イスラーム組織幹部:「94年のナギーブ・マフフーズ暗殺未遂は誤りだった」(アル・アハラーム紙)
2006年09月03日付 Al-Ahram 紙
2006年09月03日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
イスラーム主義組織「ガマーア・イスラーミーヤ」の歴史的幹部達は、世界的な文学者、ナギーブ・マフフーズを狙った1994年の暗殺事件は個人の犯行であり、組織の一員とみなされる何人かが指導部に相談せずに実行したもので、世界的な思想家に対する誤った行為だったと明言した。
ガマーア・イスラーミーヤは声明を発し、「我々は現在では思想と見解の徒としての立場を採っている。ペンに対抗するにはペンと意見、思想を持ってしかありえず、ペンに銃を向けることはイスラームとムスリム、および彼らの祖国にとって、益する以上に害をなす」と述べた。
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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:3420 )