エジプト、ダルフールへの国際部隊派遣でスーダン政府と対話するよう国連に訴え(アル・アハラーム紙)
2006年09月02日付 Al-Ahram 紙

■ エジプト、国連に「ダルフールへの部隊展開前にスーダンとの対話を」と訴える

2006年09月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

 アフマド・アブルゲイト外務大臣は、ダルフールでの平和維持活動を国連に委ねることを決定した安保理決議1706号の採択を受けて、国際平和維持部隊の展開をめぐって前向きな返答をスーダン政府から確実に得られるよう、国連と安全保障理事会はスーダン政府との対話を継続するべきだと強調した。

 アブルゲイト外務大臣は、スーダン領内に外国部隊が展開することについて、スーダン政府の合意なしに話を進めることの危険性を警告した。また平和維持のためのどのような派遣であっても、それが成功するための唯一の保障は、受け入れ国と紛争当事者が、平和維持部隊の展開の利点と重要性、および部隊がそこに存在することの目的について納得し、合意することにあると付け加えた。



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( 翻訳者:勝畑冬実 )
( 記事ID:3416 )