■ マフムード・アッバース大統領がベイルート訪問:「在住パレスチナ人はレバノンの法律に従う」 ■ カフワジー准将をきょう国軍司令官に選出へ、ジュンブラート議員は反対 ■ スレイマーン大統領、9月25日に訪米しブッシュ大統領と会談へ 2008年08月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 政府首脳らは昨日、パレスチナのマフムード・アッバース大統領の訪問で忙殺されたが、新しい国軍司令官の任命問題に決着をつけるための協議や国内各方面との連絡は引き続き行われた。 全文をよむ
■ ヒズブッラーとサラフ主義勢力の「相互理解文書」に各方面が反発 ■ 国軍司令官およびレバノン銀行副総裁の人事に関する「パッケージ」めぐり対立 ■ ヨルダン外相:「対話支援にアラブ諸国の役割を」 2008年08月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 スレイマーン体制および政府の今週のスケジュールに上った関心事や課題は多岐にわたっている。政界の雲行きは、軍および行政関連の人事をはじめとする諸懸案における重要な決定への道ならしとなるような状況ではなさそうだ。 全文をよむ
■ 明日ダマスカス首脳会談で外交関係、最高評議会、国境、拘留者について話し合い ■ 今日の政府信任投票を前に議論が白熱 ■ 抵抗運動は停戦合意を遵守、武装問題に関する協議の必要はないとの見解 2008年08月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国会は先週金曜日からの5日間にわたる7回の会合を経て今日の昼、新内閣の施政方針声明についての話し合いを終える。昨日の夜までに議員57人が発言を行い、今日の発言者リストには議員3人が残っている。つまり、発言した議員の合 全文をよむ
■ 9人死亡、33人負傷。ムフティー・シャウアール師が「治安当局の対応の遅れ」に疑念を表明、3月14日勢力はトリポリ市の「非武装都市化」を要求 ■ 内閣施政方針声明をめぐる協議が続くなかトリポリで衝突、スレイマーン大統領は早急な対応を要請 ■ 内閣「戦線」では経済・社会的課題をめぐる協議により「休戦」、抵抗運動の問題については各派指導者らが解決へ努力 2008年07月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国民は昨日、首相府の「集中治療室」から新内閣の 全文をよむ
■ 3月14日勢力文書:「ヒズブッラー武装状態との共存は不可能。国内の勢力の図式から除去すべき」 ■ 抵抗運動の問題をめぐり、強硬姿勢の応酬で[施政方針声明起草]委員会が苦戦 ■ 大統領府、内閣信任後の国民対話会議開催へ準備を開始 2008年07月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 内閣施政方針声明の起草を委任された委員会の協議の動向は、抵抗運動の問題というほぼ限定された一点をめぐって一進一退の状況がつづいており、昨日の第6回目の会議では4時間以上も話し合 全文をよむ
■ クシュネル仏外相、年末までにレバノンとシリアの外交関係樹立を「願う」 ■ クシュネル氏、シャバア農場の問題についてはいかなる進展も否定 ■ 内閣施政方針声明に関する協議の中で、治安情勢と[抵抗運動の]武装問題とベイルートでの衝突について議論 ■ ヒズブッラー、近日中に「ムスタクバル潮流」との会談を行うと言明 2008年07月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 内閣施政方針声明の起草を委任された閣僚委員会は、間もなく草案の主要な項目についての作業を完 全文をよむ
■ イスラエルが兵士2人の死に「落涙」、レバノンの捕虜歓迎式典を「忌むべきこと」と表現 ■ 捕虜と遺体の返還後、国家が役割を果たし国連決議を履行すべき時が到来 ■ スレイマーン大統領、シャバア農場の解放へ展望示す ■ ナスルッラー・ヒズブッラー書記長、国防戦略に関する協議の用意を表明 2008年07月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 捕虜5人の帰還とレバノン人・パレスチナ人・アラブ人戦闘員199人の遺体の移送が今日完了した後、レバノンはミシェル・スレ 全文をよむ
■ 「来年は聖地で会おう」の叫び声の中、パレスチナの刑務所仲間たちにお別れ ■ イスラエルは今日、ヒズブッラーと捕虜交換 ■ レバノンではクンタールたちを乗せた車列の歓迎準備 2008年07月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ナザレ、ラーマッラー、ベイルート:本紙ザヒール・アンドラウス、ワリード・アワド、サアド・イリヤース】 イスラエル政府は昨日火曜日、約6時間続いたマラソン協議の後、レバノンのヒズブッラーとの捕虜交換取引を承認した。 全文をよむ
■ ハリーリー議員の後押しと、後退と獲得のバランスにより「緊急帝王切開」 ■ スレイマーン大統領時代の初代内閣は国会の縮図、あらゆる矛盾が集積 2008年07月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 根深い対立によって崩壊寸前に陥ったドーハ合意が5月21日に成立する直前の最後の瞬間と同様の光景が53日後に繰り返され、レバノン挙国一致内閣は「緊急帝王切開」によって誕生した。 しかし、ミシェル・スレイマーン大統領の選出から48日後、フアード・アル=セニョー 全文をよむ
■ イスラエル人60人がレバノン系銀行を告訴 2008年07月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:本紙】 2006年7月のレバノンに対するイスラエルの戦争で怪我を負った、あるいは肉親を失ったイスラエル人60人が、アメリカ合衆国の連邦裁判所に対して、米国内のレバノン系銀行5行を告訴した。 訟えによればこれら5行はヒズブッラーや「その他のテロ組織」に金融サービスを提供していた。これは国際法に対する違反と見なされる。 原 全文をよむ
■ 首相とアウン議員の新しい構想が組閣交渉を動かす ■ ナスルッラー・ヒズブッラー書記長、捕虜問題終結への作業進行にともない開放的な演説:「全ての者に勝利を。我々には統一を回復するあらゆる政治的会合への用意がある」 2008年07月03日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が、イスラエルとの捕虜交換取引の成就に向けて行われている諸措置と並行して[国内各派の]政治的会合を開催する可能性に関して開放的な立場を表明し、政府組閣に関して 全文をよむ
■ フランス軍緊急介入部隊、スイカを購入 2008年06月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒヤームとワッザーニーおよびマルジャアユーンを結ぶバーブ・アル=タニーヤ交差点で、スイカ売りが、国連レバノン暫定軍(UNIFIL)所属フランス大隊の兵士たちを立ち止まらせた。彼らは休憩を取ってスイカを購入した。大隊所属の緊急介入部隊は昨日、軍装備および準備態勢の点検のため訓練を行い、ワーディー・アル=ハジールで装甲車1台を転覆させた。 全文をよむ
■ 西洋諸国がナフル・アル=バーリド難民キャンプ再建に1億2200万ドルの支援 2007年06月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナフル・アル=バーリド難民キャンプとその周辺の村々の再建のためのウィーン会議で、レバノンはヨーロッパおよび西洋諸国から1億2200万ドルの支援の約束を得た。またアラブ諸国の通貨基金は、来たる7月1日にリヤドで会議を開き、拠出する金額を公表する予定である。 フアード・アル=セニョーラ次期首相が会議で公表したところによると、サ 全文をよむ
■ トゥワイニー議員、組閣の手法に対してコメント ■ 大統領府、国外からの要因が組閣を妨げているとの見方 ■ カタール代表団が今日ベイルート訪問 ■ アサド大統領、挙国一致内閣の樹立を国交正常化の条件に ■ セニョーラ首相、シャバア農場解放と抵抗運動の武装問題を切り離す立場を示す ■ ヒズブッラーはこれを歓迎 2008年06月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ミシェル・スレイマーン大統領とフアード・アル=セニョーラ首相のやり取りに進展がないと 全文をよむ
■ スレイマーン大統領、スファイル総大司教に宗教指導者会議の開催を提案。野党勢力は「多数派と少数派」に関する総大司教の見解に抗議 ■ レバノン政府、「主要閣僚」配分の問題に直面。 ■ ムーサー事務総長:「どうやって手助けすればよいのか?」 ■ 3月14日勢力、ベイルートを手始めにレバノン国内の非合法な武装を全て解除するよう要求 2008年06月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日の支配的な状況から見て、新内閣の組閣協議は結論が出ないまま20日目を越 全文をよむ
■ セニョーラ首相、2つの新たなパッケージを提示 ■ ビッリー国会議長とジュンブラート議員が会談、和解の立場を堅持 ■ 「燃料の水曜日」に価格高騰 ■ 多数派勢力と野党勢力、ともにエネルギー相のポストを拒否 2008年06月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 政府組閣の困難から脱出するため、各勢力の合意に基づく閣僚配分の「パッケージ」を探し求めて、さまざまな「パッケージ」案が多数派勢力と野党勢力の政治指導者の間で飛び交うなか、燃料価格は昨日、新たな記録 全文をよむ
■ サルコジ大統領、ベイルート到着を前に本紙などレバノン3紙の質問に答える ■ 「メッセージは明確だ。フランスは全員の友人である」 ■ 「ドーハ合意は対話の勝利、両勢力ともに利益を得た」 2008年06月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フランスのニコラ・サルコジ大統領は、フランスの各政党の指導者および首相を含む代表団とともに今日ベイルートを訪問する予定である。サルコジ大統領はこの訪問について、「全く前例をみない意義をもつもの」であり、「フランスは全ての 全文をよむ
■ サルコジ仏大統領、政府、各党、経済界の大代表団を同伴 ■ 仏政府、シリアとの関係正常化を急いだことを認める ■ 組閣が難航するなか、ベイルートの治安が再び問題化 ■ ムスタクバル潮流、組閣協議の一時停止を示唆 ■ ビッリー国会議長、ハリーリー議員に対処を約束 2008年06月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 先月5月21日のドーハ合意成立と、25日のミシェル・スレイマーン国軍司令官の大統領選出以降初めて、西ベイルートの治安が再び物議を醸し、新 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、エジプトはレバノン新大統領を支援し助力すると確認 ■ スレイマーン新大統領、レバノンの安定維持に向けたムバーラク大統領の努力を称賛 2008年05月27日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:中東通信社(MENA)】 レバノン大統領宮の情報筋によると、ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、レバノンのミシェル・スレイマーン新大統領に祝福の電話をした際、エジプトは新大統領の職務を支援し、可能な限りの助力を尽くすと確認した。 全文をよむ
■ レバノン議会、ミシェル・スレイマーンを今日、大統領に選出 ■ エジプトのアブルゲイト外相、スルール人民議会議長が選出会合に出席 ■ 首相選出に向け、集中協議 【ベイルート:マーヒル・ムカッラド】 2008年05月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 今日、レバノン議会はミシェル・スレイマーンを大統領に選出する重要な特別会合を開く。これは4日前にカタールの首都で多数派勢力と反対派勢力とが同意したドーハ合意に基づく措置である。 会合には 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、スレイマーン新大統領に電話、レバノン危機解消歓迎の意を伝える ■ 明日の大統領選出後にセニョーラ内閣辞職 2008年05月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、各派合意済みの大統領候補であるレバノン国軍司令官ミシェル・スレイマーンに電話連絡し、レバノン危機解消の兆しを歓迎すると表明した。そしてエジプト政府と国民は姉妹国であるレバノンの安全と安定が実現するよう期待していると伝えた。 ベイルートでは、 全文をよむ
■ アメリカ政府、ドーハ合意は解決に向けた「前向きな一歩」との見解 ■ フランス政府は「大きな成果」との見解。シリア、サウジ、イランも合意を歓迎。 2008年05月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【各国首都:諸通信社】 アメリカ政府はドーハにおけるレバノン各派の合意を歓迎し、「(合意は)大統領選出と新政府の樹立、アラブ連盟提案に基づいた選挙法の改正を通しての現在の危機の解決に向けた前向きな一歩である」との 全文をよむ
■ ベイルートが座り込みから解放され、株価は急騰 ■ 事態打開の風が吹き、避暑シーズンの盛況に期待 ■ 「ドーハ合意」成立で与野党の収穫と譲歩にバランス ■ スレイマーン国軍司令官、史上最も広汎な政治的合意によって第12代大統領に 2008年05月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 多数派勢力と反対派勢力の「ドーハ合意」発表の公式セレモニーが、カタールの後援で行われた。その所要時間は1時間足らずではあったが、レバノンが政治上の一時代を終え、新たな時代を 全文をよむ
■ ベイルートで座り込み、プラカードには「いい加減に合意しろ!」 ■ ドーハのレバノン各派、合意のための最後の猶予期間 ■ 野党は不満 2008年05月21日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:サアド・イリヤース本紙記者】 ドーハで行われているアラブ閣僚委員会は、昨日火曜日の昼過ぎ、レバノン危機の最良の解決策を示す二つの提案を反対派勢力と多数派勢力の双方に示し、どちらかを選ぶよう提案した。反対派勢力の側は強い不満を隠すことなく、両案を検 全文をよむ
■ 国民和解会議、ドーハで始まる ■ ジュンブラートは譲歩を呼びかけ 2008年05月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッラド、ニューヨーク:ターリク・ファトゥヒー、 ダマスカス:アイマン・アル=マフディー】 対話の新会合を始めるべく、アラブ諸国の閣僚代表団がカタールの首都ドーハに到着した。この会議にはアラブ諸国8カ国の外相が参加し、ヒズブッラーからは党の議会内会派トップを務めるムハンマド・ラアド氏が代表として名を 全文をよむ
■ アメリカ政府、ドーハでの対話を重視、国連安保理の協議を中断 ■ サウジアラビア政府、「明確さ」を望んでいたと表明。シリア政府は対話を支持 2008年05月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン情勢に詳しいあるアメリカ政府高官は、アメリカ政府はドーハでのレバノン各派の対話プロセスに満足し、これを支持していると述べ、「ドーハでの対話は1年半以上前から続いている危機の解決をもたらすかもしれない」と語った。また、「ヒズブッラーの武装問題に関する率直な協議の機 全文をよむ
■ムスタクバルTV、怒りの放送再開 ■反対派勢力の放送局は北部での電波妨害に不満を表明 2008年05月14日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:サアド・イリヤース】 昨日の午後4時30分、ムスタクバル・テレビ〔訳注:ハリーリー派のテレビ局〕がベイルートのキリスト教徒地区、スィンヌ・アル=フィールのベイルート・ホールから放送を再開した。同局はおよそ5日間、休止を余儀なくされていたが、新しい拠点へとスタジオ、職員、装備を移した後、再開にこぎつ 全文をよむ
■ ヒズブッラー書記長「抵抗運動に手出しする者の手は切り落とす」と威嚇 ■ ベイルートでは流血の対決で5人死亡 ■ ジュンブラート議員宅から首相府まで包囲 ■ アラブ・世界の航空会社がフライト中止 2008年05月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:サアド・イリヤース本紙記者】 アメリカに支援を受けたレバノン政府がヒズブッラーの通信網を狙ったことはヒズブッラーに対する宣戦布告だとイランに支援を受けるヒズブッラーが主張したこと 全文をよむ
■ レバノン共和国ムフティーがヒズブッラーに対して過去最も激しい非難 ■ ナスラッラー書記長、シーア派指導者たちの会合の後、今日8日登場へ ■ ベイルート、宗派間の民兵衝突の恐怖の記憶を甦らせる ■ 野党勢力が空港を孤立化させ操業を妨害。非常事態宣言発令か 2008年05月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 政府は7日夜、非常事態宣言の発令を検討し始めた。この動きは、7日に西ベイルートの各地で政治勢力、党派および宗派間の緊張状態が爆発にいたる可能性が前 全文をよむ
■ 「アサド大統領には危機解決を支援する用意がある」との見解を繰り返し表明 ■ ホッス元首相:「シリア政府には国境画定の用意があるが、それはレバノンの姿勢にも関係すること」 2008年04月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP国内政治面 サリーム・アル=ホッス元首相は数日前に訪問して会談を行ったバッシャール・アル=アサド大統領が「レバノン危機解決の支援のためにあらゆる努力を行う用意がある」と述べたことを明らかにした。 ホッス元首相は「新東方通信」に対して 全文をよむ
■ ビッリー国会議長が4月18日からの対話開催を提案、セニョーラ首相は2つの選択肢を提示 ■ 対話と大統領選出は不可分 ■ 多数派勢力:「規定に従って真摯に開放的姿勢をとっている」 2008年04月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 大統領選出の新たな期日までの10日間、与野党の一部のメンバーが直接または間接的な対話を行う余地が生まれ、危機の壁に小さな窓が開かれた。ナビーフ・ビッリー国会議長が、1960年の選挙法を採用するのと引き換えに[挙国一致]内閣の樹 全文をよむ
■ ビッリー国会議長が2年ぶりにダマスカスを訪問、セニョーラ首相はUAE、サウジ、カタールを訪問 ■ アサド大統領、対話への呼びかけを支持、外交関係確立に関する合意を遵守 ■ エジプトとアラブ連盟、レバノン政府のアラブ諸国閣僚級会合開催の要請を歓迎 2008年04月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナビーフ・ビッリー国会議長は[レバノン各勢力の]対話の呼びかけについてシリアの支持を得た。一方フアード・アル=セニョーラ首相は、アラブ諸国外相会議の開催要請に 全文をよむ
■ ロシア政府、国際法廷に50万ドルの資金を拠出 ■ イスラエルの軍事演習に備えてレバノン国内で厳戒態勢 ■ マロン派総大司教、レバノン大統領職の今後に信頼 2008年04月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国内の諸問題をめぐる状況が停滞している。軸となる関心事は、ダマスカスで行われたアラブ首脳会議の後、レバノンに関連する様々な地域的、国際的問題がどのような進展を見せるかということであったが、大統領選出をめぐる危機は関心の外に置かれ、今なお悪循環を繰り返 全文をよむ
■ セニョーラ首相:「シリアが危機の激化の元凶」 ■ 「アラブ諸国は問題解決へ介入を」「イランのレバノンに対する扱いは最早容認できず」 2008年03月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン政府筋が本紙に語ったところによると、フアード・アル=セニョーラ首相は、ダマスカスで開催されたアラブ首脳会議の前に「可能な限り最も明確な表現」をもって、レバノン・シリア両国関係の危機を議題に加えるよう呼びかけるとともに、「この問題に対処するため、できるだけ早くアラブ外相 全文をよむ
■ レバノン、国内の安定と安全を守るため次期大統領を早急に選出することの重要性を国連安保理会合で強調 ■ 閣僚会議、シリアとイランの介入に抗議してアラブ首脳会議ボイコットを決定 ■ セニョーラ首相:「シリア政府からの前向きな連絡を1週間待ったが、来なかった」 2008年03月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 これまで17回延期されてきた[レバノン次期大統領選出のための]国会審議が今回も開催されなかったことを受けて同日、閣僚会議は「レバノンはダマスカスでの 全文をよむ
■ ウェルチ国務次官補「レバノンの政治的危機が解決しなければダマスカス首脳会議は成功しない」 2008年02月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 デイヴィッド・ウェルチ米国務次官補(中東問題担当)は、レバノン大統領が来週選出されることへの期待を表明した。ウェルチ次官補は「レバノンは中東地域における大きな懸念の源である」と述べ、「3月末にダマスカスでの開催が決定しているアラブ首脳会議は、レバノンの政治的危機が解決し 全文をよむ
■ ムーサー事務局長の補佐官が今日ベイルートへ ■ ジャアジャア・レバノン軍団代表、「2月14日以前に取り沙汰されていた議論はもはや通用する余地がない」と主張 ■ ビッリー国会議長:「3等分による閣僚配分案、今なお復活の余地あり」 ■ セニョーラ首相、「レバノン大統領なしに重要な首脳会議は開催しえない」との見解 2008年02月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長が明後日金曜日にベイルートを再訪するのに備えてヒシャー 全文をよむ
■ ローマ法王、緊迫化の兆候と暴言に懸念 ■ ムーサー事務総長、2月24日に4者会談を行うと言明 ■ レバノン国軍が競合する各勢力を批判、集会の開催を避けるよう呼びかけ ■ 夜にも情報機関と各党関係者による協議で適切な措置と「隠蔽工作の禁止」へ準備 2006年02月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ベイルート市内の諸地区の通りは昨夜、半ば無人の状態であった。特に若者のグループや与野党の支持者による度重なる衝突が発生している地区においては荒涼たる有り様 全文をよむ
■ レバノン特別法廷の運営委員会設置、アメリカは予算の分担金を倍増 2008年02月15日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:シルヴィヤン・ザヒール】 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 昨日、レバノンに関する国際的な性格を持つ法廷の運営委員会の設置が発表され、レバノン特別法廷の組織完了に向けた更なる一歩が実現した。一方、アメリカ政府は法廷の予算に対する分担金を700万ドルから1400万ドルへと増額した。 国連事務総長のマリー・ 全文をよむ
■ ベイルート南部郊外とレバノン南部で服喪 ■ シリア、「卑怯なテロ行為」と非難 ■ ヒズブッラー、ダマスカスでのムグニーヤ氏暗殺についてイスラエルを非難 ■ 今日の午後に葬儀、多数派勢力のデモとの接触に懸念 2008年02月13日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース記者】 レバノンのヒズブッラーは昨日水曜日、党の有力な指導者でありアメリカとイスラエルの指名手配者リストにおける最重要人物の1人であったイマード・ム 全文をよむ
■ ムーサー・アラブ連盟事務局長、本紙に:「スレイマーン国軍司令官が候補」 ■ アラブ諸国提案について協議のため再度ベイルート訪問へ 2008年02月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP国内政治面 【ハリール・フレイハーン】 アムル・ムーサー・アラブ連盟事務局長は本紙に対して、今週木曜日から、レバノンに関する「アラブ諸国提案」の実施について協議を行うと述べた。この提案は、次期大統領を選出して、政府支持勢力および反対派勢力の有力指導者との話し合いによる閣僚配 全文をよむ
■ 一次報告では、軍への発砲はシイヤーフ地区から ■ 捜査:あの日曜日にレバノンに火を点けようとしたのは誰か? ■ ラブロフ[ロシア外相]・ジュンブラート[「民主主義会合」代表]会談:「直ちに大統領選出を」 2008年01月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 先週の日曜日にレバノンの治安を襲った嵐は、ミシェル・スレイマーン国軍司令官の言葉によれば「真剣かつ総合的な」捜査に基づく対応によって次第に収束しつつあり、現場での事態の急激な展開の中で見失われそうにな 全文をよむ
■ 数時間で犠牲者8人、騒擾行為の波が広がる ■ レバノン政府、本日1日の服喪を宣言 ■ 流血の日曜日、ベイルート郊外で国軍との衝突 ■ 波乱のアラブ外相会議、スレイマーン国軍司令官の大統領選出の立場を堅持 2008年01月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日の午後、レバノン国民は、レバノン情勢が治安を揺るがす爆破事件の迷路に迷い込む可能性を指摘したアムル・ムーサー・アラブ連盟事務局長の警告の重大性を考慮した立場をアラブ諸国外相が打ち出すことを期待 全文をよむ
■ ムアッリム外相、外交代表駐在の条件として「シリアとの特別な関係」を提示 2008年01月18日アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA、AFP、AP、ロイター】 シリアのワリード・アル=ムアッリム外相は昨日ベルリンで、「シリアはレバノンの独立を認めており、ベイルートにおけるシリア政府の外交代表者の不在はその逆を意味しているわけではない」と語った。また、シリアはレバノンにおいて「建設的な役割」を果たし、中東の平和の実現に貢献する意向であると述べた。一方、 全文をよむ
■ 3人死亡、26人負傷 新たな爆破事件の標的は米大使館車両と米政府調査団 ■ カランティーナで爆破事件:「レバノンは地域的・国際的メッセージが投函される郵便局となった」 ■ 本日、多数派勢力は対話の代表者を決定するため、アラブ連盟事務局長に反対派勢力の意向を照会 2008年1月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 大統領選出をめぐる危機と地域レベルの危機が互いにますます影響を深める中で昨日、カランティーナで爆破テロ事件が発生し、多方面へメッセージを発した。 全文をよむ
■ アラブ諸国外相、レバノン危機を乗り切るための計画に合意 ■ ミシェル・スレイマーンの大統領選出と、挙国一致政権の組閣を呼びかけ 2008年01月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日エジプトで開かれた臨時会合の閉会にあたり、アラブ諸国の外相たちはレバノン危機を乗り切るための全体計画に合意した。外相たちは憲法の基本原則に基づき、ミシェル・スレイマーン国軍司令官をただちにレバノン大統領として選出するよう呼びかけ、その上で挙国一致政府を組閣し、組閣の決定が揺 全文をよむ
■ アラブ諸国外相の一致による決議、シリアも合意 ラーリージャーニー氏およびカタール首相のシリア政府との協議受けて ■ スレイマーン司令官の即時選出、政府内における決定への影響権を共和国大統領に ■ ムーサー事務局長が水曜日にベイルートへ 多数派勢力は歓迎、反対派勢力は条件提示 2008年01月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今日開催される予定の臨時会合を前に、アラブ諸国外相の決議が昨夕カイロで発表されるという、顕著な意味合いをもつ動きがあった。決議は 全文をよむ
■ 1月6日のアラブ外相会議で、エジプト政府とレバノン政府の協議の機会 ■ フランス・エジプト首脳会談、大統領選出妨害に関してシリアを暗に非難 ■ サルコジ大統領、国際法廷問題で態度を硬化。ムバーラク大統領、国会の閉会を非難 2007年12月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国内で大統領空位という最も重大な事件が発生し、政治および治安情勢に深刻な影響を投げかけた2007年の終わりを控えて、大統領選出をめぐる国外的な要因があらためて顕在化する一方、 全文をよむ
■ 国連がレバノン特別法廷の判事の面々を決定 2007年12月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ニューヨーク:本紙】 国連は、オランダのフランク・メージャー国連大使との間で昨日本部設置合意に署名したことを受けて、レバノン特別法廷の設置に向けた措置を加速した。国連の潘基文事務総長は、選出委員会から法廷の判事名簿を受け取った。これはいずれ公表される予定である。 国連のファルハーン・ハック報道官は、「今日先程、国連とオランダ王国は、レバノンに関 全文をよむ
■ フランス特使、「安全保障」を携えベイルート訪問。ライス国務長官は「レバノン人が望む」大統領候補の選出を促す ■ 白煙が夜の空に上り、9回目の大統領選出議会で決着へ ■ 憲法改正なしで国軍司令官が大統領に 2007年12月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 9月に大統領選出のための憲法上の猶予期間が始まって以来立て続けに選出議会が延期されている中、今日予定されている第9回目の選出議会では、長期間にわたる危機と24日目に入った大統領空位の状態にハッピーエン 全文をよむ
■ 政府支持勢力、年末まではスレイマーン国軍司令官の大統領選出の立場を固守 ■ 反対派勢力、「中東地域で行われている取引の隠蔽工作」の存在に言及 ■ ウェルチ国務次官補、ブッシュ大統領とライス国務長官の名の下に「我々は多数派勢力と政府と国軍を支援する」 ■ ビッリー国会議長、本紙に「機会は10日間ある。私の扉はジュンブラート議員に開かれている」 2007年12月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アメリカのデイヴィッド・ウェルチ中東問題担当国務次官補が 全文をよむ
■ クシュネール外相、「大統領選出を望んでいない」者がいるとの見方示す。フランスは選挙実施のために国際的な支援を結集 ■ 3月14日勢力「我々の唯一で最終的な選択肢は、スライマーン国軍司令官が大統領に就任すること」 ■ サウジアラビア政府「国内各派の合意による解決」支持の方針。シャルウ副大統領「親シリア派勢力への圧力」を否定 2007年12月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP】 レバノン大統領選出のための国会の8回目の延期の後、大 全文をよむ
■ サルコジ大統領、アサド大統領と再び接触。アウン中将、「キリスト教徒勢力の大前提」を発表。近日中に3月8日勢力が会合へ ■ 多数派勢力がスレイマーン国軍司令官を支持。有力メンバー5人は反対 ■ 今日、議員署名文書の提示によりボールは反対派勢力のフィールドに 2007年12月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 2005年3月14日に結成されて以来初めてその一体性が試される微妙な状況の中で昨日、国会内多数派勢力は、国軍司令官であるミシェル・スレイマ―ン中将を 全文をよむ
■ グラツィアーノ司令官「UNIFIL撤退はレバノンの終わりを意味する」 2007年11月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【MENA】 レバノン南部で活動中の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)のクラウディオ・グラツィアーノ司令官は、「南部からの撤退はレバノンの終わりを意味する」と明言した。 グラツィアーノ司令官は、イタリアの経済紙である「イル・ソーレ・24オーレ」紙が昨日報じたインタビューの中で、「私はイスラエル人とレバノン人に対して、彼 全文をよむ
■ ムーサー事務局長「シリアはレバノン大統領選挙に関心」「フランスの役割が求められている」「アラブ連盟は部外者ではない」 2007年11月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA、AP】 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長は昨日ダマスカスで、シリアのバッシャール・アル=アサド大統領がレバノン大統領の人選をめぐる合意の成立と「現在の危機を終焉させ、予定通りの期日に大統領を選出すること」に関心を寄せているとの同大統領の意向を 全文をよむ
■ ブッシュ米大統領、フランスのシリアとの接触に満足 ■ サルコジ仏大統領「レバノンには広範な基盤を持った大統領が必要」 2007年11月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 ジョージ・ブッシュ米大統領とニコラ・サルコジ仏大統領は、レバノンの主権と独立と、国外からの介入を受けずレバノン憲法に基づいて次期大統領を選出する権利を支持する「共通の目標」について、また次期大統領が「シリア政府でなくレバノン国民の代表者に」な 全文をよむ
■ 最初のアメリカの制裁には著名なレバノン人は含まれない可能性も 2007年11月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム記者】 米政府筋は、「レバノンの憲政機関の活動阻害と国家主権の解体に関与したレバノン人4人の制裁に関連する財政・技術上の情報の整理、公式手続きの継続と、ジョージ・ブッシュ大統領がこれに関連して8月に発した、世界中のアメリカの銀行・金融機関やそれらの付属機関における4人の預金と財産を凍結する『執行上の決定 全文をよむ
■ パリでハリーリー議員がアウン議員と会談、大統領選出をめぐる危機について協議 ■ シリア政府、暗殺事件をめぐるハリーリー議員の主張に関する文書を要求 2007年11月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース、ダマスカス:各通信社】 シリア国営通信社(SANA)は水曜日、シリア政府がレバノン国会多数派勢力の指導者の1人であるサアド・アル=ハリーリー議員に対して、シリアが同議員およびフアード・アル=セニョーラ・レバノ 全文をよむ
■ パリでアウン将軍とハリーリー代表の「首脳会談」、翌朝未明まで続く ■ 合意による大統領選出で合意…候補者についてはマロン派教会の決定待ち 2007年11月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日パリで行われたミシェル・アウン中将と「ムスタクバル・ブロック」代表であるサアド・アル=ハリーリー議員の会談に関しては、メディアへの情報の流出が厳しく抑制されたが、そのことは、2回にわたって夜遅くまで詳しい情報を一切漏らすことなく行われたこの会談に、異例の重要性を与え 全文をよむ
■ エフデンとズガルタの間にひろがる森林で火事、住民が屋外で夜を過ごす ■ ビキルキーの委員会、決定的な一週間に向けて、大統領候補の名簿リスト作成が課題 ■ 潘基文事務総長、大統領選挙の期日確定での合意をレバノンに対して催促 2007年10月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 大統領選挙のための新たな会合の期日である11月12日を前に、「ムスタクバル・ブロック」代表のサアド・アル=ハリーリー議員と、「変化と改革ブロック」代表のミシェル・アウン議員との2回目 全文をよむ
■ ヨーロッパ諸国外相らが「必要であれば」UNIFIL部隊の増派もあり得ると表明 ■ 「レバノンの平和は中東地域の平和への入り口である」火曜日の国会審議は延期の方向へ 2007年10月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヨーロッパ諸国の動きに彩られた長い1日の後に、昨夜浮かんできた問いは次のようなものであった。フランスのベルナール・クシュネル外相、イタリアのマッスィモ・ダレーマ外相、スペインのミゲル・アンヘル・モラティノス外相のレバノン訪問は、それ以前に存在し 全文をよむ
■ セニョーラ首相、クウェートにて石油協定に関して前向きの返答を得る ■ バチカン市国、マロン派総大司教の意見を尊重するよう求める ■ ハリーリー議員「国外においても、決定はここレバノンで行われるのだと明言する」 2007年10月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 「ムスタクバル・ブロック」代表であるサアド・アル=ハリーリー議員が、昨夜ワシントンを訪問するなか、アラブ諸国と国際社会の各方面は、レバノン人が外国に干渉されることなく、憲法で定められた猶予期間内 全文をよむ
■ 広汎な政府勢力の支持、国民の支持表明デモ セニョーラ首相は国軍兵士の英雄的行為を抵抗運動の闘士に喩える ■ 国軍、ナフル・アル=バーリドの戦い106日目に決定的勝利 ■ 「ファタハ・アル=イスラーム」殲滅 アブスィー他32人殺害、20人拘束 2007年09月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国軍創設以来最大の試練となり、テロリストのレバノンに対する最も危険な挑戦となったナフル・アル=バーリド難民キャンプの戦いの最終的決着は、去る5月20日に戦 全文をよむ
■ ハマーダ通信相「スライマーン・フランジーヤ氏の煽動的発言内容を調査委員会に提出」 2007年08月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 スライマーン・フランジーヤ元内相は昨夜、レバノン放送協会(LBC)の番組「人々の言葉」で、「ハサン・ナスルッラー師の暗殺を計画した」としてフアード・アル=セニョーラ首相とマルワーン・ハマーダ通信相を非難した。またフランジーヤ元内相は、ヒズブッラーの電話回線ケーブルの件に関して、「古くから知れ渡った事柄であり、今になってこの問題が 全文をよむ
■ スファイル総大司教のローマ行きを前に大司教評議会「8回目の声明」 ■ フェルトマン米大使がレバノン帰還後に各勢力指導者と会談へ ■ 閣僚会議、大使や政治家や新聞記者への脅迫に関する報告書について議論を展開 ■ ヒズブッラーの電話ネットワークの拡大にについて治安機関に対応を委任 2007年08月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーの電話ネットワークに関する問題の検討を委任された内閣委員会の会合が約一時間半にわたって行われ、閣僚会議が約5時 全文をよむ
■ ブッシュ大統領、レバノン政府解体に関与する個人や組織の資産を凍結 2007年08月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム記者】 ジョージ・ブッシュ米大統領は昨日、「民主的に選ばれた合法的なレバノン政府や民主的な政府機関の解体」あるいは「レバノン法治権力の意図的な破壊、政治的暴力や脅迫といった手段を用いてシリアの支配を復活させ、レバノンへのシリアの干渉を助長しようとする試み、レバノン主権の阻害ないし解体、レバノンや中東地 全文をよむ
■ イニシアティブを携えて今日、エジプト外相、サウジ外相、アラブ連盟事務局長と会談 ■ クシュネール外相「対話が成功しなければ…戦争だ」 2007年07月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フランスのベルナール・クシュネール外相は今日、第1線の各派指導者によるレバノン国内対話再開という基本的な目標を実現できないまま、3日間にわたったレバノン訪問をしめくくった。外交関係筋が本紙に明かしたところによれば、クシュネール外相は同行している作業チームと共に、より広範な地 全文をよむ
■ ミシェル・アウン中将、レバノンに専属テレビ局を開設 2007年07月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:AFP】 今までのところレバノン大統領選挙の唯一の候補者であり、キリスト教野党勢力の指導者であるミシェル・アウン中将が金曜、専属テレビ局OTVを設立した。 ニュース放送を開始したOTVの画面には、アウン中将の率いる国民自由潮流のシンボルカラーであるオレンジ色のスローガンが映し出された。試験放送の期間中同局は、毎日6時間の放 全文をよむ
■ コスラン仏特使、沈静化に向けダマスカス訪問 米当局は訪問の効果に疑念 2007年07月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA、AP】 フランスのジャン=クロード・コスラン特使は昨日ダマスカスで、シリアのファールーク・アル=シャルウ副大統領およびワリード・アル=ムアッリム外相と会談し、2005年のラフィーク・アル=ハリーリー元レバノン首相暗殺以後つづいているフランス・シリア関係の膠着状態を打破するために、レバノン危機に 全文をよむ
■ レバノン:2日間で9人の兵士が死亡 2007年07月15日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 原理主義組織ファタハ・アル=イスラームの構成員が立てこもりを続けているナハル・アル=バーリド難民キャンプから、最後まで残っていた民間人が脱出した後に起きた激しい衝突で、この2日間に将校1人を含む9人のレバノン兵が死亡した。軍報道官はテロリスト集団の銃撃により金曜日に2人の兵士が殉死したと発表しつつ、軍はファタハ・アル=イ 全文をよむ
■ 国連、シャバア農場の支配権は誰のものか、未だ結論を下さず 2007年7月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連の地図作成専門家の調査の結果、シャバア農場はレバノン領でありシリア領ではないことが明らかになったため国連がこの数週間、同農場を国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の委任支配下に置くようイスラエルに要請しているとの報道がなされたことを受けて、国連の潘基文事務総長は、地図作成専門家の報告書はレバノン・シリア・イスラエル3ヶ国の国境地帯に位置するこの地域の支 全文をよむ
■ ムーサー事務局長、サウジアラビアの支援をを取りつけ今日アサド大統領と会談 ■ イラン政府、レバノン問題に関するフランスの仲介努力に支持を表明 2007年07月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、UPI、MENA】 サウジアラビア国王アブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズは昨日、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の訪問を受け、レバノンの現状に関して会談を行った。その後ムーサー事務局長はシリアへ移動し、今日シリアのバッシャ- 全文をよむ
■ レバノン軍がパレスチナ人デモに発砲 3人が死亡、数十人が負傷 2007年07月01日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース】 目撃者と医療筋からの情報によると、レバノン軍が金曜日、包囲されているレバノン北部のキャンプへの帰還を求めるパレスチナ人のデモに対して発砲し、3人が死亡、50人が負傷した。 医療筋によれば、軍は当初空中に発砲したが、女性や子どもを含む数百人の避難民は力ずくで軍の検問を破り、約6週間前か 全文をよむ
■ 反対派勢力、アラブ諸国調停案から一歩も譲らないと主張 ハリーリー議員「その立場は間違った作戦」との見解を表明 ■ ナフル・アル=バーリド難民キャンプの戦闘は最終的な局面に突入 ■ アビー・サムラ地区で強制捜査、衝突に発展 2007年06月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン情勢に関するアラブ諸国の調停努力の幕が下りた翌日、ナフル・アル=バーリド難民キャンプでの治安情勢悪化の新たな幕が上がった。戦火は昨晩トリポリのアビー・サムラ地区へ及び、北部に 全文をよむ
■ スファイル総大司教「2つの政府、2つのレバノン」の可能性を警告 ラッフード大統領は選挙実施の大統領令署名を拒否 ■ 「出所不明」のロケット弾がUNIFILに挑戦、イスラエルを攻撃 ■ ヒズブッラーは関連を否定、オルメルト首相は報復せず 2007年06月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル北部に昨日午後ロケット弾3発が発射されたことについて、ヒズブッラーは一切の関連を否定し、イスラエルはいかなる報復も行わなかった。ロケット弾は「パレスチナ勢力系 全文をよむ
■ フランジーヤ氏が補欠選挙を支持、ビッリー国会議長はアウン中将に対し「何の見通しもない」と伝達 ■ ブッシュ大統領はセニョーラ首相を支持 サルコジ大統領「シリアとの対話は行わない」 ■ 軍がファタハ・アル=イスラームを追撃 ヒズブッラー、ベイルート南部郊外で治安部隊に抵抗 2007年06月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ワリード・イードゥ議員の暗殺事件やナフル・アル=バーリド難民キャンプでの軍と「ファタハ・アル=イスラーム」との戦闘などの波紋が広がる 全文をよむ
■ムバーラク大統領、レバノンへの緊急人道支援を決定 ■アウワード報道官:「エジプトはレバノンに関する特別な計画を持っているわけではない。あらゆる勢力と等しく距離を保つ」 2007年06月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 レバノン国軍とファタハ・アル=イスラーム間の衝突による状況悪化に対処すべく、ホスニー・ムバーラク大統領はレバノン国民への緊急人道支援を決定した。 またレバノン政府の要求にこたえ、昨年の夏以来ベイルートに展開しているエジプトの野戦病院 全文をよむ
■ ブッシュ米大統領、ベイルートへの支援物資輸送のためアメリカからの特別航空便を許可 両国間における民間航空会社の運行は依然として禁止 2007年06月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領は、「レバノンの平和と治安の強化」を目指す措置として人と物資を輸送するため、アメリカ合衆国とベイルート国際空港の間での航空便の運行禁止に関する従来の大統領令を部分的に撤廃した。この発表はナフル・アル 全文をよむ
■東ベイルートでバス2台が爆破 ■アイン・ヘルワ難民キャンプ、レバノン国軍と戦闘状態に ■ムバーラク大統領、現状解決の糸口をセニョーラ首相と協議 2007年06月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・マクラド アイン・ヘルワ、ナハル・アル=バーリド:通信各社】 レバノン国軍とファタハ・アル=イスラームおよびジュンド・アル=シャーム戦闘員との衝突は、新しい局面に突入し、長期にわたってレバノンを不安定な状況に陥れる恐れが出てきた 全文をよむ
■ パレスチナの内部矛盾があらためて表面化、レバノン国軍は難民キャンプが争乱の源になる危険性を警告 ■ アイン・アル=ヘルワへの戦線拡大は「ファタハ・アル=イスラーム」を救援する試み ■ 「ファタハ・アル=イスラーム」が「国連レバノン暫定軍(UNIFIL)」に威嚇 最も困難な局面の始まりか 2007年06月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナフル・アル=バーリド難民キャンプでの戦闘は昨日で3週間目を迎えた。現場や治安部隊からの情報では、この戦闘が決定的な 全文をよむ
■ レバノン国軍、ファタハ・アル=イスラームとの衝突終結に近づく ■ 犠牲者の数をめぐって情報が交錯、国連はUNIFILの介入を否定 2007年06月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・マクラド、通信各社】 レバノン国軍は、レバノン北部のナハル・アル=バーリド難民キャンプを拠点にしている武装組織ファタハ・アル=イスラームのメンバーとの交戦が終わりに近づいていると発表した。同じ頃、砲兵隊、戦車、そして武装ヘリに援護を受けたレバノ 全文をよむ
■ 「ファタハ・アル=イスラーム」はシリアから運び込んだ爆弾により「レバノンでの9.11」を計画 ■ 政府軍は包囲を強化して投降の呼びかけ ■ セニョーラ首相「我々は適切な処遇と公正な法的処置を保証する」 2007年06月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 「ファタハ・アル=イスラーム」に対しレバノン政府軍が開始した戦闘は昨日、住宅の密集するナフル・アル=バーリド難民キャンプの中の狭い区域に同組織を包囲したことにより、新たな局面を迎えた。激しい戦闘が行わ 全文をよむ
■ 国際調査委員会、サウジアラビアで検体を収集 2007年05月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【インターネット】 サウジアラビアの「アル=ワタン」紙は昨日、ラフィーク・アル=ハリーリー元レバノン首相暗殺事件に関する国際調査委員会の調査団が同国を訪問し、先週月曜日にターイフ市からおよそ250キロメートルの距離にあるズルム地方の土壌と水から検体を収集したと報じた。今後は国内の別の場所3ヶ所でさらに検体を収集する予定だという。 同紙の説明によ 全文をよむ
■ 夜間にナフル・アル=バーリド難民キャンプで激しい衝突、1万8千人が避難 ■ レバノン軍への援助物資が到着 軍は「交渉の余地はない」と断言 ■ セニョーラ首相がナスルッラー書記長へ「指名手配者の引渡しに協力を」 2007年05月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナフル・アル=バーリド難民キャンプの危機的な事態をめぐっては、軍事面では昨夜状況が悪化したものの、いまだに政治的な側面が目立っている。アッカールの本紙特派員が伝えたところによると、衝突は11時を 全文をよむ
■ レバノン軍支援のためアメリカからベイルートへ空の架け橋 2007年05月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:通信各社】 昨日、レバノン北部に位置するパレスチナ難民キャンプ、ナフル・アル=バーリド周辺に比較的平穏が戻った。この難民キャンプにはファタハ・アル=イスラームのメンバーが立てこもり、レバノン軍による包囲が続いている。 この数時間前には銃撃戦が発生し、レバノン軍がファタハ・アル=イスラーム側に反撃したことで火曜日から履行段 全文をよむ
■ 数千人のパレスチナ難民、ナフル・アル=バーリド難民キャンプから避難 ■ レバノンの難民キャンプ、インティファーダの発生を警告 ラッフード大統領とハリーリー議員に対して反対の声を上げる 2007年05月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【バッダーウィー難民キャンプ(レバノン北部)、ラーマッラー:本紙サアド・イリヤース、ワリード・アワド】 ナフル・アル=バーリド難民キャンプでレバノン軍とファタハ・アル=イスラームのメンバーとの間で衝突が続くなか 全文をよむ
■ ナフル・アル=バーリド難民キャンプへの無差別爆撃による民間人の殺戮 ファタハ・アル=イスラームはレバノン全土での報復を警告 2007年05月22日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面 【ベイルート:本紙サアド・イリヤース記者】 ナフル・アル=バーリド難民キャンプは昨日激しい砲撃を受け、パレスチナ難民9人が死亡、数十人が負傷した。被害者はすべて民間人だった。 キャンプの住民はマスメディアを通して助けを求める声明を発表し、無差別な爆撃の停止、包囲 全文をよむ
■ レバノン軍兵士23人が殉職、「ファタハ・アル=イスラーム」からは幹部含む15人が死亡 ■ レバノン北部で最も激しいテロ攻撃 夜中のアシュラフィーヤ地区でもまた爆発 2007年05月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 23人にのぼる殉職という多大な人的被害を受けつつレバノン軍は昨夜、最も危険で大規模で、かつ用意周到で計画的に実行されたテロ攻撃を鎮圧した。攻撃は「ファタハ・アル=イスラーム」組織によるもので、レバノン北部の軍の駐屯地数ヶ所に向けて行われ、レバノ 全文をよむ
■ 国連、今期中の国際法廷設置承認を国会に催促 2007年04月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP】 潘基文国連事務総長は、ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺の犯人を裁く国際的な性格を有する法廷の設置をレバノンに承認させるための国連の努力が今までのところ失敗に終わっていることに懸念を表明し、レバノン国会の通常会期が来月終了する前に法廷設置を承認するよう呼びかけた。 アメリカのAP通信社が行ったインタビューの中で潘事務総長は、ニコラ 全文をよむ
■ 軍が最大規模の展開、学校・大学は全面閉鎖 ■ ムッル国防相が犯人追跡を確言 ■ 誘拐の悲劇はジャドゥラで犠牲者2人が殺害される犯罪に終わった ■ 政治勢力の指導層、ジュンブラート議員の争乱防止の努力に応える 2007年04月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ズィヤード・カバラーン青年とズィヤード・ガンドゥール少年がアイン・アル=ルンマーナ地区とアル=シャイヤーフ地区の間で誘拐されてから4日後の26日夜、2人がジャドゥラで殺害されて見つかったとのニ 全文をよむ
■ ラッフード大統領、家族同伴でカタール訪問へ ■ 教育局長および身分法局長、任命 ■ 閣僚会議、あらためてセニョーラ首相に国連への法廷設置要請を委ねる ■ ミシェル法律顧問「個人の訴追からの保護についてはヒズブッラーと見解一致せず」 2007年04月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 [ハリーリー元首相らの暗殺に関する]国際的な性格を有する法廷の設置規定草案に対する反対勢力側の見解を得るという国連の試みは昨日、何の成果も得られないまま公式に終了した。 全文をよむ
■ シラク仏大統領、レバノン国内での国際法廷設置承認を希望 ■ それができなければ安保理が「その責任を負う」 2007年04月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【パリ:サミール・トゥワイニー】 昨日エジプトのホスニー・ムバーラク大統領をエリゼ宮殿で出迎えたフランスのジャック・シラク大統領は、ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件を裁くための国際的な性格を有する法廷をレバノン国内で承認することに支持を表明するとともに、それができなければ国連安保理 全文をよむ
■ ジュンブラート議員「ヒズブッラーが離婚を望むのであれば、我々は合意しよう」 ■ 国連がベイルートにミシェル事務次長を派遣 ■ ウェルチ米国務次官補がキリスト教徒の状況に懸念を表明 2007年04月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 1975年4月13日のレバノン内戦勃発から32周年にあたり、レバノン国内の政治的局面は、同内戦に区切りをつけたターイフ合意の成立以降最も危険な政治的分断の様相が戻ってきたかに見える。最近はヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書 全文をよむ
■ サウジアラビアから1億ドル、オマーンから5000万ドルの援助 ■ 国連、国際法廷の設置を可能な限り早急に求めるレバノン政府の要請を検討 2007年04月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンにおける紛争の両当事者の間の、国内やアラブ諸国の仲介者によるコミュニケーションのチャンネルが状況の悪化により途切れつつある中で昨日、レバノンのフアード・アル=セニョーラ首相と国連の間で連絡協議が行われた。国際的な性格を有する法廷の設置問題について安全保障理事会理事 全文をよむ
■ 「レバノン国内の」合意をサウジアラビアから発表するとの提案をハリーリー議員が歓迎 ■ 国連安保理、ビッリー国会議長の提案を確認 ■ ミシェル国連事務次長の参加にはレバノン国内諸勢力の同意が条件 2007年04月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ここ数日にわたって多数派と反対派勢力の間では政治的過熱状態が高まっているが、昨日は新しい展開、すなわち、レバノン国内の諸勢力が対話を行う会議をサウジアラビア王国で開催しようというナビーフ・ビッリー国会議長の提案 全文をよむ
■ メルケル独首相とペロシ米下院議長:レバノンに関しては「一致した立場」、シリアと交渉せず ■ 本日国会で「2つの勢力」、国際法廷が争いの軸に ■ ハウジャ大使、アイン・アル=ティーナの対話再生のため動く 2007年04月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ドイツのアンゲラ・メルケル首相とアメリカのナンシー・ペロシ下院議長のベイルート同時訪問に際して、昨日行われた政府高官や政治指導者らとの協議では、ここ数日間勢いを増し再び表面化した、国内情勢の激化の傾向が 全文をよむ
■ アウン中将、早い段階での大統領選挙の可能性を否定…予定の期日に実施される可能性も低いとの見解 ■ 明日、与党勢力と野党勢力の対決か ■ 3・14勢力「国際法廷設置案の承認にあらゆる合法的手段を用いる構え」 2007年04月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連決議や国内の政治闘争に結びつく危機のあらゆる側面を詳細に検分するためレバノンを訪問していた潘基文国連事務総長は去ったが、ドイツのアンゲラ・メルケル首相とアメリカのナンシー・ペロシ下院議長が時を同 全文をよむ
■ セニョーラ首相、政府の実績を列挙、「クーデターへの動きを法制化する試み」に警戒 ■ アイン・アル=ティーナとクライティムの対話が途絶、仲裁に期待 ■ サミットへの二重のレバノン代表団派遣、最終的な準備の段階 2007年03月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 リヤドで今月28日と29日に開催されるアラブ・サミットに出席するレバノン使節団をめぐる問題に昨日、政府および政界の関心が集まった。レバノンの現在の複雑な政治的危機や憲政上の危機を反映して、二つの使 全文をよむ
■ アサド大統領「レバノンの危機の解決は挙国一致内閣か選挙による」 2007年03月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【インターネット、ロイター、UPI、AP】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は挙国一致内閣の樹立を呼びかけた。またその上で、早期の選挙実施がレバノンの政治的危機解決の唯一もう1つの選択肢であると述べた。またアサド大統領は、シリアは来たるアラブ・サミットにおいてレバノン、イラク、パレスチナの問題についてサウジアラビアと協力すると述 全文をよむ
■ ブランメルツ報告書の政治的側面に国内の関心 ■ フランス政府は調査委員会の任期延長を希望 ■ アイン・アル=ティーナ第5回会合「2日以内に吉報」国際法廷問題については成果なし ■ シリア政府、反対派勢力の案を採用するとソラナ代表に通達 2007年03月17日付ナハール紙(レバノン)HP1面 アイン・アル=ティーナ[の国会議長邸]では昨日第5回目の会合が開かれ、対話が継続された。対話は今なお楽観的な意見によって推し進められており、同時に国内外で高まる悲観的な意 全文をよむ
■ 爆破攻撃ネットワークの発見とセルジュ・ブランメルツ委員長のサウジアラビア訪問の関連性 2007年03月15月付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アイン・アラクでの2件の爆破事件とその他のテロ行為の準備に携わったとされる「ファタハ・アル=イスラーム」ネットワークの発見が政治に大きな波紋を広げており、レバノン軍は昨日ナフル・アル=バーリド難民キャンプ周囲の治安対策を強化した。このキャンプにはシャーキル・アブスィー氏を指導者とするファタハ・アル=イスラームの主要なメンバー 全文をよむ
■ ナスルッラー書記長が「妥協」を呼びかけ 19人+11人政府案は「勝者もなく敗者もない」解決策であるとの見方を示す ■ 国会議長官邸での第2回会合「気持ちは好意的」「話し合いは長くなるかも」 ■ 対話をやりやすくするため閣僚会議は火曜日まで延期 2007年03月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 一昨夜、アイン・アル=ティーナ[※国会議長官邸の所在地]でナビーフ・ビッリー国会議長と「ムスタクバル」ブロックの代表であるサアド・アル=ハリーリー議員の会談が行 全文をよむ
■ イラン・サウジ首脳会談により国際法廷は「集中治療室」に入った ■ レバノン政府は今日も首脳会談の結果を待ち望んでいる ■ ビッリー国会議長は楽観的、セニョーラ首相は慎重姿勢 2007年03月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンの危機に関するイランとサウジアラビアの首脳会談の詳細な結果が待たれるなかで昨日、レバノンの政治を取り巻く雰囲気は不透明さと危機感に支配された。この結果を各政治勢力は未だ知らないようで、立場を決定するために情報が明らかになる 全文をよむ
■ ハリーリー議員、サウジの仲介努力が待たれるなかブリュッセルへ アムル・ムーサー事務総長は「どちらかが勝利すること」の悪影響を警告 ■ 武器流入問題に国連が懸念 国連決議第1701号に関する報告書の発表を前にイスラエルが態度を硬化 ■ ジュンブラート代表とゲーツ米国防長官が会談「アメリカの優先事項はレバノン軍への武器供給と訓練」 2007年02月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 閣僚筋の表現によれば国内的には「閉塞状態」であり対外的には「開かれた状態」 全文をよむ
■ 国際調査委員会の任期1年延長を要請 パリⅢ会議の成果の第1歩としてアラブ首長国連邦から3億ドル ■ 閣僚会議「反対派勢力の国際法廷拒否は拡大内閣の樹立を阻害する」 ■ シリアはイラン・サウジアラビアの相互理解に応えず ■ レバノン問題、今日ブリュッセルで協議へ 2007年02月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 政府支持派と反対派勢力の間の危機的な関係は昨日いかなる緊張緩和の兆しも見せなかったが、それが政府の責任遂行を阻むことはなかった。閣僚会議は 全文をよむ
■ マールーン・アル=ラース村からフランス医療チーム追放 2007年02月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン南部の諸地域で国連軍強化部隊が相次ぐ事件にさらされるなか、マールーン・アル=ラース村の住民数人が昨日、フランス部隊に属する医療チームを追放したと伝えられた。医療チームは毎週月曜日に病人の診療のため移動診療所の派遣や薬剤の提供を無償でおこなっている。目撃者によれば、フランス医療チームは役場から言われても二度と村に来ないよう求められたという。 全文をよむ
■ ライス国務長官「レバノン全勢力の対立の平和的手段による解決を奨励する」 2007年02月16 日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アル=ナハール、MENA】 アメリカのコンドリーザ・ライス国務長官は、ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺2周年記念にあたって公表した声明の中で、「ハリーリー元首相その他、自由と民主主義の上に成り立つレバノンのために生命を犠牲にした愛国者たちの暗殺に関与した者たちを直ちに法廷に引き出すため、合衆国は引き続き特別法廷の設置に 全文をよむ
■ 3・14勢力、危機の解決に向けて街頭における勢力の均衡を回復 2007年02月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 数十万人の参加者が殉教者広場とその周辺の街路を埋めつくし、シリア体制およびエミール・ラッフード大統領に対する激烈を極めた非難から、国際法廷を通しての解決を絶対の条件としつつも示された柔軟な姿勢に到るまで、さまざまなレベルの政治的立場が表明されたベイルート中心街での昨日の集会によって、3・14勢力は広場や街路における「現場での均衡」を取り戻し、同時に 全文をよむ
■ レバノン山地での二度の爆発でエジプト人1人を含む3人が死亡、18人が負傷 ■ レバノンの指導者達、国民和解の努力を破壊することを目的とした事件という見解で一致 2007年02月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド、諸通信社】 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺の2周年式典開催の24時間前、ベイルートの北東25キロ地点に位置するキリスト教徒の村アイン・アラクで、乗客を乗せた二台のバスをねらった二度の爆発があり、 全文をよむ
■ 新たなテロ、民間人を標的に ■ 北マトン地方でバス爆破、3人死亡23人負傷 ■ 多数派勢力、シリア体制がレバノンの「イラク化」目論んでいると非難 2月14日のハリーリー元首相暗殺記念集会をあくまで決行へ ■ ビッリー国会議長「不快感」を表明しつつ解決の模索を継続 ハリーリー議員、国際法廷設置の必要性を強調 2007年02月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 テロリズムが昨日再び、北マトン地方を舞台に民間人を狙った流血のメッセージを発した。ラフィーク 全文をよむ
■ ムーサー事務局長、今日アサド大統領と会談 イスラーム諸宗派の指導者が明日ハリーリー元首相の墓を訪問 ■ 多数派勢力、鎮静化の中で集会へ大衆を動員 ■ ビッリー国会議長、「解決策」の発表よりも前にその「成熟」に向けて努力 2007年02月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 殉教者広場で水曜日に行われるラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺2周年記念集会にむけて、ベイルート中心街の多数派・反対派両勢力の集会場の間でいかなる軋轢や挑発も起きぬよう、今日から明 全文をよむ
■ アサド大統領、「シリアの法律に沿った」法廷を希望 ■ フランス、「レバノン憲法による諸措置」を期待 ■ 国連、国際法廷設置協定に署名、ラッフード大統領を無視 ■ 国際社会が政府を支援 ボールはビッリー国会議長のフィールドに 2007年02月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相らの暗殺事件に関与した人物らを裁くための国際的な性格を有する法廷に関する国内での議論が続く一方で、昨日ニューヨークから国連事務総長が法廷設置に 全文をよむ
■ ヒズブッラー、あくまで殉教者広場およびリヤード・アル=スルフ広場での座り込み続行の意向 レバノン南部国境沿いで党旗を掲げる ■ 多数派勢力、2・14記念日に大規模で文明的な式典の開催へ ■ イランとサウジアラビアがレバノンの事態沈静化で合意、ただしシリアは合意の外 2007年02月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相とその側近らの暗殺から2周年となる記念日を11日後に控えて政府支持派と反対派勢力がそれぞれ表明した立場か 全文をよむ
■ 8人がガスを吸い込み病院に運ばれる ■ イスラエルの有毒物質入り風船がレバノン南部に飛来 2007年01月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの航空機が昨日ナバティーヤおよびスール上空に投下した有毒な風船は、複数の市民の間で中毒症状や脱力、嘔吐を引き起こし、周辺地域には恐慌状態が広がった。これによって国連安保理決議第1701号に対するイスラエルの侵犯行為がまたしても繰り返されたことになる。 住民のハリール・アリー・ミッリー氏(43)は 全文をよむ
■ ベイルートの大学が戦場に変わる ■ 外出禁止と授業中止が発表に 2007年01月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリドゥ、パリ:諸通信社】 アラブ・ベイルート大学の構内が、スンナ派のムスタクバル潮流支持の学生と、シーア派のヒズブッラーを支持するほかの学生との戦場と化した。自動小銃や機関銃が使用され、死者4名とレバノン軍兵士3名を含む30名の負傷者が出た。 デモ隊の一部がシリア国民党のビルを放火するといっ 全文をよむ
■ 死者5人、負傷者133人が出た後、反対派勢力はストライキを中止 「他のかたちによる抗議行動」をとると威嚇 ■ レバノン、争乱を乗り越える パリⅢ会議への道は開かれた ■ ワシントンは7億ドルの支援を約束 サウジ特使がテヘラン訪問 2007年01月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 「生が死に打ち勝った」という表現をもって著名な閣僚筋は、関係各方面に様々な試練を乗り越えさせた劇的な展開の後、夜になり中止される運びとなった反対派勢力のストライキの長い一日の 全文をよむ
■ 閣僚らに対し警護に関する警告 反対派勢力は港湾・空港の封鎖も含めた計画を今日か明日発表 ■ ナスルッラー書記長、パリⅢ会議の話を脇に置き、火曜に開始する運動では早期国会選挙を求める ■ 政府は反発「封鎖行為には対抗措置をとる」「アラブ連盟によるイニシアティブこそ解決である」 2007年01月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 パリⅢ会議開催の5日前となり、政府は会議の準備を開始した。広範な活動の中でも昨日注目されたのは、会議に関する詳細を詰めるために閣 全文をよむ
■ ヒズブッラー、ハルーツ参謀総長辞任が国内紛争に影響を及ぼすと主張 ■ パリⅢ会議の参加国は危機の収拾へ乗り出す ■ レバノン全土での道路切断の警告 2007年01月18日付アル=ナハール紙HP1面(レバノン) 反対派勢力が再び行動激化の太鼓を打ち鳴らし、今月25日のパリⅢ会議の開催に先行する強硬行動の第三ラウンド開始の日取りが反対派勢力の中核の一人であるウマル・カラーミー元首相の発言を通して今月20日と定められた。そうしたなかでフアード・アル=セニョーラ首相が行 全文をよむ
■ 国内合意への動きの背後にサウジとイランの影響 ■ ビッリー国会議長とジュマイエル元大統領から対話開始 ■ ヒズブッラー硬化、反対派勢力分裂 2007年01月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今月25日に行われるパリⅢ会議までの時間が無駄なものとならないように、国内では二つの方向での動きが観察された。一つはナビーフ・ビッリー国会議長とアミーン・アル=ジュマイエル元大統領との間で開かれた対話路線に現れているような出口と解決法の模索であり、もう一つはヒズブ 全文をよむ
■ 今日アムル・ムーサー事務局長とレバノン問題の調停について協議 ■ セニョーラ首相、湾岸諸国からパリⅢ会議への広汎な支援を取りつけて帰国 ■ サウジのイニシアティヴは存在しないが、危機収拾の努力は行われている 2007年01月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フアード・アル=セニョーラ首相は今日アラブ諸国歴訪を終え、アラブ特に湾岸からのパリⅢ会議に効果的に参加するとの約束を携えてベイルートへ戻る。そのためレバノンが国際社会およびアラブ諸国からの多額の援助 全文をよむ
■ セニョーラ首相がエジプト、サウジ首脳と協議 ヒズブッラー代表団のリヤード訪問の「良い雰囲気」を反映 ■ エジプトとサウジアラビア:あくまでもパリⅢ会議の成功にこだわり ■ ビッリー国会議長は「争乱」回避のため「合意」を急がせる 2007年01月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【本紙、AFP、UPI、MENA】 エジプトとサウジアラビアがレバノン危機に関心を抱いており、この危機をアラブ諸国の調停努力によって制御しておこうと努めていることが、フアード・アル= 全文をよむ
■ アドゥリーヤ地区の座り込みに僅かな規模の参加 ビッリー国会議長は「参加者数は膨れ上がる」と威嚇 ■ ヒズブッラー、きょう労働者連合を支援へ ■ 金曜の閣僚会議、169項目について協議予定 2007年01月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 反対派勢力が支持のために広範な呼びかけを行ったにもかかわらず、労働者総連合が昨日初めて行った座り込みにあまり多くの参加者が集まらなかったことはショックを引き起こし、ただちにその反響が表れた。事態を激化させるとの威嚇的な声が上がり 全文をよむ
■ 国際法廷設置に新たな動き、レバノン政府と国連が折衝 ■ 複数地域でのデモに対して政治および治安面での動員態勢 ■ 3・14勢力、レバノンの崩壊を企てる構想に対して警告 ■ 反対派勢力、連鎖的な大規模行動を行うと威嚇 2007年01月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 全省庁や公的施設など各地で連日新たなデモを行うという街頭行動の「計画B」を反対派勢力が発表し、その手始めとして博物館地区の付加価値税事務所のある財務省庁舎付近で今日行われる労働者総連合のデモに反対派 全文をよむ
■ ハリーリー議員「ヒズブッラーは外国による新たな攻撃計画の矛先」 ■ セニョーラ首相アラブ諸国歴訪へ フランス政府、会議への支援を各方面に呼びかけ ■ 反対派勢力、きょう座り込みの拡大を発表 2007年01月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 反対派勢力は今朝10時にラービヤのミシェル・アウン中将の自宅で開催される会議の後、 抗議運動の新たな強化へ向けての計画を発表する予定である。一方ではパリⅢ会議を期日どおりに開催し、会議におよそ30カ国の代表とアラブ 全文をよむ
■ フランス、再び国際法廷へのレバノンの合意の重要性を強調する ■ ジュンブラート、初めてヒズブッラーがシリア体制と共謀して暗殺に関わった疑いをかける 2006年12月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 2004年10月にレバノンで連続暗殺未遂、暗殺、爆発が始まって以来前例のない展開として、「民主主義会合」のワリード・ジュンブラート代表は初めて、ヒズブッラーが「全てとは言わずともいくつかの暗殺」に関与していたと公然と疑いをかけた。 この展開は、一方ではジュンブラ 全文をよむ
■ アラブ連盟ムーサー事務局長、ベイルート出発を今日に延期 「行動を激化させれば相手側も激化する」と警告 ■ アラブ連盟によるイニシアティブは一進一退…しかし悲観せず ■ 国連アナン事務総長:「レバノンが国際法廷案採択に失敗すれば安保理が介入する」 2006年12月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長は今日、一言述べてクリスマス休暇に入った。しかしその際にムーサー事務局長は、「何であれ行動を激化させれば、相手側も激化するであろう。そ 全文をよむ
■ ロシア政府は衝突の可能性を警告 アサド大統領に対して大使館を開き国境線を確定するよう促す ■ ムーサー事務局長は仲介にあたっての複雑な問題を携えてダマスカス訪問 イランは仲介努力への参入を提案 ■ ムーサー事務局長、3.14勢力と夜に会合 反対派勢力は「計画B」をほのめかす 2006年12月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長は昨日も、大統領や国会議長、首相および、政治、宗教、経済界の権威の間を移動しつつ困難な仲介を行う厳しい一 全文をよむ
■ 「悲観かつ楽観」のムーサー事務局長、レバノン問題の解決へ「枠組み提案」を明らかにする 月曜日にはベイルート再訪 ■ 政府拡大、法律家グループ、街頭行動の緩和めぐって「相互理解」 ■ ビッリー国会議長、国際法廷設置規定について閣僚会議で再度協議のうえラッフード大統領の承認を求めることを条件として挙げる 2006年12月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長は「レバノンの指導者たち」とレバノン国内の世論に、レバノンを苦しめる激しい政治 全文をよむ
■ アラブ連盟のムーサー事務局長、レバノンの各派が自身の立場に固執する中、協議を開始 ■ 反対派勢力:「ラッフード大統領の後任選択は危機の解決にとって重要」 ■ セニョーラ政権、ハリーリー元首相暗殺犯を裁く法廷設置法案を議会に送付することを検討 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド、ワシントン:諸通信社】 昨日、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長は、レバノン危機の当事者たちが要求や優先事項をあきらめず、自身の立場を堅持すると公言するなか、彼らとの協議を開始した。 フアード 全文をよむ
■ 攻撃の犠牲者の大半が3・14勢力とのつながり、また犠牲者のうち4人がナハールとのつながりを持つと言及 ■ ブランメルツ委員長の新たな報告書、ハリーリー暗殺と他の14件の爆破事件を関連付ける ■ 調査は「微妙で複雑な」段階に入る シリアの協力は全体的に満足できるもの 2006年12月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺事件に関する国際調査委員会のセルジュ・ブランメルツ委員長の新たな報告書では、ハリーリー元首相暗殺事件とジュブラー 全文をよむ
■ アメリカ、シリアとのいかなる交渉も改めて拒否 フランスはレバノン政府支援を強調 ■ 閣僚会議は国際法廷草案の確定をもってラッフード大統領に返答 ■ セニョーラ首相が近くモスクワ訪問 ■ ムーサー事務局長がスローガン「勝者なく敗者なし」 2006年12月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟の特使であるスーダンのムスタファー・ウスマーン・イスマーイール大統領顧問が昨日ベイルートを再訪したが、危機に対するいかなる実質的成果にも至らなかった。明らかなのは、政府 全文をよむ
■ ラッフード大統領と政府の間で行政手続きをめぐる戦争 ■ 閣僚会議、ジュマイエル議員による補欠選挙の期日を1月14日に決定 ■ 反対派勢力は「行動」を拡大 ハリーリー議員は[ヒズブッラー書記長の主張に関して]アラブ諸国による調査を要求 ■ アムル・ムーサー事務局長、ビッリー国会議長およびセニョーラ首相との対話の扉を開きつづける 2006年12月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 反対派勢力は今日、今月初日に動員したのと同規模の集会をベイルート中心街で催し、それによ 全文をよむ
■ 「抵抗運動の武器を押収せよとの首相命令」は受けていないと国軍司令部が否定 ■ セニョーラ首相がナスルッラー書記長に断固反論:「クーデターを起こすと脅しているが、我々は危機を乗り越えるであろう」 ■ カッバーニー師が政府打倒を「レッド・ライン」と表現、スファイル総大司教は国内に飢えが蔓延する可能性を警告 2006年12月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フアード・アル=セニョーラ首相は、穏やかに、しかし断固としてヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の激しい演説 全文をよむ
■ 座り込みの第二段階、本日始動 ■ 国軍司令部、諸政治家に予め決められた立場に固執しないよう呼びかける ■ ナスラッラーの猛烈な非難 多数派勢力側は当事者の名前を公表するよう要求 ■ マロン派教会の提示した前提条件に 満場一致...待たれる対話 2006年12月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の前例のない鋭さと強硬さと非難をともなう激しい演説が昨夜注目を集めたにもかかわらず、緊迫した政治情勢の中でさらに注目されたのは、キ 全文をよむ
■ セニョーラ首相、ヤカン元議員に(中間派に閣僚2人、反対派勢力に9人、多数派勢力に19人の)組閣案を課し、回答を求める ■ 街頭行動の緊張はベイルートで続く トルコが舞台に登場 ■ セニョーラ首相、シャバア農場の代表団に「我々は血を飲みたいのではなく、解放されたシャバア農場の水を飲みたいのだ」 2006年12月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長による最近のベイルート訪問の際に行われた協議の後、アラブ諸国によるレバノン危機の解決策 全文をよむ
■ カイロでアラブ外相会議、レバノンにおける状況悪化を止め、対話を再開することを求める 06年12月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 カイロに集まっているアラブ諸国の外相達は、現在の危機がさらに悪化する危険をレバノンが回避するようにという要望を確認し、緊張緩和の必要性と、内部抗争の防止を呼びかけた。 イラク委員会の会合直前に開かれた協議の席で外相達は、レバノン指導者達との話し合いを行ったアラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長の報告による、危機解決の可能性を示す様 全文をよむ
■ メディア戦の激化 「ムスタクバル」は「ヒズブッラー」が宗派対立を煽っていると非難 ■ ベイルートでの衝突が再燃 デモが空港行き道路にまで拡大 ■ アラブ諸国、市街の事態収拾と首相府包囲解除に向けて圧力 2006年12月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 期間においても激しさにおいても今までにないメディアを通じた動員がなされ、宗派対立の恐れが募り、そしてアラブ諸国および国内レベルでの調停が空転する中、昨日早朝から大半の緊迫した地域で国軍が増強されたにも関わらず昨夜、 全文をよむ
■ レバノン情勢鎮静化のため、アラブ諸国が集中的な外交 ■ セニョーラ政権辞任を求める座り込みが三日目に ■ イスラエルは新たなレバノン戦争を想定、レバノン政府転覆を目論んでいるとシリアを非難 2006年12月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マスウード・ヘンナーウィー、マーヒル・ムカッリド】 首都ベイルート中心部の殉教者広場とリヤードッスルフ広場での反対派勢力による座り込みが昨日で三日目を迎える中、アラブ連盟のアムル・ムーサー事務局長を先頭に、 全文をよむ
■ ハリーリー議員、危機の解決は対話によるべきとの見解 ■ ジュンブラート議員、レバノンをシリア・イラン同盟と結びつけることを拒否 ■ 反対派勢力が数十万人規模の集会 国軍の介入で首相府包囲が終結 ■ アラブ諸国および国際社会が政府支援 ビッリー議長の役割再生に関心集中 2006年12月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日ベイルートの中心街で数十万人が集結したヒズブッラー主体の反対派勢力による抗議デモは、当局側と反対派勢力側の双方にとって成功した試みであった。当 全文をよむ
■ スファイル総大司教、街頭行動に警告、「レバノン人以外の手で弄ばれる商品と化したレバノン人」を激しく批判 ■ 最大の戦いが今日、二つの広場での反対派勢力の集会をもって始まる ■ セニョーラ首相「対話の継続には賛成だが、体制転覆には反対」 2006年12月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 反対派勢力は今日の午後3時にベイルート中心街で大規模のデモと「政府を打倒するまで」の無期限の集会を行い、決定的な戦いを開始することを決定したが、それにもかかわらず仲介の成功に賭ける 全文をよむ
■ アナン事務総長「国内情勢への対処はレバノン国民の責任で、国連の責任ではない」 ■ レバノン国内の危機、一進一退の状況 仲介の努力は麻痺 ■ ビッリー国会議長、多数派勢力を攻撃 街頭行動に懸念示す 2006年11月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 重苦しい一進一退の空気が、昨日のレバノン国内の政治的な動向に漂っていた。政治的行き詰まりを打破すべく行われている努力や連絡も、完全な麻痺の状態にあるようであった。 レバノンのセニョーラ首相が国際法廷設置規定の草案 全文をよむ
■ ジュマイエル、ジュンブラート、ハリーリー、ジャアジャア「第2の独立インティファーダ」開始を宣言 ■ ピエール・アル=ジュマイエル工業相の葬儀、3月14日集会を思い起こさせる「レバノンの歴史の輝かしい一頁への秒読みが始まった」 2006年11月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【リタ・スファイル】 暗殺されたラフィーク・アル=ハリーリー元首相の2005年2月に行われた葬儀は「独立インティファーダ」に火をつけることになったが、先日銃殺されたピエール・アル=ジュマ 全文をよむ
■ ラッフード大統領、バッシャール・アサド大統領、ナスルッラー師への広範な批判が起こる中、レバノンはジュマイエル氏を葬送 ■ 安保理はピエール・アル=ジュマイエル工業相暗殺の調査に国連が参加することを承認 ■ ムバーラク大統領、弔問のため住宅相を代理に 2006年11月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド】 昨日午後一時、大群衆が詰め掛ける中、数千人のレバノン人がレバノン工業相ピエール・アル=ジュマイエルを葬送した。エジプトか 全文をよむ
■ サウジアラビア、辞任した閣僚らの復帰を呼びかけ ■ シリアは、国際法廷へのいかなる関与も欲しないと表明 ■ 今日ピエール・アル=ジュマイエルの葬儀 3月14日集会の記憶ふたたび ■ 政府、調査における国連の援助を求める 2006年11月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ピエール・アル=ジュマイエル工業相暗殺によってレバノンを襲った衝撃は、この犯罪が重苦しい政治的危機にあるレバノン情勢全般に対して与える影響をめぐる不安と疑問の濃い影を落とした。しかしこの衝撃にも 全文をよむ
■ ジュマイエル元大統領、子息をレバノン全体の殉教者とみなす ■ 明日、民衆および政府関係者の参加による大規模な葬儀、諸機関は閉鎖 ■ 3・14勢力「独立インティファーダはピエール・アル=ジュマイエルの殺害者たちとの対決に備えている」 ■ 国連安保理、国際法廷設置を決定 ジュマイエル暗殺を非難 2006年11月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 第2の独立の過程における6番目の殉教者であり、バシール・アル=ジュマイエル大統領を輩出した一族では5番目の殉教者であるピエ 全文をよむ
■ レバノン大統領官邸周辺で抗議デモ ■ ピエール・アル=ジュマイエル工業相暗殺、ミシェル・ファルウーン元大臣に発砲 ■ サアド・アル=ハリーリー議員、シリアによる暗殺作戦を疑う ■ ワシントン、事件を非難 2006年11月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:マーヒル・ムカッリド】 昨日、キリスト教マロン派系カターイブ党の指導者であるアミ-ン・アル=ジュマイエル元大統領の息子であり、レバノン工業大臣であるピエール・アル=ジュマイエル氏(34) 全文をよむ
■ 国際法廷草案決議立会いのためライヤーシー、サーディル両判事がニューヨーク国連本部へ ■ 組閣問題解決に向けたセニョーラ首相の提案はビッリー国会議長待ち ■ ハリーリー議員「運命を決するような選択を無効にしうる全閣僚数の3分の1を譲り渡すことはできない」 2006年11月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 「もし政治危機の解決を模索するうえで何の進展も得られていないにせよ、いかなる後退も記録されていない」。政府の行き詰まりから隘路をくぐり抜けて脱するためにレバノン国 全文をよむ
■ ビッリー国会議長、閣僚会議の合憲性を強調 ■ ただし、辞任した閣僚の後任を任命するよう「忠告」 ■ レバノン政府、国際法廷問題を危機と駆け引きの網から切り離す ■ 国連のアナン事務総長が国際法廷設置へ手続きを急ぐと約束 アメリカとフランスは歓迎 2006年11月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 2005年12月12日、つまりジュブラーン・トゥワイニー議員暗殺の日の夜の閣僚会議会合において国際法廷の設置要求が決定されてからちょうど11ヶ月を経た昨日、辞任した閣僚 全文をよむ
■ 国際法廷問題が国内協議のスケジュールに闖入 ■ 3・14勢力は国際法廷と「全閣僚数の3分の1」との交換取引を拒否 2006年11月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相ほかの命を奪った一連の犯罪に関与した者全員を裁くための国際的性質を有する特別法廷に関し、設置基本規定の草案が昨日突如として届き、本日第4ラウンドを再開する国内各派の協議会の作業スケジュールに急遽組み込まれることになった。国連からの草案がコフィー・アナン事務総長を通じてフ 全文をよむ
■ 多数派勢力はアウン中将を歓迎、ヒズブッラーは3分の1に固執 ■ 協議会第3ラウンドは堂々めぐりのおそれ ■ ムッル議員は閣僚26人から成る政府を提案 2006年11月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 議会での[レバノン各勢力の]協議会の48時間の猶予は、現在の危機の壁を打ち壊す政治的合意の実現を本気で希望させるような成果を生むことはなかった。そのため会議の主要なメンバーらは今日、立場の表明や条件の提示、それに対する逆の条件の提示といったかたちで双方が強硬姿勢を崩 全文をよむ
■ 嵐のような協議、明日まで延期を余儀なくされる ジュンブラート議員、国際法廷の空中分解に警告 ■ 多数派勢力「選択肢は全閣僚数の3分の1を反対派に明け渡すことなく内閣を拡大するか、ラッフード大統領辞任後に新内閣を樹立するかのどちらかだ」 2006年11月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン各派協議会の昨日の会合は嵐のような対立が支配的で、けっきょく会合は延期されることになった。明日協議を再開する前に、今日一日は小休止をとることが不可欠のようだ。ヒズブッラーは全 全文をよむ
■ サアド・アル=ハリーリー議員「対話に開かれた姿勢で臨むが、彼らはなぜ政府の改造を望むのだろうか」 ■ 協議会の開催で妥協か対決に向けての秒読みが始まる ■ アウン派の入閣が合意点、「全閣僚の3分の1」が地雷に 2006年11月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 本日午前11時に始まる議会での政治指導者間の協議会の開催を前にして、レバノン国内は未知なる展開の可能性に直面しているようだ。反対派勢力の強硬な要求に対して、多数派勢力が所謂「シリア・イラン枢軸に権力を明け渡 全文をよむ
■ ハウジャ大使、サウジアラビアの仲介や介入を否定 全員に対する希望を表明 ■ ビッリー国会議長、高レベルの要求提示による駆け引きを見守る「要求のレベルが高まれば危機が、低まれば解決策がもたらされるだろう」 2006年11月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナジュマ広場[※国会議事堂の所在地]での協議会開始の24時間前、ヒズブッラーが強硬な発言やフアード・アル=セニョーラ首相に対する非難をつづけているという点でも、議会および内閣の多数派勢力が警告の論理に服従することを 全文をよむ
■ アサド大統領、ゴラン高原撤退と引き換えにヒズブッラーおよびハマースの問題について「協力する」と英国に提案 ■ ビッリー議長とセニョーラ首相が鎮静化の試み アウン議員はスファイル総大司教に「デモは最後の荒療治」 ■ ジュンブラート、ハリーリー両議員「3・14勢力はレバノンへの陰謀を阻止する」と宣言 2006年11月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 [レバノン国内各勢力の]協議会があさって月曜日に開催されることは確実になったが、きのうの各方面の動きから見るかぎり、そ 全文をよむ
■ ラーセン国連事務総長特使、レバノン高官筋の情報として「武器が国境を越えてレバノンに流入している」 ■ ダマスカスは否定、セニョーラ内閣に返答を求める 【ダマスカス:シャアバーン・アッブード、ニューヨーク:諸通信社】 2006年11月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 テリー・ロード・ラーセン国連事務総長特使(安保理第1559号決議履行監視担当)は、シリアからレバノン領土への武器密輸が続いていることをレバノン当局が伝えてきたと明らかにした。またアメリカのジョン・ 全文をよむ
■ ジュンブラート議員、ラッフード大統領が「黒幕との関与を示すさらなる証拠を示した」とワシントンから非難 ■ ラッフード大統領が国際法廷を攻撃、政権の危機を加速 ■ 大統領「コメント」、閣僚会議に不信を表明、[ハリーリー元首相暗殺以外の]14件の犯罪を訴追の対象外にと主張 2006年10月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国際法廷設置の最終段階になってエミール・ラッフード大統領がこれを妨害しようとしていることには誰も驚いていないが、ラッフード大統領は、先制攻撃を行い 全文をよむ
■ ドイツ国防相、レバノンを訪問 ■ オルメルト首相は「相互の誤解」に対して謝罪 2006年10月30日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イスラエル首相官房が伝えたところによると、エフード・オルメルト首相は昨日、レバノン沿岸でイスラエル空軍とドイツ海軍の間に起こった事故の直後からレバノンで繰り返されている「相互の誤解」について謝罪の意を表明した。またそれと同時にドイツの「ビルド・アム・ゾンタック」紙は、木曜日から金曜日にかけての夜、レバノン 全文をよむ
■ ロシア政府:ヒズブッラーの武装解除におけるUNIFIL(国連レバノン暫定軍)の能力を疑問視 2006年10月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AP、AFP、ロイター、MENA(中東通信社)、UPI、本紙】 ドイツ政府高官は昨日、レバノン沿岸において調査データを収集しているドイツ艦の上空でイスラエル軍機が発砲を行ったと明言した。ドイツ、イスラエル両国とも実際に起こったことについて相異なる情報を発表している。ロシアのセルゲイ・イワノフ国防相は、国連レバノン暫定軍 全文をよむ
■ レバノン沿岸でドイツの艦船が銃撃を受ける ■ ドイツ‐イスラエル間で危機発生、ドイツ国防大臣が数日中にテルアビブを訪問 ■ ドイツ野党、厳しい抗議の提出と事故調査をメルケル首相に要求 2006年10月27日付アル・アハラーム紙HP1面(エジプト) 【ベルリン:マーズィン・ハッサーン】 二機のF-16型イスラエル戦闘機が、レバノン沿岸でUNIFIL(国連平和維持部隊)に加わっての活動についていたドイツの船舶に発砲したことから発生した静かな危機を収拾するためにドイツ政府が 全文をよむ
■ ビッリー国会議長とセニョーラ首相、水曜日の提案発表に先立って長時間の会談 ■ 国際法廷設立規定の1項目削除 安保理とレバノン政府の合意による法廷設置へ道 2006年10月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナビーフ・ビッリー国会議長は断食明けの祭日に先立って、水曜日の午前11時にアイン・アル=ティーナ[※ビッリー議長宅の所在地]で記者会見を開くことを決定した。このことはビッリー議長が、多数派勢力と反対派勢力の政争の展開について真剣に立場を表明する意向であることを明 全文をよむ
■ 国際的性質を有する法廷の設置草案を祭日後に協議 ■ シラク大統領、イスラエルに安保理決議違反の停止を要請 ■ プーチン大統領がパリⅢ会議に参加 2006年10月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンではラマダーン明けの祭日の休暇の準備に入り、それにともなって国内政治の動きが後退するなかで、本紙の得た情報によれば、国際的性質を有する法廷を設置するための草案は、修正を加えられたうえでニューヨークの国連本部からベイルートへもたらされる途中であり、祭日の休暇の後、レ 全文をよむ
■ ペジェグリニ司令官、レバノン領空侵犯阻止に武力行使を提案 イスラエルが反発 ■ シラク大統領、ハリーリー議員に「第3回パリ会議は必ず成功する」「情勢は危険だがレバノンの一体性に関して取引はしない」 2006年10月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 2007年1月15日の第3回パリ会議開催のための政府の準備活動が活発になっている。フランスのジャック・シラク大統領が「ムスタクバル・ブロック」代表であるサアド・アル=ハリーリー議員とエリゼ宮殿で昨夜行った会談の中でも、パ 全文をよむ
■ アラブ経済社会評議会、パリⅢ会議においてレバノンを支援へ ■ イスラエルのレバノン領空侵犯に対して国際社会が防止措置 ■ ビッリー国会議長「大統領問題をめぐる論争、今後本格化」「対話は成功するだろう」 2006年10月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日の一連の進展と各方面の立場表明は、国連安保理決議第1701号およびそれに先行する諸決議の履行に向けて始動したレバノンの平和への歩みに対する国際社会およびアラブ諸国の信頼をあらためて表明するものとなった。また政府 全文をよむ
■ ベイルート南部郊外における治安関係者異動 住民支援のメカニズムを本日発表 ■ ビッリー国会議長、本紙に「対話が期待できる雰囲気」 ■ フランス:レバノン領空を国際的に管理する方向へ 2006年10月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国内情勢の晴雨計はいまだ「晴天」を指し示している。それゆえ、列国議会同盟(IPU)の第115回総会に参加するため今日ジュネーブへ出発するナビーフ・ビッリー国会議長は本紙に対し、「ここ10日間は行き詰まりの状況が和らぎ、対話の論 全文をよむ
■ 司法当局人事、本紙に掲載 ■ 外交官人事をめぐる諸問題解決へ ■ ビッリー国会議長、「ラマダーン明けのお年玉」の可能性を示唆 対立緩和の努力、ラービヤ[※アウン議員邸の所在地]に拡大 ■ サウジアラビア、ターイフ合意の「新版」を否定 プローディ伊首相、安定の必要性を強調 2006年10月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ナビーフ・ビッリー国会議長のサウジアラビア訪問がもたらした緊張緩和の「そよ風」は昨日、複数の外交筋と国内の各方面の後押しを得たようである。ビッ 全文をよむ
■ 国連レバノン暫定軍(UNIFIL)展開の第2段階、今週末に発表 ■ 国民対話会議、ラマダーン月の末に再開へ ■ レバノン国軍、「レバノンにもう一つのイラクが生まれること」を許さず 2006年10月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン国内の各勢力は昨日、対話の論理に立ち返る顕著な姿勢を示した。いっぽう、サウジアラビアから帰国したナビーフ・ビッリー国会議長とフアード・アル=セニョーラ首相が行った会談については「雰囲気も積極的で準備も万全、意思疎通のための展望も 全文をよむ
■ アサド大統領:レバノンが「底なしの亀裂」へ至ることを「懸念」 ■ レバノンとの関係如何はハリーリー元首相暗殺に関する国際調査とは無関係と主張 2006年10月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は、現在レバノンで起きている分裂が底無しの亀裂へと至ることに懸念を表明し、もしレバノンで衝突が発生すれば、それが直接的にシリアにとっての損失となることを強調した。その理由として、「1990年に停戦となったレバノン内戦では、我々は人命や資 全文をよむ
■ 国際法廷の組織案、レバノン当局が近く受理 ブランメルツ委員会の調査において「注目すべき進展」との情報 2006年10月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ラマダーン月が終わる前に現在高まっている政治的緊張が打開されることを期待しつつ、公式あるいは非公式にアイン・アル=ティーナ[※ビッリー国会議長宅の所在地]で展開されている活発な動きに政界の注目が集まるなか、マロン派大司教会議の声明は広汎にわたる反響をもたらし、マロン派総大司教座に対して昨日行なわれた各方面の集中的な「 全文をよむ
■ イスラエル、南部から撤退しつつヒズブッラーを威嚇 ■ レバノン国軍、きょうブルーラインに沿って展開 ■ 「第二の解放」の後、ガジャル村が「もうひとつのシャバア農場」に ■ ビッリー国会議長、本紙に「勝利を国内における敗北と化すのは、あるまじきこと」 2006年10月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 7月12日にイスラエルがレバノンに対して戦争を始めて81日後、8月14日に安保理決議第1701号に従って戦闘行為停止が発効してから48日が経った2006年10月1日 全文をよむ
■ メルケル独首相、シリアと「間接的な」連絡を行っていると強調 ■ 国連、「ルールの変更」を拒否 イスラエルの撤退を月曜と予測 2006年09月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国内の諸問題が新たな対立や分裂、論争の激化といった新しい局面に発展することが確実になる一方、イスラエルがレバノン南部からの撤退を見合わせていることに対して国際社会の各機関や各国政府は対応に追われ、昨日のフアード・アル=セニョーラ首相のドイツ訪問の際も基本的なテーマとなった。 国連は今なお 全文をよむ
■ アメリカ政府「ブランメルツ国際調査委員長、最終段階に近づく」 ■ シリア政府「報告書は疑いなくシリアが協力していると言明」 2006年09月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【アル=ナハール、MENA、AFP】 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺に関する国際調査委員会のセルジュ・ブランメルツ委員長が提出した最新の報告書は各方面に歓迎をもって受け入れられた。アメリカ政府はブランメルツ委員長の調査が最終段階、すなわち国際法廷へと近づきつつあるとの見方を示し、 全文をよむ
■ ブッシュ大統領「我々の目的はレバノンの復興と繁栄を助けること」 ■ ビッリー国会議長と政府の対立、打開策成立で食い止めへ ■ 司法当局人事計画、今日完了へ 2006年09月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 首相府とアイン・アル=ティーナ[※ビッリー国会議長邸の所在地]の間で行われていた協議が昨夜顕著な進展を見せた。このため、アフマド・ファトファト内相代行がワフィーク・ジッズィーニー公安総局長官(参謀少将)に対して課した処分をめぐって、政府内にもう一つの危機を発生 全文をよむ
■ ヒズブッラーの集会に対して「重量級の」反応 ■ ドストブラジ仏外相、レバノン政府への支援でヒズブッラーに対抗するよう呼びかける ■ ジャアジャア代表「いかなる武器も我々に現状の受け入れを強制することはできない」 ■ ジュンブラート代表がナスルッラー書記長へ「シリア政権にくっついている限り合意はありえない」 2006年09月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ベイルート南部郊外におけるヒズブッラーの集会とナスルッラー書記長の演説に対して昨日、ハリーサとムフターラに 全文をよむ
■ ナスルッラー書記長とビッリー国会議長の公式会談 「最後の部分の解放」まで武装を維持すると強調 ■ セニョーラ首相「戦争が占領を引き起こした。我々が解放する」 ■ アメリカ代表団が到着、復興の最優先課題のフォローアップへ 2006年09月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フアード・アル=セニョーラ首相は、ヒズブッラーのナスルッラー書記長が一昨日に行なった演説の中の発言に対する返答を躊躇しなかった。セニョーラ首相は、自分はナスルッラー書記長が対話の問題に言及したこと 全文をよむ
■ ナスルッラー書記長、再び公の前に「現政権の下では武装解除はあり得ない」 ■ セニョーラ首相、ナスルッラー書記長の非難にもかかわらず「対話の強調は未来への展望をひらくもの」 2006年09月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は昨日、先月7月12日に戦争が勃発して以来初めて公の前に姿を現した。膨大な数の群衆を前にナスルッラー書記長は国内や中東地域および国際問題をめぐる立場を表明し、それらは数々の反響を呼んだ。 3・14勢 全文をよむ
■ セニョーラ首相、ダマスカス訪問の条件として協議日程の特定を繰り返し要求 ■ ベイルート南部郊外、記念となる一日に向けて準備 ■ イスラエル、武器の貯蔵庫の存在を撤退遅延の口実に 2006年09月22日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今日午後4時半にベイルート南部郊外で行われるヒズブッラー主催の「勝利集会」を前に、トゥラード・ハマーダ労働相は昨夜、3・14勢力の閣僚数人から「穏やかな非難の言葉」を聞いたあとで、閣僚会議のメンバー全員にこの集会に出席するよう口頭で呼びか 全文をよむ
■ 政治内部対立、「治安機関をめぐる論争」の背後に ■ ファトファト内相代行、「政治的暗殺」の試みに対して警告 ■ ビッリー国会議長、新たな政治的嵐の機先を制する試み 「対話会議Ⅱ」開催を検討 ■ イスラエル、ベイルート南部郊外での祝賀集会の日に撤退を一時中断 2006年09月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルはレバノン南部占領地からの完全撤退の期日を明日金曜日の午後と定めていたがこれを取り下げ、国連安保理第1701号決議の残された段階が今後実施されるの 全文をよむ
■ UNIFILに中国人兵士1000人、トルコ人兵士は10月末に展開 2006年09月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AP、AFP、MENA(中東通信社)】 中国の温家宝首相は昨日、中国政府が国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強部隊に参加する中国部隊の数を兵員1000人に増やすと決定したことを発表した。またトルコ外務省は、UNIFIL参加のトルコ人兵士が来月10月末までに配備される見込みであると述べた。ロシア連邦議会安全保障・国防問題委員会のヴィク 全文をよむ
■ アウン議員、政府とヒズブッラーに戦争の責任があると主張 ■ ビッリー国会議長、国民対話会議の代わりに「二者対話」を主導 ■ セニョーラ首相はヒズブッラー武装解除の意向を堅持 ■ ジュンブラート議員はアラブ・イラン間の対話を提案 2006年09月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国内情勢の麻痺状態が収まり、強化された国際部隊への参加国の部隊が続々到着するなかで、7月12日以前の段階での営みを再びやり直そうと試みるための新たなレバノン国民対話会議の開催というテーマ 全文をよむ
■ 閣僚会議内部の対立緩和 国際部隊、段階的に増強 ■ ドイツ「シリアはヨーロッパの国境監視支援を求めている」 ■ セニョーラ首相、ヒズブッラーに「対立は対話によって解決すべき」 2006年09月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日の閣僚会議会合は、このところ激化していた内部対立に翻弄されることはなかった。開会から議論を経て閉会に到るまで対話の空気のなかで進行し、ここ数日間の騒動はすっかり影を潜めたかたちとなった。 議長を務めたフアード・アル=セニョーラ首 全文をよむ
■ 「試行的」閣僚会議が今日開催 ■ 首相経験者ら、対立の打開に向けて動き ■ セニョーラ首相、現政府の存続を強調 ヒズブッラーは政府は崩壊したとの見方 ■ スファイル総大司教、国外移住の増加に警告「誰がこの祖国に残るのか?」 2006年09月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンは昨日、フアード・アル=セニョーラ首相がカイロおよびアンマンへの訪問から夜になって帰国するまで、「三首脳不在の一日」を過ごした。エミール・ラッフード大統領は水曜日から非同盟諸国首脳会 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、戦禍の処理とレバノン再建に向けたエジプトの努力についてセニョーラ首相と協議 ■ セニョーラ首相:「レバノン国家が全領土に支配を拡大できるよう、エジプトの支援が継続中である」 2006年9月15日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は昨日、レバノンのフアード・セニョーラ首相とともに、レバノン情勢、イスラエルの攻撃による戦禍の処理に必要な努力、レバノン国家の再建とこの分野におけるエジプトの尽力について議論した。会談では中東地域の現 全文をよむ
■ ナスルッラー書記長がセニョーラ首相を非難 イスラエルがブルーライン侵犯 ■ レバノン南部の東部地区、今日から国軍の管轄下に 2006年09月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は昨日、フアード・アル=セニョーラ首相を非難する発言を行い、国内の政治論争を白熱化させた。首相府関係者はこの非難について質問されたのに対して「ノーコメント」と述べるにとどめた。 首相側の姿勢は、このところ強硬な発言を重ねているヒズブッラー側と対照 全文をよむ
■ ベイルート、ブレア首相を外交的柔軟さと抗議の叫びで迎え入れ ■ セニョーラ首相、ブレア首相の前で抗議集会参加者に「誇りの挨拶」 2006年09月12日付アル・ナハール紙(レバノン)HP1面 トニー・ブレア英首相のベイルート訪問は物議を醸したにも関わらず、レバノン国内においては逆説的に前向きな反応をもたらすことになった。レバノン政府は外交的な柔軟性をもって「ジョージ・ブッシュ米大統領の友人かつイスラエルの指南役」である英国の首相に要求を伝えることができた。訪問に反対する政治勢力 全文をよむ
■ ヒズブッラーは反シリア勢力を攻撃、西洋からの離脱を呼びかけ ■ 国連は捕虜となったイスラエル兵らを解放する努力を開始 2006年9月11日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、ダマスカス:アイマン・アル=マフディ】 昨日の占領下パレスチナへの訪問から中東歴訪を開始したイギリスのトニー・ブレア首相は今日、レバノンの首都ベイルートに到着する。 同時に国連は、ヒズブッラーが捕虜にしたイスラエル兵2名の解放を保証する努力を開始したと発表 全文をよむ
■ シラク大統領、レバノンの将来について「若干の懸念」を表明 2006年09月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP】 フランスのジャック・シラク大統領は、数ヵ月後のレバノンの情勢について「若干の懸念」を表明し、ヒズブッラーの状況はその最大の支援者であるイランとの交渉の進展によるところが大きいと述べた。 シラク大統領は、ヘルシンキで行なわれたアジア欧州会議の合間にスペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ首相と会談を行なた。テレビカメラに撮影されフラ 全文をよむ
■ イスラエル、レバノン海上封鎖解除を発表 ■ 3000人のフランス人部隊、本日ベイルート港へ到着 2006年09月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 昨日、イスラエルのエフード・オルメルト首相の報道官は、イスラエルが8週間にわたって続けていた対レバノン海上封鎖を解除すると発表した。 さらに同報道官は、国連指揮下の海上部隊が、イスラエル軍との完全な協力の下、任務を引き継ぎ、「レバノンにお 全文をよむ
■ イスラエル、アイタ・アル=シャアブとミルワヒーンでレバノン人6人拉致 2006年09月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル軍は昨日午後4時半頃、アイタ・アル=シャアブの町の外れから青年5人を、ミルワヒーンの町から市民1人を拉致した。治安当局筋が本紙に対して明らかにしたところによると、ターヒル・サリーム・タヒーニー、カマール・ハリースィー、公安総局のハサン・ダクドゥーク検査官、ムハンマド・フサイン・サッルール、アリー・カースィムの5人とマルイー家の青年1人が、 全文をよむ
■ オルメルト首相、シャバア農場問題について話し合いの意思を表明 レバノンへの帰属承認とヒズブッラーの武装解除が条件 2006年09月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ】 レバノンに対する空域および海上での封鎖を解除したイスラエルのエフード・オルメルト首相は昨日、国連安保理決議第1701号の履行はヒズブッラーに拘束されているイスラエル軍兵士2人が解放されなければ不完全なままにとどまると発言した。またシャバア農場地帯の問題につ 全文をよむ
■ アナン事務総長は封鎖解除の後の「拡大の平和」を模索 ■ スペイン人民会議は「UNIFIL」へ1100人の兵士を派遣することを決定 2006年09月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP、UPI】 国連のコフィ・アナン事務総長はマドリード訪問の最終日に、レバノン南部に展開する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)増強部隊の兵員数は、イスラエル軍が9月半ばにはレバノン南部から完全に撤退することを可能にするものであると述べた。その方向性をさらに補助 全文をよむ
■ 56日間にわたるイスラエルのレバノン封鎖、今日午後6時に解除 2006年09月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター、AP】 イスラエルがレバノンに対して空および海からの封鎖を敷いてから56日後、また国連安保理決議第1701号に基づく停戦が発効してから24日後、アラブ諸国および国際社会から集中的な圧力がかけられた末に昨日、イスラエルのエフード・オルメルト首相は現地時間で今日の18時(グリニッヂ標準時で15時)に封鎖を解除すると発表した。アメリカの 全文をよむ
■ ルマイラの爆破事件 国際法廷の提案を前に政治的メッセージ 2006年09月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルが対レバノン戦争を7月12日に開始してから初めて、昨日ルマイラにおいて国内治安部隊情報部副部長であるサミール・シハーダ中佐を狙った爆弾が爆発した。シハーダ中佐は負傷し、国内治安部隊の隊員4人が殉職、その他に民間人を含む4人が負傷した。 ラフィーク・アル=ハリーリー元首相暗殺など重要な事件の捜査を担当する治安当局幹部を狙ったこの事件は、2004 全文をよむ
■ レバノン政府が安保理への抗議、ヒズブッラーは国際部隊の任務拡大に反対 ■ レバノン:封鎖解除の後は国連レバノン暫定軍(UNIFIL)による海上監視に賛成 ■ イスラエル:アナン国連事務総長の報告書に先んじるべく2週間以内の撤退完了を急ぐ 2006年09月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルによるレバノン封鎖の解除を求め、議員が広汎な「国会外交」を活発化させるために議会での泊り込みを始めてから4日目に入った昨夕、泊り込みを行っている議員らによる「提案」が閣 全文をよむ
■ セニョーラ首相、オルメルト首相の会談呼びかけを拒否 2006年09月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ラーマッラー:ムハンマド・ハウワーシュ、諸通信社】 イスラエルのエフード・オルメルト首相は、レバノンのフアード・アル=セニョーラ首相との和平会談を行なうため数々の働きかけを行なってきたと語った。いっぽうセニョーラ首相は、そのような呼びかけを受けたことはないと否定し、いずれにせよそのような会談は拒否すると強調した。 イスラエルとヒズブッラーの戦争中に数 全文をよむ
■ イタリア軍がスールに到着 アメリカはレバノン国軍とUNIFILの展開完了の必要性を強調 ■ 国会議員は議事堂で宿泊 国際社会は近日中に封鎖解除との見通し ■ ビッリー議長、「団結による挑戦」を主張 ■ セニョーラ首相、近日中のダマスカス訪問に言及 2006年09月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンに対するイスラエルの港湾と空港の封鎖解除のため、昨日国会が始めた泊まり込みへの広範な議員の参加(議員83名)は、有力な政府関係者の表現によれば「国民の団結」の 全文をよむ
■ ベイルート国際空港を手始めに、段階的な封鎖解除へ各方面の努力 ■ 国会、今日の抗議集会への参加で全会一致 ■ ビッリー議長、本紙に語る「封鎖終結まで議事堂で寝る」 ■ セニョーラ首相、ライス長官に「これ以上の封鎖の継続は絶対に受け入れられない」 2006年09月02日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンでは今日、イスラエルが港湾および空港に対して行なっている封鎖の解除に向けて、国会議員の一致団結したキャンペーンが開始される。また国際社会の重要な各方面との連絡も 全文をよむ
■ ビッリー国会議長、ストックホルム会議に対抗して政府を援護 ■ レバノン封鎖への抗議のため、国会議員による無期限の泊まり込み ■ 9億4千万ドルのレバノン支援 2006年09月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 フアード・アル=セニョーラ政権は昨日、二重の支援ともいうべき収穫を得た。それは一方では政権の継続を確実にし、もう一方ではイスラエルによる対レバノン戦争がもたらした恐ろしい爪痕への政府の対応努力にとって外交的、政治的、経済的な後押しとなるものである。 全文をよむ
■ ストックホルム会議、緊急支援に関するレバノンの報告書について今日議論 ■ 政権交代をめぐる論争がイスラエルによる封鎖の問題を「突破」 ■ セニョーラ首相、国連決議の挫折をワシントンに警告 2006年08月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 アナン国連事務総長のテルアビブ訪問中に期待されたイスラエルによるレバノンへの空域および海上封鎖の解除が拒絶されたにも関わらず、ほとんどのレバノン政界関係者は以下の二つの理由によりその拒絶に驚くことはなかった。第一に彼らは、アナン 全文をよむ
■ レバノン、封鎖の解除を始めとする要求のリストを提示 ■ アナン事務総長がベイルート訪問 事態打開の兆し ■ ナスルッラー書記長、「戦争の第2ラウンドはない」と明言 2006年08月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連のコフィ・アナン事務総長は今日の昼、2002年の最後の訪問以来4年ぶりにベイルートを訪問する。最初の訪問地となるベイルートの後、アナン事務総長はイスラエル、シリア、イランやおそらくは他の諸国も歴訪する予定である。 この訪問は、国連安保理決議 全文をよむ
■ 子供4人がクラスター爆弾で負傷 地雷撤去キャンペーンつづく ■ 検問所統制に関する報告書提出 ライス長官は空港再開に関心 ■ ジュンブラート「レバノンは捕らわれの身であり、シリアの『贈り物』は続くだろう」 2006年08月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連安保理決議第1701号の実施を監視・推進するため、国連のコフィー・アナン事務総長は明日、レバノンを訪問する。これと関連してフアード・アル=セニョーラ首相は昨晩、国内治安部隊長官であるアシュラフ・リーフィ 全文をよむ
■ アナン事務総長、イスラーム諸国のUNIFIL参加を言明 イスラエル、国際部隊の展開完了を封鎖解除の条件に ■ EU諸国、UNIFIL部隊の半数以上派遣 現地でより大きな役割へ ■ イタリア軍部隊、火曜日にレバノン到着 部隊の指揮はフランスが2月まで担当 2006年08月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター、AFP、AP、UPI、MENA】 欧州各国はレバノンへの派兵に関して昨日、中東でより大きな役割を担う基礎ともなりうる積極的な関与を決定した。EU 全文をよむ
■ セニョーラ首相、批判者たちに対してアンマン経由便の停止を示唆 ■ レバノン、シリア国境および検問所の警備は国軍が担当する意向 2006年8月25日付アル=ナハール紙(レバノン)HP一面 レバノンは昨日、レバノンとシリアの間に、またおそらくはシリアと国際社会の間にさらなる「危機を生み出す計画」を阻止した。レバノン・シリア国境の警備についてはレバノン国軍の独自の部隊が担当することと、安保理決議第1701号で認められている国際部隊への協力要請は検問所監視の技術的な補助に限定されるこ 全文をよむ
■ ヨーロッパ諸国、UNIFIL参加について国連事務総長と金曜日に協議へ ■ アサド大統領「シリア・レバノン国境への国際部隊展開は敵対関係を生む」 2006年08月23日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の増強をめぐる問題は今なお多くの困難に直面している。ブリュッセルでは金曜日にコフィ・アナン国連事務総長の出席の下で欧州連合(EU)の外相会議が開かれる予定であり、これを通じてそれらの困難が克服され、拡大部隊へのヨーロッパ諸国の参加の規模が決 全文をよむ
■ ムッル国防相、ミサイルを発射した者は敵への協力者として追及することを誓約 ■ ラーセン特使はコントロールを失うことを警告 ■ 国連とレバノン、イスラエルによる戦闘再開の脅迫とたたかう ■ 全地域への国軍および治安部隊の展開と検問強化に関する計画 2006年08月21日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連派遣団が土曜日と日曜日にレバノンを訪れた結果、レバノンと国連は「脆弱な休戦」への不安を未だに引き起こしている否定的な二つの要素との白熱した競い合いの渦中にあるという 全文をよむ
■ 武器の流入阻止を口実に 兵士1名の死亡を発表 ヒズブッラー戦闘員2名を捕獲と主張 ■ イスラエル、ベカーア高原に戦場を移す レバノンは「あからさまな停戦違反」と非難 ■ レバノン国軍の南部展開と同時に、各国境地帯で封鎖の解除に向けての措置 2006年08月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日の早朝バアルバック西部におけるイスラエルの降下作戦は、レバノン国軍の展開が進みつつあり、さらに増強された国際部隊の誕生によって安保理決議第1701号の要求の実施が可能になる 全文をよむ
■ ロシアのプーチン大統領、レバノン軍の南部展開に肯定的な見方 ■ レバノン軍はシャバア農場との境界地帯に駐留 ■ セニョーラ首相「国連暫定軍増派部隊は近日中に駐留」 2006年08月19日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン政府軍の昨日のシャバア入りは国民の熱烈な歓迎を受け、注目を集めた。そのことは形式の面から言えば、イスラエルの占領下にあるシャバア農場の問題をめぐって危険に身を縮めてきた地域の住民がいかに国家の保護を待ち望んでいたかを反映している。また一方で内実 全文をよむ
■ ジュンブラート議員、ナスルッラー師にターイフについての問いを浴びせる ■ アサド大統領に対するハリーリー議員の炎の返答 ■ レバノン南部、30年来初めて国軍の管轄下に ■ 展開は30カ村を含み、近日中にブルーラインまで完了 2006年08月18日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 昨日、リタニ川以南の広い地域にレバノン国軍が展開し、国連決議第1701号履行のためのプロセスは戦争行為の停止と、イスラエル軍が対レバノン戦争で占領したレバノン南部地域の大部分からの撤退の後、 全文をよむ
■ ジュンブラート議員、エジプトに謝意 ■ ハリーリー議員はアサド大統領を「カナで殺された子どもたちの血を取引材料にしている」と非難 2006年08月18日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:本紙記者】 ドルーズ派の政治リーダー、ワリード・ジュンブラート議員は、エジプトとサウジ、クウェイトなどの湾岸諸国をはじめとするアラブ諸国および国際社会に対し、レバノンの統一と独立を支えたことへの謝意を示した。 一方でサアド・アル=ハリーリー議員はシリア大統領バッシ 全文をよむ
■ イスラエル、数日中にレバノン軍の展開がなければ撤退を停止と脅迫 ■ 多くのイスラエル市民がペレツ国防相の辞任を要求、またオルメルト首相に今回の失敗の責任があるとする ■ シリア、バッシャール大統領声明の厳しい調子を和らげようと努力 ■ アメリカはシリアを批判し、ヒズブッラーの武装解除に固執 2006年8月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、ワシントン:ハーリド・ダーウード、ダマスカス:アイマン・アル=マフディー、占領下エルサ 全文をよむ
■ イスラエル軍、南レバノンからの撤退を始める ■ 国際部隊は10日以内に到着 ■ レバノン国防相:「南レバノンにはレバノン国軍以外の武装勢力は存在しなくなるだろう」 ■ アナン事務総長付報道官:「国際部隊は武力によるヒズブッラーの武装解除は行わない」 【ベイルート:ファトヒー・マハムード、アラブおよび世界各国の首都:諸通信社】 国連決議1701号の施行によって南レバノンに比較的平穏な状況が広がった頃、国連はUNIFILに増派される国際部隊の第一陣は10日以内にレバノン南部に 全文をよむ
■ フランス、トルコ、マレーシア、パキスタンの外相が今日ベイルート訪問 国際部隊編成について協議へ ■ レバノン国軍、あすリタニ川以南に展開開始 国軍以外の武装を許さず ■ 3・14勢力がアサド大統領に反論「レバノンが再びシリアの影響下に置かれることはない」 2006年08月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 「戦争行為の停止」が決議されて48時間が経過した今日、2つの重要な動きが予想される。1つ目は、閣僚会議の会合が開かれるかも知れないということである。会合において 全文をよむ
■ アサド大統領、「3・14勢力の崩壊」を予測 「抵抗と平和は一つ」 2006年08月16日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領はダマスカスで開催された第4回ジャーナリスト連合大会の開会式において演説を行い、レバノンの3・14勢力[※訳注:2005年2月のハリーリー元首相暗殺以降シリアのレバノン撤退を要求し内政干渉に反対してきた勢力。現在の国会および内閣において多数派を占める]が「レバノン国内の争乱」を画策したと激しく非難し、その目論見は 全文をよむ
■ 帰還者たち 2006年08月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエル空軍が行った破壊と流血をもたらす最後の攻撃によってさらに犠牲者が増え、レバノン各地で破壊が行なわれた後、昨日午前8時に「戦争行為の停止」が発効するという重要な動きのなかで、また特にきわめて微妙で事態の激化の可能性をはらんだ国内の不透明な政治的情勢ゆえに安保理第1701号決議の実施手続きの次なる段階が曖昧さに覆われているという危険な状況のなかで昨日、大きな出来事があった。数万人ものレバノン人たちが 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とイラン外相が協議:「エジプトとイランは停戦およびイスラエル軍のレバノンからの撤退を支持」 2006年8月14日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領とイランのメヌチェフル・モッタキー外相の協議は3時間以上続き、その協議にはアフマド・アブルゲイト外相も出席した。その後、二人の外相はアレキサンドリアのラアス・アル=ティーン宮殿で行われた共同記者会見で、エジプトとイランがレバノンにおける即時停戦および占領されたレバノン領から早急にイスラエ 全文をよむ
■ 閣僚会議会合、突然の延期 ■ レバノン国軍の展開は今日の決定的な試練の成り行き次第 ■ 午前8時、戦争の終わりか、休戦の始まりか? ■ イスラエル軍がまたしても虐殺 ベイルート南部郊外に大量の砲弾投下 2006年08月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 今朝の8時は、昨日で33日目となったイスラエルの対レバノン戦争が終結する時刻となるであろうか。それとも国連安保理決議第1701号の内容を当事者がどう読むかによって常に崩壊の可能性にさらされる脆弱な休戦状態の始まり 全文をよむ
■ 政府は全会一致にて第1701号決議に合意 ナスルッラーは戦争行為の停止を誓約 ■ 閣僚会議「リタニ川以南における合法な軍隊および国際部隊以外の武力を禁止」 ■ 国軍の南部展開計画について協議のため閣僚会議きょう臨時会合 フランス、UNIFIL拡大を受諾 2006年08月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 国連安保理決議第1701号の発効に向けてレバノンでは昨夜、閣僚会議の臨時会合が開かれ同決議について全会一致で合意が成立した。しかし、同決議に関する具体的な手続きを 全文をよむ
■ 国連決議採択後のアラブ連盟代表団:「決議はバランスに欠けるが受け入れる」 2006年08月13日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ニューヨーク:本紙特派員】 アラブ連盟が国連に送り出した代表団は、レバノン・イスラエル危機に関する第1701号決議について、受け入れを公表はしたものの、バランスに欠けるとみなしている。 代表団長を務めたカタールのハマド外相は、一昨晩に行われた採決のための会合で、無辜の流血とこれ以上の破壊がレバノンと地域に及ぶことを避け 全文をよむ
■ 国連憲章第7章をめぐる詰めの折衝「最後の15分」 ■ 戦争の終結間近にマルジャアユーンで悲劇 2006年08月12日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンでは昨日、国連安保理会合の開催を前にして「最後の15分」の外交努力がなされ、イスラエル軍が終戦を前に戦果を挙げようと陸海空における作戦を展開するなかで、これら二つの動きが白熱した競い合いを繰り広げる最も困難な時期を迎えた。首相府とアイン・アル=ティーナの国会議長官邸は緊急の外交対策本部となり、「ムスタクバル・ブロッ 全文をよむ
■ 安保理、レバノンでの停戦決議採択まであと一歩 ■ 停戦受け入れの条件に達するべく、ベイルート、カイロ、ニューヨークで外交努力 ■ 中部で地上戦、橋への空爆、55発のミサイルがハイファへ ■ イスラエル紙、支持率下降を受けてオルメルト首相に辞任要求 2006年08月12日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、ニューヨーク:アラーウ・リヤード、ワシントン:ホダー・タウフィーク】 現在、数多くの国際的な当事者が、真剣かつ一刻を争う形 全文をよむ
■ クライティム地区付近の放送施設に爆撃 ■ イスラエルからハリーリー議員への「不満のメッセージ」 ■ レバノン、大国による合意の受諾か、決議なき状態か ■ マルジャアユーン陥落 国軍駐屯地制圧 ヒズブッラー、ヒヤームで抗戦 2006年08月11日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンに対する激烈な戦争の闇のなかで、30日ぶりに停戦に向けて「かすかな光」が瞬いた。しかし戦場においては新たな展開があり、イスラエル軍は大規模地上攻撃は「まだ始まってはいない」と発表しなが 全文をよむ
■ 外交努力失敗 ウェルチ米国務次官補のベイルート訪問も不首尾に ■ 地域全体に戦争波及の懸念高まる ■ イスラエル、昨夜レバノン南部に3ヶ所から侵攻 ■ ナスルッラー書記長、レバノン南部を「侵略者」の「墓場」にすると警告 レバノン国軍の展開を支持 2006年08月10日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの対レバノン戦争が始まってもうすぐ1ヶ月を迎えるなか、イスラエルは地上作戦の拡大を決定した。このため戦争がレバノン国内にとどまらず、より広く地域全体にさらに重 全文をよむ
■ イスラエル、リタニ川以南は全て爆撃目標にすると威嚇。本日、地上作戦の今後を決定 ■ イスラエル兵3名死亡、レバノン人1名死亡、34名負傷 ■ ヒズブッラー、イスラエル北部に90発のミサイルを発射 【ベイルート:アハラーム支局、ワシントン:ハーリド・ダーウード、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルは一昨日、救援隊を例外として、リタニ川以南の地域で動く目標はすべて爆撃すると警告するビラを空から撒いた。同時に、レバノン南部のヒズブッラーの拠点を目標とした空爆と砲撃が続けられ、 全文をよむ
■ ヒズブッラー、「長い戦い」との見通し示す ■ イスラエル、「大規模な地上作戦」を行うと威嚇 ■ 炎のベルトがレバノン南部を取り囲む 身動きも出来ぬ街スール ■ レバノン国軍、南部展開のメカニズム決定を待つ 国軍以外の武装を許さず 2006年08月09日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノンにおいて28日前からつづく戦争を抑えるための国連安保理決議は今週中に採択される予定であるが、ベイルート南部郊外の周辺地域においては昨夜も破壊的な爆撃の音が轟きわたった。レバノン 全文をよむ
■ アサド大統領「米仏の決議案は不安定化への処方箋」 2006年08月07日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ロイター】 シリアのバッシャール・アル=アサド大統領は昨日、レバノン問題に関してアメリカとフランスの提議した安保理決議案がレバノン国内の全ての政治勢力の合意なしに採択されれば、情勢のさらなる不安定化を招くことになると警告した。 シリア・アラブ国営通信社「SANA」によると、アサド大統領はコフィー・アナン国連事務総長に電話で、「レバノン人の意見が一致して 全文をよむ
■ ヒズブッラーのミサイル、イスラエル兵12人を殺害 ■ レバノン南部での激しい戦闘により、イスラエル兵2人とレバノン市民8人が死亡 2006年08月07日アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 国連安保理が停戦決議に合意するまでに少しでも戦果を挙げようと、イスラエルは時間との競争を始めた。戦闘開始から26日目に突入した昨日には、ヒズブッラーのミサイルがガリラヤ北端のキルヤト・シェモナの北にあるカフル・ジラ 全文をよむ
■ リタニ川に到る緩衝地帯の設置、「ヒズブッラーの全攻撃」の禁止、国連憲章第7章に基づく国際部隊派遣の準備 ■ 米仏の停戦案、月曜日か火曜日に採決へ ■ レバノン、「鉄と火」の交渉に突入 代替案を提示 2006年08月06日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【その他各国の首都:本紙および諸通信社】 アメリカとフランスは昨日、イスラエルとヒズブッラーの間の即時停戦を求める安保理決議案に合意した。これに対してレバノン政府はただちに 全文をよむ
■ オルメルト首相、ヨーロッパ諸国はコソボで何万もの民間人を殺害したと批判、イスラエルへの説教をやめろと要求 2006年08月06日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ベルリン:マージン・ハッサーン】 イスラエルのオルメルト首相は、レバノン攻撃を続ける同国に対するヨーロッパ諸国からの批判はレバノンで起きている事態の誤った認識と誤解から生じていると評した。 今日掲載のドイツのディ・ベルト紙との会見においてオルメルト首相はヨーロッパ諸国に辛らつな批判を浴 全文をよむ
■ 国連と世界各国の集中的な努力 「近日中」に停戦へ 2006年08月05日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン:ヒシャーム・ムルヒム】 【その他各国の首都:諸通信社】 ニューヨークとベイルートでは昨日、ヒズブッラーとイスラエルの停戦のためにフランスが提案した決議案の最終的な形とその優先事項についての話し合いが続けられた。フランスのジャック・シラク大統領は国連のコフィー・アナン事務総長に対して、フランスは「皆に受け入れられるかたち」を目指して努力していると伝 全文をよむ
■ イスラエル、レバノン東部のカーア村を空爆。33人の労働者が死亡、大多数はシリア人 ■ イスラエル戦闘機、レバノンへの空爆を激化。レバノンと外界を結ぶ橋を破壊 ■ アムネスティー・インターナショナル:「カナでの虐殺に関するイスラエルの報告書は偽り」 2006年08月05日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 レバノンでの停戦を求める安保理決議採択をめざす国際的努力が続く中、昨日もイスラエル軍は残虐な作 全文をよむ
■ 国会に「危機対策チーム」設置へ ■ セニョーラ首相「国民の保護は我々の責任」 ■ ナスルッラー書記長「ベイルートが空爆されればテル・アビブを攻撃」と警告 イスラエルはインフラを破壊すると脅迫 ■ ヒズブッラー、拠点確保に固執せずゲリラ戦 イスラエルはリタニ川までの進軍を目指す 2006年08月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 レバノン南部戦線における戦場地図の書き換えが迫られ、戦火のマグマがレバノンおよびイスラエルのその他の地域に飛散する状況のなかで、ヒズブッ 全文をよむ
■ ムバーラク大統領からブッシュ大統領へ、レバノンでの無条件停戦を要求する緊急メッセージ ■ ヒズブッラー部隊とイスラエル軍の間で南部の20カ村周辺にて激しい戦闘 ■ ナスルッラー師:「イスラエルがベイルートを爆撃するなら、テルアビブをロケット弾で攻撃するだろう」 ■ セニョーラ首相:「900人の死者と3000人の負傷者と100万人の避難民が3週間の侵略で犠牲になった」 2006年08月04日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP 1面 MENA(中東通信社)が得た情報によると 全文をよむ
■ モラティノス外相、シャバア農場問題の解決へ努力 セニョーラ首相、近日中の停戦は期待せず ■ レバノン・イスラエル国境地帯4ヶ所で最も激しい地上戦 ■ ヨルダン川西岸地区へミサイル到達 イスラエル、レバノンを脅迫 2006年08月03日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルによる対レバノン戦争は22日目をむかえ、軍事的な衝突の激化と各方面による外交努力がかつてないほどの激しい競い合いを展開した。またイスラエルは国境地帯の4ヶ所でのヒズブッラーの戦闘員との激烈な地上 全文をよむ
2006年08月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ■ レバノン南部、ヒズブッラー兵とイスラエル兵二万人の間で傷ましい地上戦 ■ ヒズブッラー、アイター・シャアブ村でイスラエル兵35人死傷と発表 ■ イスラエル政府、国際部隊の展開を準備するとしてリタニ川までの陸上作戦拡大を決定 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 昨日、レバノン南部においてヒズブッラー軍とおよそ二万人のイスラエル兵との間で、 傷ましい地上戦が行われた。イスラエル 全文をよむ
■ ドストブラジ外相とモッタキ外相がイラン大使館で電撃会談 ■ 空爆停止のなか国境地帯から避難つづく 攻撃の惨状が明らかに ■ イスラエルは停戦決議案の採択に先がけて地上侵攻を行うと宣言 2006年08月01日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 ベイルートで昨夜、イスラエルの対レバノン戦争によって国際レベル、地域レベルでの「区分け」が起きていることを物語る外交的な事件が発生した。フランスのフィリップ・ドストブラジ外相とイランのマヌーチェフル・モッタキ外相がベイルートのイラン 全文をよむ
■ イスラエル、虐殺の正当化と48時間の停戦合意の間で揺れ動く ■ カナの子供たちが国際社会の立場に変化もたらす ■ レバノンは犠牲者のもとで団結、交渉を拒否 2006年07月31日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 1996年のカナにおいても、2006年のカナにおいても、イスラエルは同じ血まみれの方法をとった。今回は、対レバノン戦争開戦から19日たってもヒズブッラーの殲滅に失敗していることの埋め合わせをするための最も暴力的な焦土作戦であった。 第2次カナ虐殺は、7 全文をよむ
■ カナで再びイスラエルによる血塗られた虐殺、レバノン市民57人を殺害 ■ ヒズブッラー、女性と子どもたちのための報復として、イスラエル北部にミサイル砲数十発を発射 ■ オルメルト首相、停戦の呼びかけを拒否、レバノン攻撃続行を命令 2006年07月31日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルは対レバノン戦争において新たな血塗られた虐殺に手を染めた。昨日早朝、イスラエル戦闘機は攻撃開始 全文をよむ
■ ブッシュ大統領とブレア首相、戦闘終結のための包括的計画を準備 ■ シラク大統領、停戦を急ぐ ライス長官が今日レバノン再訪 2006年07月29日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ワシントン、パリ:ヒシャーム・ムルヒム、サミール・トワイニー、諸通信社】 【AP、ロイター、AFP】 アメリカのジョージ・ブッシュ大統領とイギリスのトニー・ブレア首相は昨日ワシントンで、早急に中東へ向けて国際部隊を送りたいと述べた。しかし両首脳は、レバノン・イスラエル国境における戦闘を 全文をよむ
■ ヒズブッラー、アフーラにミサイル5発を射ち込むことで、ハイファ越え攻撃の段階を開始 ■ イスラエル師団、ビント・ジュバイルとマールーン・ラアスからの撤退を余儀なくされる ■ ヒズブッラーの戦闘能力をめぐって、モサドと軍指導部の間に対立 2006年07月29日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム・ワシントン:諸通信社】 昨日午後、ヒズブッラーは、自身の軍事部門である「イスラーム抵抗運動」が、ハイバル1という新型ミ 全文をよむ
■ ビッリー国会議長が中心的な役割 外交筋からの憂慮すべき情報が決定に寄与 ■ 閣僚会議は分裂を乗り越えセニョーラ首相の計画を採択 ■ イスラエルは空からの攻撃を激化し、さらに予備役兵を増派 2006年07月28日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルの対レバノン戦争が始まってから16日目の今日、レバノンはヒズブッラーの合意ゆえに大きな重要性を帯びることになった政治的決定を下した。閣僚会議はセニョーラ首相がローマ国際会議において行ったスピーチの内容について、そこで提 全文をよむ
■ レバノンでの犠牲を受けてイスラエルをショックとヒステリー状態が覆う ■ イスラエルはミサイルが発射されるすべての村の破壊と追加予備役の召集を決定 ■ ヒズブッラーは化学工場を砲撃、イスラエル北部へ40発のミサイルを発射 ■ イスラエル閣僚:「我々には決定を下し、勝利を実現する能力のある軍事的指導者がいない」 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領地エルサレム:諸通信社】 イスラエルがレバノンに対する全面戦争を開始してから16日目、イスラエルが被った予期せぬ犠牲はヒステ 全文をよむ
■ シラク大統領、シリア国境への国際部隊派遣を支持 ■ ムバーラク大統領「レバノンのために戦争に参加することはないだろう」 2006年07月27日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【AFP、ロイター】 イスラエルの対レバノン戦争に対する国際社会やアラブ諸国からの反応が相次ぐなか、フランスのジャック・シラク大統領は昨日の「ルモンド」紙のインタビューでレバノン・イスラエル国境およびレバノン・シリア国境に国際部隊を展開することを提案した。またエジプトのホスニー・ムバーラク大 全文をよむ
■ アラブ議員連盟の緊急会合でムーサー事務局長:「紛争の根本的解決無しに“新しい中東”はありえない」 ■ 「アラブの姿勢は弱腰だ」 ■ スルール議長:「イスラエル兵を捕虜に取ることは合法だ…西洋諸国は事態を黙認している」 2006年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【マスウード・ヘンナーウィ、サミール・サイイド】 アラブ議員連盟は昨日、アラブ連盟本部で緊急会合を開いた。ヨルダン国会議長のアブドゥルハーディー・マジャーリーが議長を務め、アラブ連盟のアム 全文をよむ
■ サウジがレバノンに10億ドル送金、5億ドル無償援助 ■ ローマ会議で国際部隊について協議 セニョーラ首相、ターイフ合意の履行を要請 ■ ビント・ジュバイルで戦闘 ナスルッラー書記長、「ハイファよりも領内深くを攻撃する」と警告 2006年07月26日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 世界各国およびアラブ諸国の代表が今日ローマに集まりレバノン情勢について協議を行うが、この24時間の現場における事態の展開は、政治的な動きを上回る激しいものであった。ローマにおける国際会議の開 全文をよむ
■ ビント・ジュバイルの命運をめぐって情報が錯綜 ■ イスラエルはレバノン領内に70km以上は侵入しないと明言 2006年07月26日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、ガザ:本紙特派員】 イスラエルのレバノン攻撃は14日目に入っても続けられ、南部の戦略的拠点であるビント・ジュバイルではこの二日連続でイスラエルとヒズブッラーの戦闘員による激しい戦闘が行われている。 イスラエル側は軍事作戦開始以来はじめて、イスラエル 全文をよむ
■ムバーラク大統領はレバノンでの即時停戦を要求・・危険な現状に警告 ■エジプト-サウジアラビア首脳会談は今日、軍事的対立の終息と人道危機の歯止めを模索 2006年07月25日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領はレバノンでの即時停戦と、人道危機および罪なきレバノン市民が犠牲となっている流血の事態への歯止めを呼びかけた。 またムバーラク大統領は、現状は極めて危険な状態であり、速やかな対処が必要であると警告、停戦と二週間近くも続いているレバノン南 全文をよむ
■ イスラエル、国境に追加の部隊を動員、レバノン南部とベイルートへの爆撃を継続 ■ ヒズブッラーのミサイルにより2人が死亡、15人が負傷、イスラエル北部住民の半数が避難を強いられる ■ イスラエル政府、NATO指揮下の国際部隊展開を受け入れ ■ シリア、自国国境への接近に対して警告 2006年07月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、占領下エルサレム:諸通信社】 イスラエルはレバノンにおける軍事作戦の継続を決定し、北の国 全文をよむ
■ イスラエル軍部隊さらに増派 ひきつづき放送用アンテナを爆撃・破壊 ヒズブッラーのミサイル爆撃ひきつづき ■ イスラエルは国際部隊派遣に合意 戦争を「数週間」続けると警告 ■ ビッリー国会議長、政府が捕虜交換交渉を担当すると発表 2006年07月24日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 【ナハール紙、AFP、ロイター、AP、EPA】 イスラエルの対レバノン戦争が12日目に入り、外交および政治において新たな展開の兆しが見えてきた。その具体的な内容はアメリカのコンドリー 全文をよむ
■ イスラエル、南レバノンに安全保障地帯設置を準備 ■ イスラエルによる集中的な空爆と限定的な侵攻続く。ヒズブッラーはハイファにミサイル弾を発射 ■ ブッシュ、ライス長官の中東訪問前夜に、ヒズブッラーとの対決による危機の解消を要請 2006年07月23日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート、ローマ、ワシントン:ファトヒー・マフムード、ムスタファ・アブドゥッラー、ホダ・タウフィーク】 イスラエルが陸・海・空からレバノンに戦争を仕掛けてから11日目に入っても 全文をよむ
■ ムバーラク大統領:「軍事行動は危機をさらに複雑化する。ただちに停戦を」 ■ 大統領、MENA編集長との会見で:「レバノンからエジプト人を退避させるためにシリアへ軍用機2機を派遣する」「安保理内外の大国は、即時停戦には向かわず」 2006年07月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 昨日、ホスニー・ムバーラク大統領は、無辜の人命を救い、インフラ破壊を阻止するため、レバノン・パレスチナ両地域での即時停戦を訴えた。また軍事的解決では現下の危機を終結させられず、それどころか 全文をよむ
■ ムバーラク大統領とバハレーン国王、レバノンとパレスチナに対する軍事攻撃激化と停戦の必要性について協議 2006年07月21日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 エジプト-バハレーン首脳会談では、即時停戦の必要性と、レバノン・パレスチナ両国民に対するイスラエル軍の軍事行動激化、高まる危機の収束、地域を危険な状態に引き込むことの阻止、レバノンの主権とその独立の尊重および保証などについて話し合われた。 ホスニー・ムバーラク大統領とバハレーンのハマド・ブン・イーサー国王は 全文をよむ
■ セニョーラ首相が世界に向け呼びかけ「祖国の瓦礫の上に存立しうる政府などない」 ■ 攻撃開始後8日目の犠牲者64人以上 地上戦も発生 ■ 停戦めぐりアメリカ・フランス対立の兆候 2006年07月20日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルは昨日、対レバノン戦争の開始から2週目を迎え、時間無制限の戦争を行うとの脅迫を実行した。民間人を標的とする野蛮な攻撃によって、戦争の8日目は人的被害の点で最も深刻な一日になった。攻撃の結果、64人以上の犠牲者と73人以上の負傷者が 全文をよむ
■レバノンへのイスラエルの空爆が激化 ■地上でも激しい戦闘 ■70発以上のミサイルがイスラエル北部に向け発射 ■レバノン側の死者55名、避難民数千人、イスラエル兵の死傷者は20名 ■オルメルト:攻撃継続、交渉はなし ■ブッシュ:ヒズボラが問題の原因 2006年07月20日『アル・アハラーム』 【ベイルート、被占領地エルサレム:ファトヒー・マフムード、諸通信社】 攻撃開始から8日目、イスラエルの戦闘機はレバノン内の攻撃目標への空からの攻撃を増し、レ 全文をよむ
■ 7日目のイスラエル爆撃で24人死亡、数十人の負傷者 ■ オルメルト首相、戦争の継続を断言 ■ ヒズブッラー、5つの都市に対してミサイル20発を発射 ■ イスラエル、ヒズブッラーの軍事力50%を破壊と明言 ■ 米、現時点での停戦呼びかけを拒否 ■ リヴニ外相、ヒズブッラーの武装解除を停戦の第一条件に ■ 避難家族が身を寄せるレバノン南部のギリシャ正教の教会を爆撃 2006年07月19日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 【ベイルート:ファトヒー・マフムード、世界各 全文をよむ
■ ムバーラク大統領、即時停戦を要求 ■ 「イスラエルはこの戦争から何も得るところなく去るであろう。イスラエルは破壊を停止し、民間人を標的にしてはならない」 2006年07月17日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面 ホスニー・ムバーラク大統領は、戦闘と無防備なレバノン人民に対する破壊の停止、および民間人殺害とインフラ攻撃を止めることを求め、次のように述べた:「我々は、問題解決を冷静に考える機会を与えるため、無条件での即時停戦を望んでいる。なぜなら、論理と知性による話し合いを 全文をよむ
■ 国連、セニョーラ首相のイニシアチブを支援 G8サミットは監視団の派遣を要請 ■ イスラエル、レバノン南部を焼野が原に変えるべく住民の退去を勧告 ■ ヒズブッラーのミサイル、ハイファ砲撃につづきナザレ近郊に着弾 2006年07月17日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルのレバノン包囲網を通り抜けて、国連代表団の「第一陣」がベイルートに到着したが、日々の戦闘にともなって相次ぐ一連の虐殺を食い止めることは言うまでもなく、イスラエル軍がレバノンの都市や村やインフラを破 全文をよむ
■ イスラエル軍機がナスルッラー書記長の住居を破壊 ヒズブッラーはイスラエル軍艦艇を攻撃 ■ レバノン政府「作戦は長引くかも知れない」 ブッシュ大統領、損害の軽減を約束 ■ 国連安保理、停戦を要請せず エジプトとヨルダンはサウジアラビアの立場を支持 2006年07月15日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 なおも暴力が状況を支配している。ヒズブッラーの戦闘員によるイスラエル軍兵士2人の拉致への報復としてイスラエルのレバノン侵攻が始まって3日目に入った昨日、イスラエル当局の明 全文をよむ
■ 7月13日、イスラエルがレバノンを包囲・爆撃 ヒズブッラーと「領土爆撃戦争」 2006年07月14日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 2006年7月13日。イスラエルはこの日付を、中東における戦争とレバノン侵攻の歴史の新たな一頁として刻み込んだ。陸上部隊による大規模侵攻が実際に行われたわけではないけれども。 昨日から今日の早朝までひきつづいた戦争状態は、1996年の「怒りの葡萄」作戦以来レバノンがヘブライ国家との間で経験する最も激しい衝突である。イスラエルは陸上部 全文をよむ
■ 「誠実な約束」と「橋梁戦争」...ガザ地区の事態がレバノンに拡大 2006年07月13日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面 イスラエルが昨日レバノン南部からダームールにかけて展開した「橋梁戦争」は、[ヒズブッラーの]「誠実な約束」作戦に対する広範囲の報復への前触れなのであろうか?多くの国民が恐れるように、ガザで起こっていることがレバノン南部および全体に波及するという事態になるのだろうか? イスラエル軍が深夜までに9ヶ所以上の橋を破壊したのは、昨日の朝ヒズブッラーが電 全文をよむ